劇場公開日 2022年6月3日

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「伊藤健太郎の伊藤健太郎のための映画だと思えばいい」冬薔薇(ふゆそうび) bull&hanaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0伊藤健太郎の伊藤健太郎のための映画だと思えばいい

2022年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

相変わらず阪本順治監督の映画は、観る人を選ぶんじゃないかなあ〜
こういう映画は面白くないっていう人がいて当然だと思うよ。

でもだね、私はこういう映画好きだよ。
むやみにメッセージ性を押し付けたりする映画って、楽しくないんです。
(最近こういう映画が多いのかなあ〜)

この映画には、私はメッセージを感じないで観た。
伊藤健太郎という、これから先がまだまだ長いひとりの男の子?のほんの短い時間軸を切り取って、そのまま見せているんだと思う。
人が生きているのって、「流れている」んだと思う。
その流れの、ある一部分に、ちょうどぴったりに!今まさに!伊藤健太郎がハマってるんだという感想かな。。。

大御所脇役さんとかそんなに違和感なかった。
伊藤健太郎という男の子が、そういった大人の中にはまっている絵は、坂本監督の多分意図したところじゃないかなあ〜

星5は無理なんだけれど、坂本監督に敬意を評して星4つ。

ちなみに、当然ながら永山絢斗くんはイイね。

bull&hana