「監督と脚本は近年ワースト。おバカ度マックス!!!」名探偵コナン ハロウィンの花嫁 新しい図鑑さんの映画レビュー(感想・評価)
監督と脚本は近年ワースト。おバカ度マックス!!!
ゼロの執行人からは良かったのを台無しにした迷作。
オープニングのダッサい絵柄とシーンは興醒め。
「コナンくんネタバレですよ」とオープニングで登場人物に言わせる最低の展開。
登場人物が茶番劇だと認めさせるのは興醒めにも程がある!
監督と脚本が無理くり設定を強引に作って覚めまくる。
★蘭が超能力者に?
タブレット爆発で飛んできた2つ折りに閉じた紙切れ。蘭が燃えるのを叩いて火を消そうとする。
閉じていた紙切れの中身が一瞬見えたとかで蘭が複雑な模様と複雑なロシア語を瞬時にすべて正確に記憶できる超能力設定に!
★犯人プラーミャのトンデモ設定1
子供達がタブレット爆発の現場にいたと蘭から聞き、なぜだか子供達を全員殺そうと偽電話でプレゼントの受け取りに行かせる。
そもそも単なるプレゼントの受け取りに誘導もしていないのに子供達が全員で行く必要があるのか?
100歩譲ってもコナンや灰原もいくユルユル設定にしても廃墟ビルの時点で怪しい事に何も気づかない超迷探偵ぶり。。
タブレット爆発で現場には蘭や小五郎もいたのに、なぜかそっちは放置のザルっぷり。
むしろ蘭や小五郎の大人の方が危険度が大きいでしょうが。。
★犯人プラーミャのトンデモ設定2
重い液体をたっぷりと仕込んでいるカボチャの飾りは数千個以上を一人で飾り付ける必要がある。大量のカボチャ爆弾を何時どうやって作り、運んで、飾り付けをした?
あれだけの液体が入っている重すぎる飾りは他人が介在していれば気づかないのは無理。重すぎるんだから途中でいくつか落ちて事前に問題になるレヴェルっしょ。。
しかもプラーミャは片腕が上がらない設定だから上に付ける飾り付けさえできないわよね。。
★監督と脚本がユルユル設定
松田がガムを食べると集中できる設定を急に作ってガムをくれと言う。
なぜか同行者がガムを持っているキセキ!
液体爆発が流れてくると食べていたガムとピッタリサイズで1枚のガムだけで止まってしまうキセキ設定!
水道管が壊れたら野球ボールとピッタリサイズで水漏れが止まってしまうキセキ設定!
渋谷の中心地で大量の洪水クラスの液体爆弾が流れても大きくなったサッカーボールで止まってしまうというキセキ設定!
いやいや渋谷は更地じゃないし!!!
建物や凹凸の隙間から液体なんていくらでも流れ出るし!!
排水溝なんかは言うまでもなく液体だからボールの円周を回り込んで流れていくし!!
ただでさえ無理やりの展開で頭抱えていたのにラストの見せ場が穴だらけって。。。
ガムと野球ボールのような単純な話と勘違いした究極おバカ脚本。
★ゼロの執行人を台無しにする監督と脚本
安室は恋人のように日本の治安を守る。
それが魅力なのにアクションシーンを作るだけのために安室にヘリコプターをわざわざ落として大惨事を招きかねない危険な行為を露骨にやらせてしまう。。
他の方も指摘しているようにこの作品は子供向けであるとしてもバカすぎる。
リスペクトが足りず黒歴史を作る結果になった。
ラストも救急車から病院の手術室の直後に佐藤が顔面蒼白になる必要が?
直後に葬式のシーンで高木を幽霊の仮装にする寒すぎるオチ。。
監督と脚本は笑いのセンスも零点。
冒頭の安室の首輪爆弾も安室が両手を塞がれる必然性なんてないのよね。
たまたま相方が落っこちてそれを救っただけで安室に首輪爆弾を付けられる確率なんてほぼOだし頭の悪い御都合主義の脚本にはウンザリ。。
書いても書いても書ききれないレヴェルの突っ込み処の多さ。
これからは観に行く前に監督と脚本の名前は事前確認しなければ。