ホリック xxxHOLiCのレビュー・感想・評価
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いつも思う。絵は綺麗。
原作ファンは好きじゃないかも
もっと陳腐になるかと思ったけど
CLAMPと蜷川実花の相性が良さそうなのはわかるけど、原作知ってる分、厳しいだろうなぁと思いつつも、ついつい観てしまった。
原作のアニメ化がかなりハマっていた為、比較したくなってしまうのを堪えながら見始め、タイトルが出るまでで出オチなんだろうとタカを括っていた…
のだか、思ったよりもそれなりにストーリーライン追ってるし、説得力持たせられてた。美術がハマると世界観もハマるんだなぁ。もちろん、あれだけ作り込んだ原作を2時間の映画に収める事自体が、そもそも無理があるのは承知の上。深掘りなんて無理なんだけど、実写化でよくある時間を無駄にした感は全くない。
ただ、女郎蜘蛛の糸シーンの色気出すビート効かせた音楽と、エンディングのセカイノオワリだけは興が冷めた。
どちらもなんだか恥ずかしくなって一気に現実に引き戻される感じ。あれば何だったんだろう。★3だったけど、そこで0.5減点。
CLAMP作品のファンですが、、
これは酷い
習性に 喰われず成就 その大願
本作の主人公は「あやかし」という人の心に巣食う禍々しい負のオーラが見えてしまう少年がある必然的な出会いをとおし、自らが生きる意味を見出していくストーリー。
そんなありがちだがとても感動的なストーリーに加え、蜷川実花の真骨頂たる映像美、そして実力派俳優陣の演技力といった「心技体」が見事に揃った力作だ。
この摩訶不思議な世界に足を踏み入れた時、
きっと自分達は劇中で起こるタイムリープのように無難であることに安住し、そして時にどうせダメだと諦めている自分の習性に気づくこととなるだろう。
そして、自分さえ良ければと自らの人生を投げ出すかのように歩んだり、本当に投げ出した時、自分以外の誰かが落胆し、痛みを伴い、悲しみに暮れ、引きずることになる。
たった今共有しているこの世界で、自分の人生は自分だけのものではないことを思い知らせる本作は以下のように示す。
全ては「選択」であり、また、物事の見方・捉え方次第で、その「選択」の幅、ひいては自らのあり様も変わってくるのだと。
原作を超えるのはやっぱり難しい、でもキャスティングが良かった
昔からCLAMP作品の大ファンで、xxxHOLiCは漫画もアニメも大好きなので鑑賞しました。
蜷川実花さんが手掛けた作品は過去に数作品鑑賞しており、今回も蜷川さんの世界観大爆発でした。
漫画やアニメの実写化はファンから良い評価を得る作品が少ないですが、個人的にこの作品はキャスティングが良かったです。
どうしてもその時ブレイクして引っ張りだこの若手の俳優さんや女優さんばかりを起用して中身が疎かになっている作品が多いように感じていましたが、この作品ではしっかり元のキャラクターに合うキャスティングをしているなと思いました。
柴咲コウさん、神木隆之介さん、吉岡里帆さん、磯村勇斗さん、松村北斗さん、玉城ティナさん、皆さんハマり役でした。
どうしても漫画やアニメありきの作品は原作を超えることが難しいですが、キャストの皆さんのお芝居に関しては素晴らしかったと思います。
まぁ、期待はしてなかったけどね
どんな対価を払ったらこんなドイヒーな出来に…?
4人の女性漫画家からなる創作集団“CLAMP”の人気コミックを初実写映画化。
アニメ版は昔少し見た事あり。杏主演のWOWOWドラマも昔少し見た事あり。(“元夫婦”共演…!)
何て例えたらいいか分からないくらい独特さと妖しさとシュールさとユーモアも入り交じった世界観。
実写化するのは禁断の扉を開くようなもの。WOWOWドラマもビミョーだった…。
類い稀なビジュアルセンスが無いと無理。
監督を務めたのは、蜷川実花。
ビジュアルの華である彼女の起用は、製作側にとってはこれ以上ない人選だったであろう。
だが、見る側(特に作品ファン)からすれば、真っ先に不安が過る。
だって、ねぇ…。
やはり的中。必然。
極彩色に彩られ、絢爛美炸裂する映像やビジュアルは、お馴染みTHE蜷川ワールド。
オリジナルの持つ妖しさ、不気味さ、美しさのダーク・ファンタジーの雰囲気は再現したと言えよう。
で、及第点はそれくらい。後はいつもの事ながら…。
そのビジュアルセンスも目を見張るのは最初だけで、次第にクラクラしてくる。
まるでビジュアルだけの押し売り。監督自身が自分の美的センスに陶酔しているかのよう。
人によっては好き嫌い分かれるのが蜷川実花の常。好きな人はとことんハマるが、嫌いな人は全くダメ。
ちなみに私はそんなに嫌いって訳じゃないが、こうも延々見せつけられると先述通り飽きてくる。
次第に辟易してくるビジュアルにピントのズレたCG。何だか悪いクスリでもやったかのような、悪趣味になってくる。
『xxxHOLiC』の世界を実写化するのにビジュアル抜きでは描けないが、一本の映画でもある。物語もないと話にならない。
一番のダメダメ点は、ここ。
話、あった…? って言うかそもそも、話の意味、分かった…?
話の入りはオリジナル通り。
願いと対価、人の心の闇、愚かさ、己の運命、人の尊さ…。
大層な事は語っているようだが、全く心に響いてこない。
一応四月一日(わたぬき)の運命を主軸にし、同じ日(四月一日)が繰り返される四月一日の試練と成長が描かれるが、全く惹かれるもの…ズバリ言うと、面白味がない。
焦点ボヤボヤ。五里霧中。
オリジナルの侑子と四月一日のボケツッコミなユーモアも好きだったのに、ユーモア性はほとんど削られている。見る側に問い掛けるようなシリアス雰囲気が逆に鼻に付く。
原作改変は言わずもがな。それ以前に“作品”として成り立っていない。一体全体、何を語りたかったのだろう…?
いつもながらの蜷川実花のPV。
ビジュアルではなく、物語やキャラ描写重視なんてその口で言ったら、お前絶対嘘やろ!
異様に細長い原作のキャラデザイン。
まあこれを完璧に再現する事は無理だとしても、キャスティングも…。
神木隆之介の高校生役なんて今更かよ…。ステレオタイプ。
柴咲コウの妖艶さは存在感放つが、杏の方がイメージ合ってたような…。
松村北斗は元より、玉木ティナのひまわりがドイヒー…。
マル・モロって少女じゃなかったっけ…?
キャストで頑張ったで賞は磯村勇斗と、吉岡里帆。吉岡里帆もかなり叩かれてるようだが、大胆衣装のセクシーで危険な悪女蜘蛛は怪演と異彩を放っていたと思う。
だけどどうしても拭い切れないキャスト全員のコスプレショー…。
原作の大ファンで映画化を熱望していたという蜷川実花。
願いは叶えられたが、引き換えの対価はあまりにも酷いものであった。
またまたやっちまった。不作続くキャリアにまた一本。
アヤカシにでも取り憑かれていたのかな…?
キャストのビジュ目当てのみの人なら良いかも
感想等聞いていたので、期待せず鑑賞。
内容の無い映画。
ストーリーは理解出来ず、ただただ映像美のみ。
吉岡里帆は無理があった。
全く振り切れておらず、合わない。
事務所の方針で新境地の開拓や話題作りの為、蜷川実花監督のお気に入り、等の理由でキャスティングされたんだろうな、と言う印象。イメージを脱却し切れていなかった。
映画(内容)より、メインキャストのビジュ目当て(推し見たい人)で行く人は、そこまで不満はないかも。
映像の美しさでもってた
蜷川実花のオールジャンルAV
人の心の闇に取り憑くアヤカシが見えてしまう高校生の四月一日君尋。
生きることに意味を見出せなくなった彼の前に、なんでも夢を叶えるというミセが出現。
妖艶な女主人の侑子は、なんでも願いを叶えるがそのためには何かしらの対価をいただくと言う。
侑子のミセで家政婦として暮らすことになった四月一日は、願いを叶えるために自分の1番大切なものを少しずつ見出していこうとする。
口コミもだいぶ見てきて観るか若干悩んでいたが、普通に観てよかった。
蜷川監督といえば、映画界隈で福田雄一並に批判の多い監督だが、私はそこまで嫌いになれない。
Dinerもキスシーン以外は結構好きだったし。
今回も蜷川ワールド全開で、寧ろここまで振り切ってくれると清々しい。
蜷川実花が撮ったAV、これに尽きる。
決して内容が面白いわけではない。
ただその映像が魅力的で虜になる。
AVみたいだと思い始めたら、それにしか観え無くなった。
もう何もかも全てがエロい。
神木隆之介の顔だち、柴咲コウの母性、松村北斗の片乳首、玉城ティナの幸薄さ、DAOKOとモトーラ世理奈のロリータファッション、磯村勇斗のASMR、吉岡里帆の肢体、全部18禁ですよ。
もはや誰がとか何がとかじゃない、全て(←何言ってんだこいつ)。
そして、お得意のキャストの無駄遣い。
本作は特に凄かった。
橋本愛とかもっと見たかったもん。
あの怒涛の無駄遣いシーンいらないって。
後半は蜷川実花が撮った呪術廻戦。
そして吉岡里帆で遊びすぎ。
とてもこの前の斎藤監督とは思えない…
CGが増せば増すほど茶番っぽさが際立っていたのが惜しいけど、水面に藤の花が咲き乱れるあの映像は圧巻。
4Kテレビの宣伝とかで使えそうな文句なしの映像美だった。
ラストの展開は流石にそうはならんやろだったけど。
色々言いたいこと言ってから、原作があることを忘れていたことに気づいた。
原作ファンの皆さん、それからキャストのファンの皆さん、どうか気分を悪くしないでください。
久しぶりにふざけたレビューですが、私は“一応”この作品は“賛”です。
原作ちゃんと読みます。
綺麗だった
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