「せめて靴に履きかえなさいよ」なん・なんだ コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
せめて靴に履きかえなさいよ
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これがテレビドラマや大手の映画なら、主人公の住まいは鉄扉の団地ではなく、携帯もピンクのガラケーではなかったろう。
そして烏丸せつこさん演じる美智子も、もう少し色味のある服装で出かけたと思う。そこが絶妙な生々しさというかリアルさを感じた。
母娘がどちらも不倫関係ではあるが、2組の関係性は真逆で、30年以上の母は川で寄り添うシーンのような、穏やかな心の繋がり、対するまだ数年の娘は車内でのシーンのような体の繋がり。そのコントラストも興味深かった。
プロデューサーの寺脇研さんのお話を聞いて、パンフレットにサインもいただいたのに、感想の半分も言えなかったのが少し心残り。
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