「解決と共に雨上がる…」バサジャウンの影 KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
解決と共に雨上がる…
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という位、全編通して雨ばかり。猟奇的連続殺人事件と雨はセブンを、また暗闇に女性FBI(こちらは元だけど)が銃を構えて突入していくシーンは羊たちの沈黙を思い起こす。少女連続殺人事件が次々と起こる過程で義兄の浮気、アマイア捜査官の母親に虐待されていた過去、そのせいなのか姉との確執、叔母が話すバスク神話に出てくる森の神バサジャウンなど幾つかの要素がストーリーに幅を持たせる。結局継母だから、こんなにも虐げられたのだろうか、そして施設に入れたから姉はキレているのだろうか、よく分からない。姉はいつから夫を怪しんでいたのか、一緒に暮らす前から事件を起こしていたなんて、ゾットする。ある意味、姉とうまくいっていたなら再び事件は起こらなかったが。しかし、犯人は何でこんなに女性を美化するのだろうか、理由が分からない。
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