「ブロムカンプ監督の「人間とは?」というテーマ」デモニック バタピーさんの映画レビュー(感想・評価)
ブロムカンプ監督の「人間とは?」というテーマ
これまでのニールブロムカンプ作品で統一されているのは、「人間とは?」というテーマ。
人の精神を持ったまま、身体がエイリアンやロボットになってしまっても、それは果たして自分なのだろうか、人間なのだろうかというテーマであったと思う。
それに対して今作は、身体はそのままに中身を何かに乗っ取られてしまったら?というストーリー。
母がある日豹変し、別人のようになってしまったら、その人を愛し続けることができるだろうか?
我々は相手の何を愛しているのか。愛していたのか。
この作品をただのスリラー映画として捉えるのではなく、そう言った視点で見るとやはりニールブロムカンプ作品の魅力にハマってしまうのでした笑
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