シャドウ・イン・クラウドのレビュー・感想・評価
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お笑い路線を徹底できなかった中途半端なBC級映画
うーん、こういうBC級ジャンルを否定はしないけど、これはちょっとな~w
何というか、ありえなさすぎて痛快、爽快な感じがまるでわかないのが致命的だろう。
「ミステリーゾーン」の旅客機の翼を壊すバケモノが登場するわ、ゼロ戦が登場するわ、軍人同士の不倫とその結果生まれた赤ちゃんが登場するわ、女は強い、いや母は強い、バケモノを殴り倒すくらい強い…まあ、いいけどね。それにどう反応しろっていうのか? 小生はため息をつくしかないのであるw
きちんと論評するなら、これはギャグ映画である。ならばその路線を徹底して、お笑いの要素をふんだんに盛り込んでいたなら、いいパロディ映画になっていたのではなかろうか? ついでにサン・テグジュペリ、星の王子さま、リンドバーグ、「エイリアン2」のシガニー・ウイーバーとか、あれやこれやネタを紛れ込ませていたら、結構面白かったかもしれない。
な、な、何を見せられたんだ?
箱の中に固定もせずにあんなブンブン振り回されたら赤子死ぬだろ。つうか何だったんだ?この映画?まず開始早々銃座に閉じ込められて、声だけ出演の皆様、ぼんわりとイメージ映像での自己紹介、吹き出しちゃうような演出だけどあぁコロナまっただ中の撮影で工夫をこらしたのね、吹き出してすいませんと思ったら、その後は結構ちゃんと接触してますね、ってことはその演出サイコー!と思って撮ってたんですね(絶望...)いろんな方面にいろんな敵がいてクロエさん大変でしたね。この女優さんはもうちょっと大物になるのかと思ったけど、三流ドタバタ専用のかわい子ちゃん女優に落ち着きましたね。年取ったらどうすんだろ?最後の文句はアメリカ映画にありがちな憎たらしいヤツ全員都合よく死んで、メデタシメデタシな結末。こういうの危険思想だと思うんですけど。何にしてもこれちゃんとコメディとして宣伝してあげれば良かったのに。サスペンスみたいなポスターいかんよ。
あり得ないの連続
物語前半は密室劇のようで予算が少ないなりの演出かと思いきやそうでも無さそう、とにかく男がクソ、全くもって役に立たない、禿げのおっさんは最後に漢気を、クロエの痛々しい前半が嘘のように元気はつらつ母乳シーン、あり得ない展開や描写に違和感よりも呆気に取られて楽しくなる感覚、これくらいシンプルに潔くハラハラさせられてスカッとする映画も珍しい!?
TVの深夜放送にピッタリなB級娯楽作品として面白さはそれ以上、監督の次作が気になる。
中途半端なバカ映画だが嫌いじゃない
太平洋戦争下、機密任務を帯びた女性兵士の乗るB-17爆撃機が日本軍の戦闘機やグレムリンに襲われて大騒ぎ。
筋書きは悪くないし、銃座に閉じ込められた女性兵士視点中心で進む前半は面白いが、後半の物理法則ガン無視なアクションとか危険度が普通の野生動物レベルなグレムリンとかイマイチ。
もっとデタラメ感が欲しかった。
あと機密の正体は最後に明かした方が良かったと思う。
母は強し…どころの騒ぎではない(笑)
雰囲気的に明らかにB級感強め作品だったのであまり期待せずに観始めたが、オープニングがほんのりタランティーノ的だったので、これはっ!と思ったのも束の間、やはりそんなメチャクチャなっ…て感じの内容。
前半は寝落ちしそうなほどまったりしているのだが、中盤からいきなりゴッチャゴチャの乱痴気騒ぎだ。
とにかくメチャクチャなストーリー展開なのだが、何だろう観終えた後のこの満足感。わかっちゃいるけどハラハラしたし、笑ってはいけない場面なのかも知れないが所々で思わず吹き出していた。ある意味ものすごく面白い。ニューヒロイン誕生!?
こういう作品ってどういう趣旨で創るのだろうと思うところはあるものの、この絶妙な「狙い」は芸術的と言っても過言ではないほど。これってやはりタランティーノ的ってこと?
思ったんと違う。けどサイコー。
ホラーかスリラー作品観ようかな、と思って選んでみたらとんでもない事になった。
サムネイルの印象から、エイリアンの一作目みたいな密室ホラーかな?ぐらいの気持ちだったが、完全に裏切られる。密室は密室でも、銃座に随分長い事入ってて、エイリアンというより、むしろthe guilty。
え?このまま行くの?と思ってたら、これまた裏切られる。
でもだんだん見えてきたぞ、これは予算配分だ!きっとどこかで取り返すはず。だって、音楽が良すぎる映画に悪い映画はないはずだ。
この予想だけは当たった。爆発からの格闘。ここのCGに割り振られた予算と比例して気持ちは爆あがり。
ホラーでもスリラーでもなく、無双アクションだった❤️
本作はテンポ感や話の流れ、音楽まで80年代の映画作品の雰囲気をしっかり出していて、日曜日の午後にテレビ東京でやりそうな、でも最後まで観ちゃって、「意外と面白かったよね。」なんて思ってしまえる感じが、サイコーに良い。低予算感はあるけれど、だからこそ味わいがあって、しっかり記憶に残る作品。
まぁ、B級苦手な人だと、なんじゃこりゃ?って言われそうだけど、わたしは好き。
クロエ・グレース・モレッツが、本当に貫禄出てきた。今こんな体は張れるとなると、今後も楽しみ。
クロエちゃんやから観たんやけど
**坊を運ぶのにこんだけ手間かけなアカン?
空飛んでいる時は会話だけの繋がりとか
敵の襲来とか未確認生物の攻撃とかなかなかサスペンスフル。
やけど墜落してピンピンはないやろうし
こいつの存在意義がよくわからんかった。
全体としてまとまりのない内容。
40点
1
イオンシネマ草津 20220407
クロエちゃんファン必見、ファンじゃない人は…
シネマンションで取り上げた作品
クロエちゃん作品なので
マイリストに入れて
埋もれてました
監督さん、クロエちゃん大好き
なんですね、クロエちゃん以外のシーン
全員モブキャラ扱い
ラストは…
ヒットガール復活します
まぁ、全編クロエちゃんのPVだね。
クロエちゃんファンはマスト映画
クロエちゃんファン以外の人は
あまりオススメ出来ないかなぁ
時間あるならどうぞ
あらゆる点で期待以上
エイリアンの元ネタということを聞いて鑑賞。
予告映像はさんざん観せていただき、B級の予感しかしなかったんですが、予想を上回る出来栄えに笑いが途絶えることもなく満足しました。
クロエ・モレッツがひたすらに可愛くて強過ぎるのを楽しむ。それだけの作品です。
短めの作品で命拾いしました。
クロエの独り舞台
『キックアス』で、チャーミングで、強い女の子を演じたクロエ・グレース・モレッツが主演で、第2次世界大戦下で極秘任務を描いたサスペンス・アクション。そこに、魔物のような生き物も登場させることで、ファンタジー・ホラー的な要素も絡めている。『世にも不思議な物語』で、スピルバーグが描いた『ミッション』と『トワイライト・ゾーン』の『2万フィートの戦慄』を合わせたような内容だ。
作品に映し出されるシーンの殆どが、クロエの一人芝居。機密物資を運ぶ極秘任務に就いたギャレット演じるクロエが、爆撃機のボールターレットにハッチの故障で閉じ込められ、飛行機内の乗組員との無線会話で物語は進む。女ということだけで、乗組員から罵声や卑猥な言葉を投げつけられる中でも、毅然とした態度で任務遂行するギャレットが描かれていく。
しかし、そのボールターレットの窓から、伝説の魔物・グレムリンを発見し、迫りくる魔物と対峙していくギャレット。また、敵国・日本のゼロ戦も雲の合間から現れ、機銃掃射を浴びる。魔物とゼロ戦の2つの危機が刻一刻と迫る中で、勇敢に立ち向かうギャレット。それは、極秘任務で運搬する荷物の中身に由来するものであり、あまりに意外なその中身が露になる事で、ギャレットに隠された秘密も明らかになっていく。
童顔な少女だったクロエが、女性として、母として、逞しく、強くなって成長した姿を映し出されている。クロエ・ファンには、堪らない作品となるだろうが、ちょっとそれは無理だろうというシーンや、ラスト・シーンの後の方が心配になり、辻褄やリアルさには欠けていた。
この作品の真意は、本作のエンドロールで流されたシーンから、第2次世界大戦の従事した女性兵士への追悼の意味も込められていることがわかる。
久しぶりに映画オタク心をくすぐる、
最高に面白い映画でした!
もうしょっぱなの水たまりを踏みつけるシーンからダリオ・アルジェントばりの極彩色に、
ジョン・カーペンターばりのチープなシンセミュージックが流れて、
タイトル「Shadow in the Cloud!」ってセンスよすぎてそれだけで大興奮。
あとはひたすらクロエ・グレース・モレッツが強く逞しくて素敵でした。
楽しむのが正解
まじで?の連続で引き込むモンスター・パニック。
密室劇のような前半から、不自然なほどノリノリの後半へ。
M.I.みたいなアクションを契機に、勢いつけて転がる展開が痛快。
ラストのシークエンスも最高で、男どもの間の悪さといったら…笑
細かいことを考えずに、ただ楽しむのが正解だと思う。
予想以上のB級だったが
本編、ひたすらクロエ推しの作品。秘密の任務で輸送機に乗り込んだ後、離陸時から入れられた操舵室に閉じ込められる形となり、そこから後半まで無線で機の人間と揉めながら、襲来する日本の零戦と、グレムリンと対峙するという、ひたすらクロエの1人芝居となる怪作である。事ある毎にセクハラ発言をする男どもと、比較的協力的な男。どうせこの男と上手くいくんだろうな・・・等と考えていると、物語は予想を超える展開となる。本作では冒頭からグレムリンがいる事を匂わせる形であるが、何故、どこから来たのか、何体いるのか等のこちらが知りたい情報は一切省いている。 2008年公開のマット・リーヴス監督作、「クローバーフィールド/HAKAISHA」でも似たような手法が取られているが、こちらはこぢんまりした作品のため、身近な恐怖の様に思え、雰囲気作りには一役買っていると思われる。
基本は顔の見えない機の連中と無線で会話をするのだが、顔が見えない相手から暴言を浴びさせられるのは、現代のSNS社会に存在する闇を風刺したものなのだろうか。また、女性が虐げられていた時代が変化し、活躍していくという時代の変化を描写している。本作でクロエが「何でも出来ちゃう子」なのもそれが大きな理由だろう。
CGがチープで幻滅してしまう部分もあるが、83分という短い本編の中に色々と工夫が詰まっており、それなりに見応えのある作品であった。
予告ではクロエがグレムリンを思い切り殴りつけるシーンがピックアップされるが、全体に渡ってかなり突拍子の無い作品である。ここまで来ると脚本はあって無い様なもの。色々な意味ですごい作品を観た気がする。
クロエ作品の中では悪くない
観るに当たっては第二次世界大戦時にイギリスで編成された女性の空軍組織WAAF(Women's Auxiliary Air Force)について知っておく必要がある。
WAAFは実戦闘ではなく後方支援が主だったようだが戦場は男社会という事もあり女性に対する差別や侮蔑も酷かったようだ。
『シャドウ・イン・クラウド』はそんなWAAFに所属する主人公ギャレットが男性社会の中で逞しく戦っていく姿を描きながら戦時を生きた女性達への女性讃歌になっている。
つまり敵のグレムリンや日本軍や仲間の男性兵士も強い女性を引き立てるための添え物でしかない。
ラストのバトルシーンが正に象徴的。
グレムリン=キモい、やや強い
日本空軍(零戦)=早い、強い
仲間の男性兵士=下品、バカ、弱い
という感じなので強い女性……というかクロエ・グレース・モレッツを観る映画になっている。
80分近い尺の7割がクロエとたまにグレムリンしか映ってない(男は通信の音声のみ)シーンなのも割り切っている。
ストーリーはダメダメだが
クロエ・グレース・モレッツ扮する女性将校モードが極秘任務で闖入した爆撃機が離陸する。満席のため球形機関銃座に押し込められ、散々セクハラをうけるモード。そこでモードはグレムリンを発見するのだが.... 秘密任務の内実とか、噴飯もののしょうもないストーリーだったが、そこそこ緊迫してたし面白かったのでOK。グレムリンと対峙するところとか笑える。
クロエもまあまあかわいいしね。
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