バブルのレビュー・感想・評価
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【ゼロ・グラビティのディストピア東京での、人魚姫と王子様の儚い恋。崩壊から再生の過程を鮮やかな色彩と疾走感溢れる画で描いた物語。今作品は、様々な観方を許容させる作品でもある。】
- ゼロ・グラビティ・ディストピア東京で、宙から降り注いだ数多のバブルの爆発により親を亡くした少年達が、現実のスポーツ"パルクール"を基にした、宙に浮く瓦礫片を足場にしながら、自由自在に跳ぶ姿の疾走感を鮮やかに描き出した画が素晴らしい。-
◆感想
・何故、謎の少女ウタは重力が歪んだ海に落ちたヒビキの命を助け、近づき、懐いたのか・・。
・何故、ウタとヒビキだけに、不思議な音が聴こえるのか・・。
- ヒビキは、幼き頃、聴力が異様に鋭かった・・。-
・何故、ウタは書棚から人魚姫の絵本を選んだのか・・。
・青い泡と赤い泡との違いは何を意味するのか・・。
- 描かれる、人類の戦いの歴。そして崩壊と再生を繰り返して来た・・。-
・タワーの中央でウタが、人類を赤い泡で攻撃するウタに似た、黒い姿を止めようとする姿。
- ウタと黒い姿は、姉妹であろう。善と悪との象徴ではないか、とも思った。-
<疾走感溢れるパルクールシーンや、泡の秘密が有る東京タワーに少年達が突き進むシーンは、独自性を持った迫力があり、見応え十分である。
ファンタジックで色彩豊かな世界観も、良い。
今作品は、観る側に色々な見方を許容させる作品でもある。>
疾走感
進撃の巨人の監督なのでパルクールの疾走感がとにかくすごい。 食料を景品にしてゴールを目指すスポーツ作品。 ヒロイン役兼主題歌のりりあ。さんの声がきれいです。バブルもきれいで見ていて良き。 主人公とリーダーの熱いところも良かった。 空気のようなメンバーがいたこと。ストーリーの展開が読めてしまったけども良かった。 ネトフリの先行公開のせいでここの評価が低くなっている感も……。
内容も映像も好き
つまらない。ってコメントを見かけましたが、私は綺麗な話だなと思ったし。 つまらない。のは貴方の心じゃない?って思いました。 映像は、見応えがあるものなので、是非見て欲しい作品でした! グッズも沢山買いましたが、ブックしおりは中でも群を抜いて可愛くて、映画イマイチと思う方も買って見て欲しいです!
それなりにそれっぽい
フツーに面白そうだと思っていたので、配信が始まってからの酷評が信じられなかった。 Netflixを観ない自分としては、テレビやパソコン画面とスクリーンでは評価も変わるだろうと、あまり点数は気にせず鑑賞。 率直な感想としては世界観だったりビジュアル的に『君の名は。』や『シンヱヴァンゲリオン』になろうというのは感じた。近年の劇場オリジナルは大抵そうだろうけど。 パルクールのシーンやタワーでのシーンはフツーに楽しめたし、映像も凄いなあと思った。 タワー爆発の事とか、お姉ちゃんの事とかイマイチ釈然としない部分はある。もう一度観たらもう少し分かるかな? 僕は嫌いじゃない ウタのキャラが少し綾波っぽいと思っていたけど、エンディング曲を歌う声優さんが、意外にもクセのある歌い方でびっくり。
心に残る現代のおとぎ話 (*´▽`*) 小説を読んでから見るのがおススメ
映画の評価が思いのほか低いので、先にノベライズされた小説を読んでから映画を観ました。 「響け!ユーフォニアム」などの原作者、武田綾乃さんが映画だけでは見落としてしまったり、描き切れていない部分をしっかりと小説に書き込んでいるので、映画を十二分に楽しむことができました・・・と言うか、本当に切な過ぎて泣けました。 最近の他のアニメと、設定や、描写など似かよって感じられる部分はあるものの、独創的で印象的な場面もたくさんありますし、何より、ウタの存在が愛おしい。 是非、小説を読んでから、映画館の大画面で観て欲しい作品です。
小畑健さん作品とのことで視聴。
絵が好きで映画館で観ました。映像、BGMはとても良かったです。特にオープニングまでのところが(笑)開始数分だけ。 映画館の問題なのか、アフレコの音声が1枚も2枚もフィルターがかかったようで、聞き取りにくく、最初から最後まで聞き取りにくかった。特にBGMもなく、アフレコだけのシーンでも大事な何言っているのか不明。残念で仕方なかったです。 なので、ストーリーも所々聞き取れず良くわからなかったです。 今まで映画観てきて、ここまで音声聞き取れないの初めてでした。 映画始まる前のCMは問題なかったのに... こんなことならNetflixで観ればよかったかなと後悔しました。 それにしても映画本編始まるまでの広告20分長すぎて、いい加減無くしてくれないかなと常々思います。
爽やかな疾走感、人魚姫
虚淵作品というよりやはり荒木作品なんだなという爽やかさ。人魚姫というバックボーンはあるものの、見知った東京の廃墟を終始軽やかに走り、跳び、予告の印象は裏切らなかった。 キャラクターデザインを小畑さんがされていて、その絵でクルクルと動き舞うのはそれだけでも目が楽しめた。 荒木作品故にカバネリも重なった。 泡の謎についてはまあ置いておいて、なのだろうし、ああいう絵づくりがしたかったのだと思う。少し、ゲームでいいのではとも思いつつ、絶対自分ではああいうプレイは出来ないので、まあアニメーションありかな。
絵は綺麗だった
バブルが降り注ぎ、重力が壊れた東京は、家族を失った若者たちのたまり場となり、ビル間を跳びまわるパルクールのチームバトルが行われていた。ブルーブレイズのヒビキは特殊な聴覚の持ち主で、ある日海へ落下し少女ウタに助けられた。不思議な力を持つウタは、ヒビキだけに聴こえる音に反応した。ウタが加入したブルーブレイズはパルクールに勝ち・・・てな話。 絵は綺麗だったし、ウタは可愛かったけど、泡で重力が壊れるとか、設定が飛びすぎてて入れなかった。 基本、子供の遊びの話だし、東京に残る必要性を感じなかった。
愛おしいと思う気持ち
ことごとく☆が低いようですが...
わたしは普通に楽しかったです。
まあ正直キャラクターには少しダサさを感じちゃいましたが
あー切ない...と。
ウタの最後消えていくときに
寂しいって思う気持ち
愛おしいって思う気持ち
って言葉は沁みました。
愛おしいって思う存在に触れられないって辛いです。
映像、楽曲が良かったので
やっぱりドルビーシネマが映えそうだなあと。
評価に多少影響され通常で観ましたが(自己責任)
やっぱり感じ方は人それぞれ。
どこか刺さる部分があるかもしれないから
あまり評判に左右されない方が良いかなあと思いました。
映画館で観たほうが良かった!
Netflixでも観ましたが、映画館の大きなスクリーンで観たほうが、やはり躍動感や迫力もあり、映像や音楽も綺麗で、細部まで観られて良かったです!! アニメーションというより、アトラクションに乗ってる、自分もパルクールしているかのようで、世界観に引き込まれ、楽しかったです。 最後、儚さに涙しましたが、なんだか希望も持てるような優しい気持ちにもなりました。 インタビュー読んだのですが、映像を観ず、個人個人でアテレコしたり、ナレーションしたり、 実際に動きながら、演技をして声を録ったりもして、 声優の皆様、俳優の方々も普通と違う状況で、アテレコしたのに、心情の変化や友情等上手く表現できていたと思いました。 今度は、MX4Dで観てみようと思います。
うた、可愛い
まず言えるのは映像美。
パルクールは、疾走感あるしカメラワークもすごい。映像も綺麗で時折ある1枚絵?みたいなのには見惚れる。
もともと小畑健さんが好きなので嫌いなわけない!
内容は、分からないことが多い、、、というかほとんどに見られ納得しないところ多数のツッコミどころ満載。
だけど、それっぽくまとまってく感じと主人公たちの成長や友情、終わり方。ギリ許容できる。
ただなにより、うたが可愛い。最初のヤバいやつ感からの圧倒的ヒロイン感。照れてるところとか尊い。
終わりの人魚姫とリンクしてる所で心にグッとくる。
内容にて説明が足りないな〜とか思うところあるけど、ヒロインが可愛いので十二分に楽しめる。
ただ、問題はCM良すぎて期待値がかなり高かったことくらいかな。
残念な気持ちになった
多分、私含め、多くの鑑賞者は映像美に何か大きな期待をして観に行ったのだと思う。
だからこそ、観終えた後の残念さがとてつもなく大きかった。
アニメは最近見ないので好まれる傾向とかあんまりよくわからないが、
海衹島(泡が浮かんでる)
+セイライ島(岩が浮かんでる)
+進撃の巨人(よく走ってよく飛ぶ)
+まどマギ(神になる)
みたいな印象だった。
まず大きいのが、展開が簡単に読めてしまう点。
正直、順当な結末を捨てて、大きくひっくり返してくれてもよかった。
個人的には別に人魚姫の物語に寄せなくてもよかったので笑ってエンディングを迎えてほしかった。
どんどん泡で消えていく体だけど、根源を消滅させて完全に元通りになった!でも全然よかった。
でも、そうしないで変化球を投げずに直球で消えた。
せめてもの救いは、物理的な人間の姿としては消えたけど、泡とこれからも一緒にいるよ、
的なことにしたことだろう。
ここで問題なのは、この限られた時間のなかで、いかにこの感動劇を鑑賞者に伝えることか
だと思うが残念ながらその手腕は本作には発揮されていなかった。そもそも手腕がないのかもしれないが・・・。
また、ヒロインがほとんど言葉を発さないという設定にしたのも自ら首を絞める結果になっていたと思う。
言語で伝えることに制約をかけると、音か映像でしか表現できない。
その2つを最大限活用し、最後までもっていけただろうか?
ここにおいても明らかに不足していた。
限られた時間内で、感情を誘うというのは難しいものなんだなと。
私はとても感動モノに弱いので、ちゃおの付録のDVDについてくるショートアニメ
だいたい15分前後のものでも号泣することがあるが、
そんな私でも一切泣けずに終わったのは上記のような理由だろう。
時間的な制約と、感動に向かうまでの手腕が不足していたことに加え、
やたら力を入れた映像がシナリオや音楽を引き離してしまい、
アンバランスな印象になってしまったのも大きいかと思う。
何事もバランスが大事なんだな。
誤解のないように補足するが、音楽もシナリオも悪いわけではない。バランスが悪かった。
出来栄えのいい映画は謎が吹っ掛けられると見終えたあとにいろんなことを考えて楽しいものだが、
今回の映画は謎こそあるが、思いのほか構成も中身もシンプルで、
語られていない謎をどうこう推察したところで表のシナリオに反映されないだろうから、
そのあたりの楽しみまでもない点においても残念と言えよう。
まあ誰でも鑑賞に耐えうる出来。映像表現は素晴らしいカラフル。「純粋に絵を観る」映画。
謎の「泡の降り注ぐ」現象。端正な背景描写。機動的な画面展開。淡くせつない恋、パルクール コレで全部言い表せる好作品。 変に「マニア向け」ではなく、この映画自体で完結しているのは良い。 予習も必要ない。 原理的に考えれば「不思議ちゃん」映像だけれども 話は単純で、基本アニメ画面の美しさを堪能する映画。 「人魚姫」知らねぇんだ俺。アンデルセンは知ってるけど。 でも色彩の鮮やかさと躍動感、没入感の映画。 ただ、マニアック感がないだけに、集客力は厳しい。公開直後土曜の夜なのに客は15名程 「ロン 僕のポンコツロボット」「アイの歌声を聴かせて」といい マニアックな「戦隊モノ」や「テレビシリーズもの=ウルセェんだよ、上から目線の「テレビ見てなきゃダメでしょ」 のマニアのコメント。 受験や、会社の出世ではないので、同じ鑑賞料金支払ってる以上、どうとらえよう解釈しようと勝手で「上も下もねぇんだよ」 と言いたくなるワシにとって「正統派で最適な作品」映画は映画で最低限の完結感重要だよ。 東京が壊滅は「天気の子」以来だが、正直、「温暖化」考えるとあながち非現実とは言えない水没描写。 まあ普通に好作品のアニメ。何故だか?アニメって朝食の描写・・トースト🍞、目玉焼き🍳ベーコン🥓ウインナー の描写が美味そう。 ディズニーとかあるし、あえて積極的にはオススメしませんが 時間のある方は損はしませんから・・
有名人の盛り合わせ、悪くは…無い、かも
進撃の巨人の監督・デスノート作者のキャラデザ・まどかマギカ脚本家の脚本・ガンダムユニコーン作曲家のBGM。
どれもこれもアニメファンの間では有名な方ばかり。名前までは知らなくても「あの作品の人だよ」と言えば「あー、知ってる」ってなる人も多いでしょう。
しかし、こういうスタッフの代表作をズラズラ並べてアピールしてる作品には地雷が多いのも確か…。
怖い、でも気になっちゃう。なら観に行こうって事で今週の話題作:シン・ウルトラマンとハシゴして見て来た結果は…そんなに悪くない、かなぁ?(不安)
・進撃の立体起動装置のシーンを彷彿とさせるダイナミックなアクションシーン
・ヒカルの碁やデスノートの小畑健先生デザインのカッコいい・可愛い・面白いキャラクター
・ハッピーエンドには絶対しねえ虚淵さんらしい脚本
・澤野さんの壮大かつカッコいいBGMと、それに調和する荒廃しつつも美しい背景美術
どれもこれも看板に偽りなし。各々が持ち味を最大限発揮されていたと思います。
「澤野さんの音楽が好き」「小畑先生のキャラデザが好き」といった個別のファンの方にも満足頂けると思います。
ただ、1個の映画としておススメ出来るかというと…ちょっと薦めにくいかなぁ。
理由としてはまず、ビッグネームばかりのスタッフなので「お互いの仕事には口を出さない」というような遠慮が見えます。
松坂牛のサーロイン、大間の本マグロ、丹波の松茸をミシュラン三ツ星のシェフに渡して「3つの食材全てを活かした料理を作って下さい」って言ったらステーキと刺身とお吸い物が別々に出てきた感じ。確かに美味しい…美味しいけど、3つ一緒に渡した意味が無いし、ミシュランシェフにお願いした意味も無いよねって言う感じ。
次に主人公・ヒロイン・サブヒロインといったメインどころの声が専業声優さんじゃなく俳優さんやyoutuberだった事。
俳優さんだから悪いとは言いませんが、特に主人公の声の棒読みっぷりはかなり気になりましたね。キャラデザが美しいだけに非常に残念な点です。綺麗な断面のローストビーフが実は塩と砂糖間違えて作られてましたってくらい残念。そのくせサブキャラには宮野真守などの実力派人気声優を起用しているのですから勿体ないですね。
あとは、主人公とヒロインの美形アピールがかなりクドいです。
小畑先生のキャラデザの美しさをアピールするためなのか主人公やヒロインのやたらキラッキラなエフェクトが盛られた顔面アップがかなり多用されています。目とかキラッキラでまつ毛バッサバサです。主人公もヒロインもヘソ出し布面積少な目な服というのもあって、本作の「オタク向け」感を増幅していますね。そのくせ声が残念なので一般人にもオタクにも不満が出ると思います。他人に薦めにくいのはこの要素のせいが大きいです。
観に行って感じた大きな問題点はこの3つですね。
ただ、序盤にも書いたように各有名スタッフの持ち味はしっかり発揮されていて、「澤野さんの音楽が好き」「進撃のアクションシーン好き」みたいな各スタッフファンの方はちゃんと満足できると思います。
※ただし、本作はネットフリックスでも先立って配信されております。この映画のチケット代でネトフリのスタンダードプラン1か月分の料金になってしまうので映画館で観るのはコスパは悪いかもしれませんが、本作の売りの一つである荒木監督のダイナミックなアクションシーンはデカいスクリーンで見てこそなので、ネトフリ視聴するなら数少ない本作の見所が1つ減る事を覚悟する必要があります。
総評すると、オタク向け感が強いのでかなりディープなオタトークが出来るオタ友達と一緒に行くか、1人で行くのをお勧めします。私はいつもぼっち映画なので選択肢はありませんでした。
声が棒なのはどうしようもないので覚悟して行きましょう。
面白かったのに皆さんの評価は低いんですね! なんでだろ? 久しぶり...
面白かったのに皆さんの評価は低いんですね!
なんでだろ?
久しぶりの映画鑑賞でした。前情報は無し。普段から事前情報は入れずに観に行くスタンスです。それが楽しむために一番かなと。
この映画を見て泣けるか?、感動するか?と言われると、そんな気持ちにはなりませんでしたけれど、泡に包まれた世界観は良かったと思いました。クリストファー・ノーランのインターステラーが好きで、宇宙関連は面白いので、そういう意味で言うと、バブルのブラックホールみたいな蜘蛛の巣とか、世界は破壊と再生を繰り返すってところは良かったです。
パルクールの映像も良かったし、音楽はオープニングもエンディングも良かった。
何が駄目?強いて言うなら先の読める展開だったことかな?ウタがヒビキに振れると触れた指が少し泡になって、あぁこの子はヒビキに触れられないんだなと理解したら、人魚姫の話が出てくる。きっと最後にウタは泡になって消えるんだろうと、結末が見えてしまっていて、裏切られることもなく消えてしまった。
ヒビキはウタに好意を持っていたので号泣するんだけど、あの短期間で、しかも知性を持たない女性を好きになれるかな?
ヒビキはSLAM DUNKの流川楓みたいなクールな奴だ。クールなキャラで行くのかと思いきや、ウタに王子様と言われると顔を赤くしてクールキャラが崩壊する。
ウタは歌う。ラララと歌いながらパルクールする。それは流石に無理だろう(笑)
ウタは知性がない。最初の登場時は獣みたいな行動を取り言葉を話せない。エヴァンゲリオンの綾波レイみたいで心が無いが獣なので更にヒドい。
ヒビキは、ヘッドホンを常にしている。ヘッドホンを外すとヒビキの耳は、周囲の音、会話などをかなり拾ってしまうようだ。子供の頃にバブルの爆発に巻き込まれたことが原因でそうなったと思いきや、それより前からそうなった。すると普通に障害なわけだけど、そのような症状の障害を私は知らないから、ご都合主義みたいな設定で、おかしいと感じてしまった。
DEATH NOTEのLみたいなのがいた。後で小畑健が関わってることを知り納得した。
結局、泡が降る理由とか、泡の中心にいたものが何かはさっぱりわからない。蟻地獄の中もよく分からなかった。
東京のバブルが消えて再興するけど、建物を1から作り直すわけではないところが疑問だった。あそこまで破壊されてて大丈夫なのか?
あと、東京の中心はやっぱり東京タワーなんだなと改めて思いました。東京スカイツリーではない。
最後にバブルの中心のアレは一体何?
ざっくりストーリー
5年前に世界中で泡が降る現象が発生。やがて東京に泡が集まった。東京は首都機能を失い荒廃している。降り積もった泡は水になり、東京は水没している。
その東京に行き場を失ったような若者達が集まる。そこでは食料を掛けてパルクールのチーム戦が行われる。街のある地点にフラッグが立っているのでそれを先に取ったほうが勝ち。
パルクールチーム、ブルーブレイズにいるヒビキは子供の頃に音が沢山聞こえる障害?を持っていて常にヘッドホンをしている。その障害が理由で母親から愛されていないようだ。パルクールの実力はかなりのもので、周囲とは別格だ。
ヒビキはバブルの中心である東京タワーから歌が聞こえてくるので、気になって接近する。過去、何度もチャレンジしているが一度も中心に辿り着けない。今回も辿り着けず、水没してしまう。服が引っ掛かり抜け出せず、溺死仕掛けるが、泡から生まれた少女によって救われる。
少女は会話ができず、人らしい振る舞いすらしていない。ヒビキは仲間の元に戻る際に少女を連れて帰った。ヒビキは少女の名をウタと命名する。ヒビキはウタにパルクールの技を習得させチームのメンバーとして育てる。
ウタは女性科学者マコトに人魚姫の話を聞き、自身を人魚、ヒビキを王子様に見立てる。徐々にヒビキはウタに惹かれていく。
ウタはヒビキに触れると泡になってしまう制約がある。彼女の左手の一部は既に泡になっている。
ウタはバブルの中心に戻ることにする。5年前同様に爆発が起きそうな予兆が現れる。ヒビキはウタを追って仲間達とバブルの中心へと向かう。ヒビキは仲間の協力もあり、バブルの中心へと進む。バブルの中心である東京タワーの展望台には、当時そこにいた人たちが蝋人形のようにいて、幼い頃のヒビキもいる。当時の記憶が蘇る。窓の外の泡がヒビキに近付いてくる。どうやらウタのようだ。ガラス越しに泡と少年ヒビキの手が触れた瞬間に大爆発が起きる。
記憶が呼び起こされると、蝋人形のような過去に展望台にいた人たちが消えていく。すると、そこにバブルの中心核が現れる。実際に何かは全く不明。それにウタが捕らえられている。
ヒビキは救おうとするが、また水没してしまった。ウタはヒビキに触れると消えてしまうことを覚悟してヒビキを救いに行く。結果、ヒビキを救えたものの体の殆どは泡に戻ってしまい、やがて全て消えてしまった。ヒビキは悲しみに耐えられず声を出して泣いてしまう。
東京のバブルは消えて、再び世界中に泡が降り出した。
やがて東京の街は復興のため建設ラッシュになっている。ヒビキは相変わらずパルクールを続けている。彼の後を一つの泡が追っていく。
絵は綺麗でしたが、、、
何かが原因で重力異常が起きた東京で、5年ぐらい前に流行った「パルクール」って、街の手すりとか、壁とかを飛んだり跳ねたりする遊びをする、ってネタ。それに童話の人魚姫を入れた感じですね。
寡黙で生きづらい系の主人公がボーイミーツガールで心を開いてチーム一丸でヒロインを救うも、人魚姫のように泡に消えてしまうが、心にいつも彼女がいるよ、って。教科書に載ってそうなテンプレ。
キャラもな〜、ヒロインはニコニコするだけだし、サブヒロインはただの巨乳眼鏡っ子。設定的にも重力異常って、ジョーロで水は撒けるけど水玉は宙に浮くんだ〜。
制作スタッフだけは豪華ですが、ただ綺麗な絵とカッコいい音楽を楽しむアニメでした。
美しい崩壊した東京
崩壊した東京を美しいと感じた初めての作品。 歌声も効果音もカメラワークも美しかったです。 スパイダーマンのような躍動感を アニメで体験できるなんて。 絵柄はリアルですが内容は御伽噺です。
ぼーっと観ていると何も得られない ー 観て考えて楽しむ系
酷評だったのでどんなものか思っていたけれど、実際見て見ると物語はわかりやすく、そのおかげか作品が何を伝えようとしているのかも受け取れた気がする。 この作品は、アンデルセンの「人魚姫」がアウトラインとなっている(この話を知らない人でも、理解できるよう映画では工夫がされている)。 最後まで見て思ったのは、ただの映像美、感動系、だけではなく、「生命」「和解」といった考えさせられるテーマを含んでいる様に思われ、何も考えずに観ていると意味がわからないのでは、と思う。最近は残念なことに、観て考えさせられるアニメは以前と比べるとだいぶ減ってしまっているように思われるので、慣れていない人も多いのではないだろうか。 私個人としては、泡の感情を表す色や最後のマコトのウタへのセリフは「ナウシカ」感があって好き。
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