劇場公開日 2022年4月15日

「コナンファンなら100%面白いと言える!」名探偵コナン ハロウィンの花嫁 ニンフィア好きさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5コナンファンなら100%面白いと言える!

2022年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

楽しい。とにかく楽しい。ここまで僕たちを楽しませてくれるアニメーション作品があるだろうか。それくらい面白くて最高の作品でした。去年の「緋色の弾丸」に引き続き、登場人物が神過ぎる!安室さん、2018年の「ゼロの執行人」でもメインキャラになってたし映画での登場頻度はそれなりに高めで、根強く人気なのがよく分かります。しかも今回はもう既に亡くなった安室さんの仲間たちまで出してくれるなんて、もう最高です!面白くないわけがないです!

かつて自分の仲間たちを殉職に追い込んだ正体不明の爆弾魔を安室さんが追跡して突き止めるのが今回の主なコンセプト。タイトルにある「ハロウィンの花嫁」というのは、実際に見れば意味が分かると思います。(見なくても大体察しがつくとは思いますが)今までちょこまかとしか触れられてこなかった安室さんの警察学校の仲間たちですが、今作で大々的に描いてくれたので、コナンにおける謎の一つが明確になったと思います。
そういえば、鑑賞中に思い出したことがあって、他に覚えてる方がいるか分かりませんが、2016年の「純黒の悪夢」でのことです。黒の組織が観覧車に仕掛けた爆弾を安室さんがコナン君と一緒に見つけて解体をするシーンで、「警察学校時代の同僚で爆弾処理のプロがいてね。まあそいつは同じように観覧車の爆弾処理中に誤爆したんだけどね」っていうようなセリフがありました。これが松田陣平のことです。そしてその後、安室さんが心の中で「焦りこそ最大の天敵だったな、松田」と言います。こんな感じで、今までちょっとした伏線は描かれていました。(覚えてる方いましたら、共感なりコメントなりしてもらえると嬉しいです)
安室透というキャラクターは、コナンの中でも頭一つ抜け出した魅力を持ちます。映画の登場は4年ぶりでしたが、全然久しぶりという感じはなく、いつも通り誰よりも光った安室さんがそこにいました。

もう一つ今作で忘れてはいけないこと、それは高木刑事と佐藤刑事です。最後のシーンはアツすぎ!

ニンフィア好き