ポスト・モーテム 遺体写真家トーマスのレビュー・感想・評価
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ハンガリー版ゴーストバスターズw
死後硬直した遺体をバキバキ音をさせて椅子に座らせ、遺影らしきものを撮影する気色の悪いシーンが続き、ハンガリー映画にはこういった趣味の映画があるのかと思いつつ見ていくと、やがて幽霊らしきものが出現し、ポルターガイストまがいに物を動かしたり、人に悪さをして、やがて殺人まで犯していく。
主人公の男と、知らないうちに助手のようになっている少女は幽霊退治に乗り出し、幽霊の写真や音声を記録することに成功するのだが、どうやら幽霊は多数存在し、みなあの世に成仏wできずにこの世を彷徨っているらしい。
何故か主人公たちは彼らを成仏させる方法を知っており、死にかけの病人のそばに幽霊たちの生前の死体を集めて一緒にあの世に送ればいいという。
何を間違えたか、主人公まであの世に一緒に連れ去られそうになり、命からがら救われるのだが、とりあえず幽霊たちは一掃される。
これに味を占めたか主人公と少女は隣町の幽霊まで退治に出かけていくようになり、彼らは見事ゴーストバスターズとなったのでした。メデタシメデタシww
伝統的なゴースト映画にポルターガイストやゴーストバスターズ、ゾンビ、バイオハザード等々の欧米の人気映画をごちゃまぜにしたら、ホラーかアクションか分からない変な作品が出来ました、というお話です。
エレファントマン!!…じゃなかった
遺体と遺族の最後の写真を撮る写真家の男が、戦争やスペイン風邪で大量の死者が出た村を訪れて不穏な出来事に巻き込まれていく話。
地面の凍結で埋葬できない遺体が沢山ある小さな村で、1918WW1にて一度はあの世をみた男と、産まれたときに死を経験したという10歳の少女が聞いたり見たり体験したり、それは幽霊か悪魔の仕業か…。
主人公が写真家なだけに撮影したりはあるけれど、所謂ポルターガイスト的なことがひたすら繰り返されて行く展開で、無闇矢鱈に大きい音で驚かすばかり。
バカ丁寧に状況を見せるせいで話の進みがメチャクチャ遅く、同じ様なことを何度も何度も繰り返されるので飽きてくる。
その癖、死体が必要?死にかけが必要?何で?
何を言いたいのか、何がしたいのか、何でそうなるのか、何だったのか良くわかりません。
それだけのことが出来るならセルフでお願いしますよ。
なんかゴチャゴチャしている割りに怖さよりびっくりな展開ばかりで面白くなかった。
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