「グリッドマン ユニバース(物理)」グリッドマン ユニバース uzさんの映画レビュー(感想・評価)
グリッドマン ユニバース(物理)
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監督が上司の元同級生という贔屓目を抜きにしても、名作です。
TVシリーズと描写を重ねて、深掘りして、先を描いて、謎や伏線を回収する完璧な続編。
ボイスドラマ要素も拾ってくれてましたね。
キャラクターの変化や成長、苦悩も自然で違和感がありません。
『ひめ』の声が満を持しての“あの方”だったのも、嬉しい要素でした。
日常描写は相変わらず素晴らしく、会話だけでなく背景も抜群。
特に六花は、女子同士の時の座り方や、あの“待ってる”感じの空気感が本当にリアルですね。
戦闘は、一戦目のローアングルが非常に好みだった反面、後半にいくと誰がどの状態か分からなくなった。
ここはちょっと盛り込みすぎた印象。
キャラが多いぶん物足りなさはあるものの、裕太と六花の関係を軸にしてるのでゴチャゴチャはしません。
出ないと思っていたアカネ(総集編入場特典でのポーズも伏線とは)や、一コマだけど怪獣優生思想も見られた。
アンチと2代目も上手く両バージョン出してきて、このへんのバランス感覚は本当に見事です。
個人的にはラストバトルをもう少し控えめにして、人間ドラマがもっと見たかったとは思います。
台詞も聞き取れない箇所がいくつもありました。
でも、終始色んな意味でニヤニヤしましたし、声の演技も相まってキャラが本当に魅力的な作品です。
バトル無しで、ボイスドラマのような日常コメディも見てみたい!
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ブレミンさんのコメント
2023年3月29日
コメントありがとうございます。ゆるっとした雰囲気とキャラの魅力もこのシリーズの良いところだなーと改めて実感しましたね。
ヒロイン2人の色紙良いですね!自分は2回目もシークレットでした。謎の運の良さでした。そう来るのか!という組み合わせです。思わずニンマリ。