「浅はかな人にはついていっちゃダメ」灰色の壁 大宮ノトーリアス Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
浅はかな人にはついていっちゃダメ
埼玉県の暴走族の抗争から、放火の教唆で刑務所に行った男の話。
1993年岩槻で勢力争いを制したグループのリーダーが、OBとなった98年に後輩のトラブルの面倒をみたことで巻き起こっていくストーリー。
ハメられたって言えばそうだけど、やったことというか言ったことや、そういう空気や関係を作り上げていたことも事実な訳で、警察のやらかしは一人だけ捕まったってところだけですね。
面会での説明ゼリフでは理解していた様にみえたけれど…。
オープニングタイトルまでの件、刑務所の件となかなか面白かったし、その後の流れも個々にみると面白いのだけれど、そうなるなら刑務所の中の件は丁寧過ぎるし、最後に急に流れを戻されても感動なんか出来ないし。
パート毎にみればかなり面白かったけれど、ちょっと空気感が行ったり来たりでチグハグな感じがして、何をメインにみせたいのか、イマイチ釈然としなかった。
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