「ヘイリー・ベネット推し」シラノ カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
ヘイリー・ベネット推し
1897年の初演以降、世界中で映画化やミュージカル化されている不朽の名作「シラノ・ド・ベルジュラック」を、「つぐない」「プライドと偏見」「ハンナ」「スワロウ」のジョー・ライト監督が再構築して描くロマンティックミュージカル。シラノ役を「パーフェクト・ケア」などのピーター・ディンクレイジ、ロクサーヌ役を「スワロウ」「イコライザー」などのヘイリー・ベネット、クリスチャン役を「WAVES ウェイブス」「ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢」などのケルビン・ハリソン・Jr.が演じた。17世紀のフランスが舞台のプラトニックラブ&恋文代筆友情物語。ヘイリー・べネットの透き通るような美しさとピーター・ディンクレイジの男の色気のある表情演技が素晴らしかった。前から5列目ぐらいの真ん中で観ることをおすすめします。シラノ・ド・ベルジュラックは鼻が大きいことで強いコンプレックスを持っていて、戦争での負傷と飢えではなく実際は梅毒で死んだとのこと(Wiki)。鼻の大きい男はあちらも大きいといいますね。梅毒はコロンブスが15世紀末に中南米の先住民の風土病を持ち帰ったやつ。イタリア戦争で瞬く間にヨーロッパ中に広まった。シラノはたぶん足しげく遊郭通いしてたんでしょうね。そこんところは大目に見てあげましょうや。
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