「不審者を許す日」名探偵コナン ハロウィンの花嫁 猪古都さんの映画レビュー(感想・評価)
不審者を許す日
警察官がロシア人らしき者に爆弾で狙われる話。
前作「緋色の弾丸」よりはましな出来である。
今回は特性のドラ○もん道具が活躍する。
道具ありき及び嘘物理を、事件はこれで解決します的な部分にもってこられると興ざめである。嘘物理による幻滅は前作もしかり。
しかし嘘物理が全て悪い訳ではない。世界観に矛盾しない説得力があれば良いし、シーンが引き立つのであれば積極的に用いてよい。ヘリ戦シーンも悪くはない、ただもう少し上手く見せられるやり方もあった気もする。
良い点
・松田
・キス
悪い点
・シリアスシーンに挟むギャグセンスの悪さ。漫符まで用いてしまうセンスの無さ。(コナンが飛び降りるシーンなど)
・庭の大爆破。前作の言い訳かと思いきや、これは後の強引な捨て石。
・民衆がCG。手書きは到底無理なので許容はするが。
・登場人物が多い
・誰と誰が殉職で、それを誰々が把握していて、と映画内で納めるぶんにはややくどい。
・無駄に多い組織メンバー。取り巻き2人が地味すぎる。
・ロシア感の必要性
・覚えにくい名前、長い組織名
・何日に会ったかなどの設定の必要性
・視聴者の思いに反した犯人疑惑者を迂回する演出。
・そもそもプラーミャの語感が女性っぽい
・安室基地が適当
・コナンの蹴ったボールが何を狙ったのかがよくわからない。
・ベルトを頑張って引っぱっている。頑張って引っぱっている。
・いきなり現れる組織メンバー
・液体の通る隙間とかあるだろう
・その半破綻仕様のもと、萩原の伏線付けもやや強引。ファン要員か。
・謎の液体が終始謎の液体である
・「ハロウィンの花嫁」感が足りない。タイトルをやや回収しきれていない。
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