「逆立ちしたって人間は神様にはなれない」劇場版ラジエーションハウス Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
逆立ちしたって人間は神様にはなれない
神奈川県にある甘春総合病院のラジエーションハウスで働く人達を題材にしたドラマの劇場版で、放射線科医の杏が離島で危篤になった父親の元に駆けつけて不在となる中で巻き起こる話。
台風が迫る離島に向かった杏…は置いといて、とりあえず初っ端からフリにフリ捲っている車の夫婦から話しはスタート。
まあ、そうなるよね。
話の持って行き方とか構成はTVドラマと同じだし、訴えかけて来るものも同じで悪くはないのだけれど、映画だしちょっと気合い入り過ぎちゃったかな?というか後輩君はいくらなんでもやり過ぎじゃね?からの超絶ご都合主義展開。
それが片付いていよいよ島パートになっても、ずっと強調されているから感染症もネタがバレバレだし、そもそも感染症はラジエーションハウスには不向きな題材じゃないかい?
半分コメディな作風だから、まあ何とか飲む込んで観られたし、結果面白くはあったけれど、やっぱりTVドラマ版観ていないとキャラクターとか相関も判らずイマイチ楽しめないかなという感じ。
結局のところ、TVドラマでもうちょい続けて欲しいかなと。
コメントする