ボーイ

2010年製作/87分/ニュージーランド
原題:Boy

スタッフ・キャスト

監督
製作
エインズリー・ガーディナー
クリフ・カーティス
エマニュエル・マイケル
脚本
タイカ・ワイティティ
撮影
アダム・クラーク
美術
シェーン・ラドフォード
衣装
アマンダ・ニール
編集
クリス・プラマー
音楽
ザ・フェニックス・ファウンデーション
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映画レビュー

4.5タイカ・ワイティティのセンスが詰まっている

2022年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

タイカ・ワイティティ監督の原点と言っていい作品。マオリの少年が父を乗り越える通過儀礼をユーモアたっぷりに描いている。『ジョジョ・ラビット』にも通じる、少年のイマジネーション溢れる世界を映像化しており、ワイティティ監督の持ち味が存分に堪能できる。
刑務所に収監されている父について、主人公の少年はすごい人だと信じている。長いこと会っていないから理想化された父親像を持つ少年だが、ある日突然チンピラと一緒に帰ってきた父にこき使われるようになり、次第に現実に目覚めていく。
駄目な父親役をタイカ・ワイティティが自ら演じているのだが、彼がやるとどこか憎めないキャラクターになるので、それが作品全体に絶妙なバランス感覚を与えている。80年代が舞台なので、『ET』やマイケル・ジャクソンなど当時のアメリカ文化への憧れも交えて描かれ、マオリの人々の日常的感覚も味わえる素敵な作品だ。

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杉本穂高

4.5ニュージーランドのマオリ族隔離政策の弊害なんだと思う。 監督、脚本...

2022年9月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ
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