ハケンアニメ!のレビュー・感想・評価
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お仕事エンタメムービーのハケンを取れる映画!
ものすごく見たかったのに試写会に行き損ねて、公開からしばらく経ってしまったら、最寄りの映画館での上映が2日後に終わってしまうって知って、試験終わってから見に行こうと思ってたけど見逃すわけにはいかないので急いで見に行った。ポストカードもらえた、ラッキー♪
お仕事エンタメムービーアニメ業界編!
まあ全てにリアリティがあるわけじゃないとは思うけど、すごく完成度が高くて、何気なく見ているアニメってこんなに大変な過程を経て作られてるんだ、って。今更だけど映像を撮影するのとは違う、一から描いて生み出すアニメ制作のすごさと大変さ。命懸けて良いものを作ろうとする大人たちの姿に感動しきりだった〜。
ハケンアニメを取れたかよりも自分が目指していたことが達成されて、、っていうシーンの見せ方もすごく好きだった。
主要なキャラ4人もすごくハマっててよかった。さすが上手い役者さんたち。
にしても柄本さん演じる行城のキャラが良すぎたなぁ、なに?あの最後のカット、ずるい、好き。笑
予想以上に面白かった❤️
観たことがない作品、すごい作品・・・だけど題名で損をしている作品の筆頭格。
今までいろいろ映画を観たけど、こんな作品観たことがなかった。
アニメ界。
・・・複雑怪奇な、しろうとには入り込めない難しい世界。
この映画を観たらとても入ろうとは思えない世界。(どんな世界でも最初はそうなんだろうけど)。
大御所と新人。
評価を身につけている人間とこれから身につけようとしている人間。
それぞれの悩み。
細かくて、ある意味面倒くさくて、嫌でも多くの人間とかかわらなきゃいけない悩ましい世界なんだなあと思いました。(これもまた、今の世界ではどの業界でも大小あるんだろうけど)
俺も、多少なりともこのような世界(現代)とかかわってやってきたんだなあと思いました。
俳優さんたちの演技が真剣でよかったです。みなさんまじめ、でこの作品をすごく理解していて。
ただ、この「題名」だけは。
プロだったら見ただけで内容が、その感動が想像できる題名をつけろよ。
題名だけで客を呼んじゃうほどのものを考えろよ。
この題名じゃ素通りしちゃうよ。
ここのレビュー観なかったら俺、この作品を観に映画館に行っていないよ。
刺さる言葉がてんこ盛り
同僚にうまく伝わらないとか、上司のやる事に納得がいかないとか、一人で戦っているように感じることとか。
社会人やってたら、あるあるな壁だと思います。
主人公がボロボロになりながらも、それらを乗り越えていく姿がかっこ良かったです。
あとセリフがいい・・・
心の柔らかいところに、さっくりと刺さる感じ。
原作が「ツナグ」や「朝が来る」の辻村深月さん。好きなわけだ・・・
明日から仕事頑張ろうと思えた
たまたま見たら良すぎた映画
デート、一人でも男性でも女性でも おじさんでも おばさんでも
面白いと思う。できれば若い子に観てもらいたい。
若い子が見て、頑張ることや やりたいことや、恋愛や、仕事のことや思いやりとか色々
観た後に心に何か絶対残るものがあって「見てよかった」と思える良い映画です。
アラフィフでも刺さるものがありました。
シンゴジラやトップガンも良いけど公開終わっちゃう前に
この映画も絶対見た方が良い。
熱いビジネスパーソンムービー
原作よりこっちが好き
原作も嫌いではないけど、辻村美月さんの少女マンガっぽい恋愛要素が苦手だったから、正直観ない予定でした。
でも観てよかった!恋愛要素も原作より抑えめだった気がします。
俳優さんも声優さんも最高でした。特に吉岡里帆さんと柄本佑さんと高野麻里佳さん!いやでもみなさんかっこよかった!!
なんでうちの地域ではもう上映終了しちゃうんだろう…もっと映画館で観たかったです。
本気で頑張るってかっこいいと思わせてくれた作品でした。
あ、エンドロールもその後も含めて最高だったので絶対に最後まで観ることをオススメします。
上映館の少なさにギモン
東映系だから少ないのか?他に理由があるのか?よくわかりませんが、こんなに面白い作品はもっともっと多くの映画館で上映されるべきです!
逆転物の(ビジネス)ドラマがもてはやされて早何年ではありますが、そんな時代に「組織の中で、組織を率いて仕事をする」と言うごく当たり前の「お仕事」にスポットライトを当て、ストロングスタイルかつスポ根テイストで描かれるビジネスストーリーはまぁ珍しいです。つまりは「地味な」お話ですよね。ドラマティックさが足りない気がしますものね。絶対に某T◯Sさんでは取り上げないだろうなぁ・・・そんなドラマ。しかし、本作はそんな先入観をぶっ飛ばしてくれます。
仕事がアニメ制作。
この着眼点が素晴らしいです!仕事としてたくさんの人が絡み、会社都合がかなり発生し、そして統べるためのリーダーシップ(才能なのか?強い想いなのか?)が左右する。さらに仕事の成果が目に見えるし、結果もわかりやすい、そして・・・・日本はアニメ大国!!!わおーー!です。ピースがはまってるじゃないですか!
騙し騙されとか、足を引っ張り引っ張られとか、そー言う腹芸の政治職が強いビジネスストーリーではなくまさに「お仕事そのもの」にスポットライトを当ててるから面白いんです!そこで働く人々のインサイドワークを描いているからどっぷりハマれます。だって、仕事内容違ったって組織で仕事している人には心当たりがあることばかり出てきます。
覇権(ハケン)を取る取らないから始まりますが、それって何をすることなの?何を達成することなの?多彩な登場人物に囲まれた主人公がリーダーとして成長していくお仕事ストーリーにちょっぴりかもしれませんが元気もらえます。地道に愚直に仕事をし、想いを遂げると信じ続ける尊さよ!!!面白いですよーーー!
普通な人なんていない
新人監督の斎藤瞳は7年前に天才監督・王子千晴に憧れてこのアニメ業界に入った。
そんな彼女の初監督作品『サウンドバック 奏の石』。
その通称「サバク」と同じクール同じ時間帯の最大のライバルは、なんと王子監督の復帰作である『運命戦線 リデルライト』。
彼女たちはそのクールで“ハケン”を取るべく一丸となって奔走するのだが…
かなり口コミが良かったので鑑賞。
今年のポンポさん枠かと思ったら少し違った。
確かにとても良い映画。
主人公の成長物語としてかなり泣ける。
ただ、観ていてとにかく辛かった。
私は同世代の中でも珍しくアニメをほとんど見(たことが)ない人間なので、テーマがアニメーション業界のことだとイマイチ実感が湧きづらく、悔しい。
自分だけのものをみんなの自分のものにするのはなかなか辛いことだと思う。
ー刺され、誰かの胸に‼︎
正直私はどちらかと言うと刺さらなかった側だが、誰か1人でも刺されば良い。
アニメを見ない私みたいな人間こそ、アニメに救われるということはありそう。食わず嫌いせずに見なくては。
こんな私でも王子監督の主張や新人声優との和解、最終回の変更などにはグッときた。
あくまでもお仕事映画ではあったが、好きを肯定するような救いの描写がもう少しあればもっと好きになれたかもしれない。
登場人物はそれぞれ個性的でとても良い。
特に工藤阿須加と小野花梨の2人の関係性が好き。
ただ、気に入らないのが行城さんがあまりに急に良い奴になる点。
良い奴だと言うことは何となく分かっていたが、斎藤監督が行城さんを庇った瞬間優しくなるって…
やるんだったら最後までSっ気は残しておいて欲しかった。
「派遣」じゃないよ、「覇権」だよ!
もっとコメディ色が強いのかと思いきや、まっすぐなお仕事ムービーでした。
アニメ制作の舞台裏を描いた小説を映画化したものなので、おそらく私がもっとアニメ好きならば評価は星があと1つは増えていたでしょうね。劇中劇の形でアニメが2本作られていますが、そちらのクオリティも高く、アニメファンにはたまらないのでしょう。
もちろんアニメ界に限ったお話ではなく、どの業界にも通じる〈仕事あるある〉がいっぱい詰まっていて、「よし、自分の仕事に誇りをもってもっともっと全力で取り組もう!」って純粋に思いましたよ、単純ですね私(^^;
でも本当に直球で前向きになれる力を投げかけてくれる素敵な作品です。
プロデューサー役の柄本佑さん、いい味してましたねぇ。
予告と違った
吉岡里帆さんのファンなので見に行ってきました。
予告ではコメディっぽいストーリーかと思っていましたが、映画を見ると全然違ってました。良い意味で!
こんなに人間ドラマが描かれた作品とは思ってなかったせいか心に響きまくりでした。
予告だけ見て、見るのをやめた方がいれば是非見ていただきたい作品です。このアプリでの評価が高いのも納得できます。
あと、吉岡里帆さんの演技が素晴らしく良くなってます。今までの舞台くささもなくなっていて、凄く自然な演技になっています。緊張してるシーンとか凄くいいです。新人監督という設定を上手に演じていると思います。(自分のアパートで隣に住んでいる少年にカップラーメンを探すシーン以外は。)
今まで持ち味でもあったのかも知れませんが、一生懸命感が違和感になっていたものがなくなっているように思えました。今後は「もう少し余裕のある芝居」に期待して、ずっと応援していきたいと思います。
邦画も捨てたんもんじゃない!日本でしか作れない熱い熱い作品です。
こんな熱い熱い映画を久々に観た…!泥臭くて、不器用で、でも何よりも真っ直ぐな、そんなクリエイター達に心撃たれます。
良いところが多すぎるけれど、それでもやっぱり1番に挙げるべきは吉岡里帆さんの目力だと思う。最初は作品に対する思いは持ちながらも不器用でたどたどしかった彼女がどんどん成長していく。終盤の決意の籠った目力、皆を率いる歩き姿。王道展開だけどやっぱりそういう熱さにグッと来るね!
中村倫也さんを始めその他の俳優も磐石の体制で演技も素晴らしい!
あとはなんと言ってもアニメーション。覇権争いをする2作品もめっちゃ面白そうだし、それぞれちゃんと作られててちゃんと声優が声をあててる。(めっちゃ豪華)
所々出てくるアニメーションの演出も“らしさ”が溢れていて良かった。
アニメ制作現場ならではの人気アニメの小ネタがちょくちょく出てくるのも楽しかったな!
今作は色んなところひっくるめて日本でしか作れない作品だと思う。
タイミングが合わなくてなかなか観に行けなかったけど、無理にでも時間作って良かった!
邦画も捨てたんもんじゃないですよ。
映画を観て題名が分かりました
アニメファンでもアニメファンでなくても楽しめる作品
設定が少し古くて突っ込みどころは多いが、物語を盛り上げるには必要なのかも。何より役者さん達の演技が素晴らしく、キャスト的にもはまっていると思う。テンポもよく間延び感がない。新人監督の成長と天才監督の苦しみ、プロデューサーの覚悟。アニメ制作の現場を俯瞰して見る構図が素敵。最初は一番後ろを歩いていた主人公が最後はチーム全員を率いている姿もカッコよい。制作側だけでなく、視聴者の視点も入れているところがいい。そしてなんといっても作中アニメの出来が素晴らしく、「覇権アニメ」を争うにふさわしい。両作品ともぜひ完成品を見てみたい。惜しむらくは興行的には失敗か。どんなにいい作品でも見てもらえなければ意味がない。行城のセリフがブーメランとなってしまった。
制作側の本気を感じた
2022.46本目
圧倒的熱量😭
内容も相まって、表側に出ている俳優陣だけではなくて制作側の本気を感じた。ものすごくよかった。
テンポ感等々もよくて、全く中だるみしなかった。最初から最後までグイグイ引き込まれた。
あのアニメはどこに行けば観られますか!?😭
ロボット系のアニメにそんなに興味をもったことなかったけど、あれはぜったい神アニメだと思う、観たい存在させてくれ😭
一人一人のキャラクターもとっても良くて、
最初は「違う人種だ」と思っていた人同士が混ざり合って、理解しあって成長していく過程が綺麗だし
人と人とが化学反応を起こして、より納得のいくものを作り上げようと必死になってもがいているのが、とにかく熱くて美しかった。
好きを貫け。
確実に、私の中に刺さった映画だった。
アニメにかける並々ならぬ情熱がひしひしと伝わってきた!
勉強不足で派遣アニメかと思い、派遣社員ががんばる映画かと思っていたら、アニメの覇権を取るという映画だったのですね。アニメは嫌いではないが、熱烈なファンというわけでもない。ディズニーとジブリはかなり観ているが、イメージ的に、セル画の古い時代が思い浮かぶ。今回現在の舞台裏を垣間見ることができて、興味深かったが、ほとんどパソコンオンリーの世界でびっくりした。でも、東映で映画化されてよかったと思う。戦後すぐから製作してきた老舗のアニメの映画会社で、劇中の2本のアニメもきちんと製作されていて、好感が持てた。子どもの頃、小学校の体育館で観た東映のアニメ映画が懐かしい。吉岡里帆は、CMしか観たことがなかったが、意外にも媚びた印象を消して、なりふり構わずアニメにかける女性を好演していた。また、2人のプロデューサー役に芸達者な柄本佑と尾野真知子をもってきたことで、作品に奥行きが出ていた。すてきなラストも気に入っている。
アニメ番組の制作現場を舞台に繰り広げられる、2つの番組の視聴率争いを描いたドラマ。それぞれの想いがリアルに描かれます。
観ようか迷っていた作品だったのですが
空いた時間に丁度いい上映枠が。
「観れば?」 と言われた気がして鑑賞です。
で。
面白かったです。
アニメ作品の制作現場の描き方が
とてもリアルな感じで、制作現場の空気を味わえる
見応えのある作品でした。
お話はというと
同じ時間帯にTV放送される事が決まった
2本のアニメ作品があり
一方の監督が
「王子千晴 (中村倫也)」
デビュー作が大ヒットして一時代を築いたものの
その後ずっと新作が無く、この作品で復活 と
実績・話題性ともに充分。
もう一方の監督が
「斎藤瞳 (吉岡里帆)」
国立大卒→県庁職員→アニメ制作会社 と
変わった経歴をもつ女性。
実力は未知数。
この二人の監督および制作スタッフが
どちらの作品が高視聴率をあげるかで争います。
放送開始に先立っての公開対談。
司会者が煽るように向けるインタビューに対し
冷やかに鼻であしらう王子監督。
一方の斎藤監督は
「視聴率で勝ちます」 おお
一気に高まる対決姿勢。
そして放送開始。
作品制作に関わる監督や
プロデューサーや制作スタッフ達。
それぞれの作品に関わる想い
放送毎に変化する作品への評価
それによって揺れ動く監督の心理 などなどを
巧みに描いて話が進むのですが
その描き方にリアリティが感じられ
どちらの制作側にも
共感を感じながらのエンディングでした。
制作スタッフの
「良い作品を作り、多くの人に見てもらいたい」
というだけでなく
「カリスマとして見られることへの恐れ・苛立ち」
「 実力不足を疑われることへの苦悩・焦り」
その心中が伝わってくるものでした。
128分の上映時間はあっと言う間。
観て良かった。 満足。
◇あれこれ
■オモテとウラ
同じ時間帯で放送される番組のこと。
二人のカントクが互いに 「そっちがウラ」
と言い合っているのが妙に可笑しい。
3番目の番組は何と呼べばいいのやら…
あぁ オモテ一つ以外は全部ウラ ?
■出崎演出
出た ♡
「出崎演出」 って
若い人たちにも分かるのなら 嬉しい。
それにしても、一つの表現方法に
人の名前が付けられるのって、これはすごい事。
今後も誰かが同じような演出をすれば
「ああ、 出崎演出だね」
とか言われてしまうわけで。
◇最後に
視聴率の勝負
…というとアタマに浮かぶのが
「宇宙戦艦ヤマト」 と 「アルプスの少女ハイジ」
1974年の同じ曜日・時間帯に放送されたのですが
視聴率で明暗が分かれた良い例かと。
今ではどちらの作品も名作と言っていいかと
思うのですが、放送時点での評価の指標となると
うーん やはり視聴率
ってことになってしまうんでしょうか …はて
…って
そんな事を考えていたら、
観てから1週間以上過ぎてしまいました (汗)
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
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