「「ありがとう」」ヒットマン ザ・プロフェッショナル よしさんの映画レビュー(感想・評価)
「ありがとう」
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殺しの稼業を父親から引き継いだ主人公が、殺しの目撃者にシンパシーを感じたことから巻き起こる騒動を描いた物語。
一風変わったクライムアクションです。
母親以外の人と交わることのなかった主人公が、目撃者の女性と交流することで関係を深める様子が良く描かれています。
また、母子関係も良いですね。息子を我がことのように思い、目撃者を排除しようとする母親。でも、最後には、目撃者を助ける為に死地に赴く息子を「ありがとう」と言って送り出します。この一言に母親の大きな愛情を感じ、切なくなりました。
ただ、やはり目撃者が潜入捜査官だったというオチには違和感を感じます。頑張って伏線を張っていますが、同じ先週捜査官に殺されそうな描写があるなど、伏線の張り方としても無理があります。
このオチは、少し欲張り過ぎのように感じました。
私的評価は普通にしました。
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