「映像美」百花 まかのさんの映画レビュー(感想・評価)
映像美
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音響とか光、ピントの演出、シーン挿入が綺麗すぎて感動した、、
いずみが母さんの部屋で1人、整理してる時の時計の音。
最後の荷造りのシーンも時計の音があって細か…ってなった。
小道具もすごいし、時間の経過を感じさせるメイクも素敵だった。
自分が持っていた大事なものを「忘れ」、
他人の話をまるで「自分のもの」として重ねてしまう
きっと病気じゃなくても有りうる話なんだと思う。
親であっても正しいことをするとは限らない。
災害があっていずみを想い、迷子になったいずみをいつまでも探してしまう、母親として全うしていたのではないかと思う。
愛人の道を選び、後悔していないが謝り続けなければいけないという何とも社会的立場の世知辛さを感じてしまった。
もっと早く見ればよかったと思う作品。
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