「時代は「イスラム」ではなく「極右過激派」」ドント・ストップ よしさんの映画レビュー(感想・評価)
時代は「イスラム」ではなく「極右過激派」
高校にテロを仕掛けた少年自爆犯を乗せてしまった為に、恐怖に襲われる救急隊員の苦闘を描く物語。
ベルギーが製作したサスペンス。救急車内のシチュエーションスリラーと言って良い作品かもしれません。
恐怖に慄きフリーズする救急隊員。そんな彼等を描くこの映画は、良く言えばリアル。悪く言えば、映画としての盛り上がりに欠ける作品でした。
救急隊員の創意工夫やチャレンジが殆ど描かれておらず、平坦なイメージで進んだ感想でした。
また、イスラム圏(タリバンとIS)でのテロは多く聴きますが、西側でのイスラムテロは殆ど聞かなくなった状態でのこの映画。少し時代遅れにも似た違和感を感じてしまったのもマイナスに思えます。
私的評価はやや厳しめです。
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