「華がありみんなの活躍を楽しめる劇場版!!」名探偵コナン ハロウィンの花嫁 ゆめさんの映画レビュー(感想・評価)
華がありみんなの活躍を楽しめる劇場版!!
今回、登場人物は結構多いんだけど、関係やそれぞれの思惑も割とシンプルなため、話もかなりわかりやすく内容も華があり面白かった!
そしてツッコミどころはあれどあまり気にならない(紺青の拳くらいまでいくとちょっと許容しきれなかったので)。
ところどころ入ってくる高木刑事&佐藤刑事のいちゃいちゃはとても微笑ましかったし(今回高木刑事の人の良さと等身大の格好良さが魅力的に描かれてて好感)、
安室さん(降谷さん)は相変わらず格好良いし(しかしなんだろうあの隔離部屋は…ロイヤルな椅子と水は…。笑)、
安室さん&コナンくんとの連携は熱いし(降谷さんの公安の部下に合意の元で目隠して連れ去られるコナンくんの貫禄がすさまじい。ゼロの執行人の時はスリリングな緊張感のある関係だったけど、今回は安定した信頼関係になっている)、
少年探偵団もちゃんと活躍するし(みんなで落ちてくるコナンくんを受け止めるシーン良かった…)、
警察学校組はみんな素敵だし…!
そう、警察学校組はスピンオフ読んでなくても映画だけで関係や人物像が伝わってくる作りになっててかなり良かった。
一人で爆弾解体進める松田刑事格好良すぎかよ。
ご都合主義感はあれど萩原さんにもちゃんと見せ場があって(今回の事件解決に間接的に一役買っている)、作り手からの登場キャラクターへの愛を感じた。
そして「ハロウィンの花嫁」というタイトルは見終わってみるとなかなか皮肉が効いててうまいなあと思う(佐藤刑事のことじゃないのよ…。プラーニャさんのかりそめの花嫁のことを指しているのよ…)。
地味にくすりと笑ったのは、在りし日の松田刑事の「米花町はやばい場所だ」的発言(私たちのネット界隈ではさんざん言われてきてる)と、麻酔が効かない毛利小五郎(戦犯はコナンくん)。そしてちょっと雑だったお決まりの博士クイズと「新一!」「蘭…!」のくだり。笑
しかし博士の発明品は一体どうなっているんだ。笑
あと今回のOPの渋谷の街モチーフ映像、スタッフさんの気合い入ってるのはわかるんだけどどこ見ればいいかわかんなくて目線が混乱(ちょっと凝りすぎ)。菅野祐悟さんのメインテーマアレンジは良かった!
そして今回ゲスト声優さんも良かったよね。白石麻衣ちゃん上手かったし熱演。
楽しかったし、安室さん見たさにもう1回行くかもしれない。
来年は黒の組織(アニキ!!)のターン。