「コナンとして見るなら微妙」名探偵コナン ハロウィンの花嫁 you takaさんの映画レビュー(感想・評価)
コナンとして見るなら微妙
こういう映画だと思ってみると面白いと思うが、コナンとして見ると微妙。
キャラが飽和してきているのでお決まりのキャラが出るとそれだけで枠が埋まってしまうので必然的に容疑者が限られる。
早々に、こいつらのどっちかが犯人でしかないという感じだった。
ここ数年のコナン映画は大した推理をすることもなくなっているのが残念。近年の降谷か赤井を出して尺を稼いでいるのか尺が足りなくなっているのか、正直中身が薄く感じてしまう。
コナンをアクション映画として見ている人にとっては楽しめると思う。
コナン映画からコナンにハマって1話から見始めた。やはり原作やアニメありきなのでアニメを見てから見ると面白い部分はあった。
オープニングで灰原が赤ずきんの仮装をしてるのがニッチ過ぎる。230話あたりのバスジャック事件のオマージュだろう。こういう古いネタをもって来るところは面白い。
個人的には、ハロウィンで騒ぐ愚かで迷惑な若者を一網打尽で抹消するにはどうすればよいだろうかという大人の戯言を映像化したのではないかと勘ぐってしまった。ゴジラが東京を襲うくらい現実的ではないが確かに日本の汚点を消すことは出来そう。
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