バブルのレビュー・感想・評価
全170件中、61~80件目を表示
胸の高鳴りが止まらない!あの時の歌は優しい泡だった!
私の想像を遥かに超えていました。電影少女のようなヒロインとの出会い。盛り上げる音楽。フラッグを取る喜び。そう、あの時の歌は優しい泡だったのです。ラストは切なくてウルッときました。
特に音楽が素晴らしく、サントラのCDがほしいぐらいですが、売ってなかったです。
低評価の原因は非現実的な世界観だと思います。あの世界観に入り込めるかで、評価が変わってきます。
個人的には超力作だと思います。
娘は大いに成長
ネガティブレビューも多く見受けられるが個人的には本作は全然アリ。むしろ花丸。
川村さん企画作品の見所の一つ、音楽とアニメーションの融合は今回も期待を裏切らず。
Eveの疾走感溢れる軽快な音楽と躍動感たっぷりのハイクオリティ映像の融合には胸が躍ったし、特にりりあ。の歌声とアニメーションの協奏はその度に心を震わせた。
りりあ。の声はそのままでただただ優しく、美しく、愛おしかった。
声優としてのクオリティは一切不要と思える程。あの笑い声は何度も聞けます。
りりあ。=ヒロインとして抜擢した采配は感覚的に完璧だと感じた。
ストーリー設定に確かに摩訶不思議さは感じるが、追求すべき程のことではない。
童心で見れば感動すら覚えた。
想定外だったのが、バブルをきっかけに小学4年の娘がウタを描き、ウタの歌を唄い、ピアノを弾き、パルクールの真似事を始めたこと。
美術、音楽、体育への好奇心が一気に加速。
父として本作を生み出していただいた関係者の皆さまには大変感謝しています。
何が悪いのか?
ポスタービジュアルが可愛らしく、気になっていた本作。ところが、公開してからレビューを見ると大変点数が低い。なぜなのか?それを知るため、あえて観に行った。
まず、ビジュアルやキャラクターの動きはとてもよい。パルクールがテーマでもあるので、その動きのここちよさは大変重要な要素。ここに不満はない。
つぎにストーリー。はい、そうです。ここが圧倒的にダメなのです。子供の頃に読み、すっかり忘れている物語であるが、人魚姫に絡めた切ないストーリーであるところは悪くない。ただ、人魚姫であるウタがそもそも何者なのかよくわからない。いや、その前に、バブルによって崩壊した世界の設定がよくわからない。
東京タワーでは一体何が起きている?
パルクール大会はなぜ開かれるように?
ウタとヒビキはいつ恋に落ちた?
そして、そのビジュアルに反して、キャラクターに魅力がない。
たくさん出てくるヒビキの仲間にも、特に見せ場はない。2人くらい登場キャラ減らしても特に問題はなさそうだ。
途中何度も寝そうになった。この先の展開が気にならないから。
映画は総合芸術と言われる。
物語、音楽、ビジュアル、演技演出…。
物語がいけてないというのはある意味一番しんどいなとおもてしまった。
とても、うまくまとまっている作品。
とにかく映像が美しいの一言。どれほど手間をかけたのかというくらいクオリティが高く、ため息が出るほど。躍動感のある競技シーンも、思わず体が反応してしまうくらい迫力ある映像の連続です。音楽も音の演出も、激しいシーンでは煽るように、静かなシーンでは耳を傾けたくなるほどの静寂さを演出してくれてます。
見た目の物語だけではないので、オープニングとクライマックスはしっかりと鑑賞して欲しいです。
海獣の子同様、科学全般、天文や物理、生物の知識が少しあると理解が深まりまると思います。水の分子モデルは見ておきましょう。
美少女アニメだと思って観た方、残念でした。ガチンコのSFファンの方、よくぞいらっしゃいました。
ゲーテのファウストで魔法少女の脚本を書く人が、人魚姫でSFファンタジーを書くとこうなるというアニメです。どうぞ、心ゆくまで楽しんでください。
映像は煌びやかで美しかったです
なぜかキャラクターに全く魅力を感じなかったし、少し期待していた音響面も基本的な音質があまり良くないのでは?という印象で、色々とごちゃごちゃしているだけでやかましい印象の作品でした。CVもことごとくハマっていなかったなぁという…
絵は非常にキレイでした。動きで見せるところも結構あって、見入る場面もありました。でも、全体的な演出がなんかわざとらしく感じたし、動きの表現とか音の表現とかセリフとか、細かいところでことごとく違和感を感じてしまって、あまり・・・といった感想です。
残念ながら、自分がなぜ解約したのか再確認したような気がします。
アニメ映画は観ない方乍ら絵がキレイでなかなかの迫力。フィクションですから設定は奇妙奇天烈の方が宜しく普通は浮く泡が降ってくるのが面白い(絵としても美しいし)。深読みすれば原子レベルの輪廻の話?…
①モチーフの一つがアンデルセンの『人魚姫』なのでwikipediaでおさらいしたところ、『人魚姫』は実は王子への恋が叶わず海の泡になってしまうところで終わるのではなくその後空気の精霊に転生して空に昇っていくところで終わりなんですね。人生61年目にして初めて知りました。いやー、勉強になりますわ。本作もその最後の部分まで含めてオマージュしてるんですね。②ユーミンの『時をかける少女』の中に“♪ソ~ラは宇宙の海よ~♪”という一節があるように、本作の人魚姫様は宇宙からやって来たんですね。パルクールというスポーツも本作のおかけで初めで知りました。またまた勉強になるわ。③地方在住者としては、東京と言えばスカイツリーではなく、やはり東京タワーというのが興味深く、また東京が日本の首都で無くなってしまったというのも痛快。私の悪意からこの物語の背景をねじ曲げて想像すれば、東京の一極集中を呪う地方在住者の怨念があの泡を東京に呼び寄せたのかも。な~んて言えばお伽噺ではなく心霊譚になってしまいますが。まあ、こんな風に想像の幅を広げて自分で楽しんじゃえば良いんではないんでしょうか。④理屈っぽくなってしまった大人としては、(A)あのデカイ泡のドームの中では重力が壊れたらしいが、どのくらい歪んでいるのか(泡や足の踏み場になりそうなものは浮かんでいるが下の水は貯まったままだし花に普通に水やれるし)、(B)その重力異常は人間にどういう影響を及ぼしているとか、(C)あの赤い渦巻きは何?とか、(D)東京タワーの天辺から宇宙に吹き上げているあれは如何なるもの?とか、ついつい説明が欲しくなっていまうけれど、子供の頃は“桃を切ったら桃太郎が真っ二つになるのではないか?”なんて天の邪鬼に考えずにそのまま受け入れていたのだから童心に帰ればどうでしょう。④異種婚姻譚(この映画のカップルは結婚もしていなければセックスさえしていませんが)のヴァリエーションものではありますが、この世界では結ばれることはない二人でも(別の形で存在しているだけで)また別の世界か宇宙で結ばれるのだろう、また会えるよ、という余韻を残して終わっているのが爽やか。⑤ここから、人間も含めこの宇宙森羅万象に存在しているものは全て何からの原子が結合して出来ているものであり、いずれ崩壊し原子に戻り、またその原子が集まったところで爆発を起こし、結果色々な物質が生まれて集まり何かになり、また崩壊し…その中で出逢いと別れとを繰り返すという深淵な裏テーマになりそうなので、この辺りで止めときます…
合わなかった…
長編アニメーションは好きなので、何の予備情報もないまま鑑賞してきましたが、自分には合わず、なかなか世界観に浸れず残念でした。
ストーリーは、不思議な泡が降り注ぎ、周囲から断絶し、人々から見捨てられて廃墟と化した東京の中で、パルクールに青春を燃やす若者たちと、不思議な少女ウタとの出会いを通して、泡の謎がしだいに明らかになっていくというもの。…と書いてみましたが、鑑賞後の今でもあの泡がなんだったのかよくわかっていません。
冒頭から廃墟の中でのパルクールが繰り広げられるのですが、これはなかなか心地よかったです。そもそもパルクールというものを知りませんでしたが、帰宅後にYouTubeで観て若者たちの身体能力の高さに驚きました。そのダイナミックな動きとスピード感は、アニメでも存分に描かれていたと思います。
そんなパルクールの舞台となる廃墟と化した東京ですが、作品舞台として丁寧に描かれており、クオリティの高さがうかがえました。登場するキャラも、それぞれの個性が感じられるデザインで、悪くなかったです。
しかし、なんでしょう、不思議なくらいに物語に没入できませんでした。気がつけば意識が遠のいて、バブルならぬドリームの中を幾度もさまよっていました。その原因として、まず世界観がすんなり受け入れられませんでした。というのも、ディストピア東京で暮らす意味がわからないからです。何を求めてここにいるのか、なぜここから出ていかないのか、外の世界はどうなっているのか、イマイチ理解できませんでした。また、若者たちが普通に生活しているのですが、働く人間もいない街でライフラインはどうなっているのかも不明です。
また、ストーリーに魅力がないのは致命的でした。これではもうシンプルにつまらないです。なんとなく主人公の少年の成長を描いているようにも見えますが、それもよくわかりません。せっかくのキャラもあまりストーリーに関与しているように見えず、ウタにいたってはもう何が何だか理解不能です。「人魚姫」の話をモチーフにしているのはわかりますが、不思議な泡による世界を舞台装置としたなら、それをもう少し機能させてほしかったし、そのためにはウタの存在をもう少しミステリアスにするなりミスリードさせるなりして、終盤への伏線を張って盛り上げてほしかったです。
ついつい不満が先行したのは、寝落ちが多くて理解が追いついていない自分の責任かもしれないので、このあと他の方のレビューを読んで補完しようと思います。
崩壊と再生?
ファンタジーなアニメ。世界観は新海誠を目指しているのはわかるが?現状では?
バブルの本質をもう少し突き詰めないと何それとしか言いようがない。この手の作品が好きな人もいるかもですが、日本のアニメの充実度に食い込むのは困難だと思います。
49
雰囲気を楽しむアニメ
見た目と音楽で雰囲気を楽しむことはできた。
美術館とかプラネタリウムみたいにこういう種類の映画もありかとは思う。
でも基本的に、内容は無いよう 。状態なので、時間が長く感じた。
最後はもっとあっさり終わってくれてもよかった。
主人公の男の子の第一声目で、ちょっと下手そうなので声優さんではなさそうだな、
とおもったら、エンドロールみたらやはり俳優さんだった。
途中からは気にならなくなった。
ヒロイン喋らないけど、声は知らない人だったので新人さんかな。
疾走感
進撃の巨人の監督なのでパルクールの疾走感がとにかくすごい。
食料を景品にしてゴールを目指すスポーツ作品。
ヒロイン役兼主題歌のりりあ。さんの声がきれいです。バブルもきれいで見ていて良き。
主人公とリーダーの熱いところも良かった。
空気のようなメンバーがいたこと。ストーリーの展開が読めてしまったけども良かった。
ネトフリの先行公開のせいでここの評価が低くなっている感も……。
内容も映像も好き
つまらない。ってコメントを見かけましたが、私は綺麗な話だなと思ったし。
つまらない。のは貴方の心じゃない?って思いました。
映像は、見応えがあるものなので、是非見て欲しい作品でした!
グッズも沢山買いましたが、ブックしおりは中でも群を抜いて可愛くて、映画イマイチと思う方も買って見て欲しいです!
それなりにそれっぽい
フツーに面白そうだと思っていたので、配信が始まってからの酷評が信じられなかった。
Netflixを観ない自分としては、テレビやパソコン画面とスクリーンでは評価も変わるだろうと、あまり点数は気にせず鑑賞。
率直な感想としては世界観だったりビジュアル的に『君の名は。』や『シンヱヴァンゲリオン』になろうというのは感じた。近年の劇場オリジナルは大抵そうだろうけど。
パルクールのシーンやタワーでのシーンはフツーに楽しめたし、映像も凄いなあと思った。
タワー爆発の事とか、お姉ちゃんの事とかイマイチ釈然としない部分はある。もう一度観たらもう少し分かるかな?
僕は嫌いじゃない
ウタのキャラが少し綾波っぽいと思っていたけど、エンディング曲を歌う声優さんが、意外にもクセのある歌い方でびっくり。
心に残る現代のおとぎ話 (*´▽`*) 小説を読んでから見るのがおススメ
映画の評価が思いのほか低いので、先にノベライズされた小説を読んでから映画を観ました。
「響け!ユーフォニアム」などの原作者、武田綾乃さんが映画だけでは見落としてしまったり、描き切れていない部分をしっかりと小説に書き込んでいるので、映画を十二分に楽しむことができました・・・と言うか、本当に切な過ぎて泣けました。
最近の他のアニメと、設定や、描写など似かよって感じられる部分はあるものの、独創的で印象的な場面もたくさんありますし、何より、ウタの存在が愛おしい。
是非、小説を読んでから、映画館の大画面で観て欲しい作品です。
全170件中、61~80件目を表示