ホリック xxxHOLiCのレビュー・感想・評価
全244件中、121~140件目を表示
原作未読でも楽しめる蜷川ワールドの映像美
原作未読でも、原作未読だから?は不明だが楽しめた。
蜷川監督といったら独特の映像美と怪しげな音楽。
題材にも相まってスピリチュアルな雰囲気をしっかり描いていたし、まさにワールド全開。
柴咲さんはドラマインディビジブルと重なる怪しげな役を見事に演じており、吉岡さんの妖艶さもグッド。
松村さんのクールな感じ。さぞかしモテるのだろうなあ。
色鮮やかなセットが凄い
アニメが気になっていた作品だったので実写化が神木くんと聞き絶対行こうと思ってたところに
推しの松村北斗くんの出演、磯村くんに吉岡里帆ちゃんと聞いてこんな好みのキャスティングありえるか!?ととても喜んでおりました。
率直に原作を知らない人は特に詳しく説明もなく展開描写も最小限で、置いてかれる人もいるかなと思いました。足りないところや説明不足なところをキャストの演技力、顔面力で
どうにか上手くしてるかなと思いました。
やっぱ演技力ある人らだとどうにかなるんだな…なんて…原作を詳しくは知らない民として楽しめた方だと思います!!
アニメが見てみたくなりました。
蜷川さんの世界観、セットの色合い、バックでかかる音楽、圧巻で思わず見入ってしまいました。
和服に弓道に低音ボイスで無骨だけど優しい、
北斗くんはこうゆう役をもっとやってほしい…笑
映像美は素晴らしかったのですが。
原作ファンです。映像美はさすが蜷川監督なので素晴らしかったように思います。
また衣装も非常に凝っていて、原作の世界観を鮮やかに表現していました。
マルモロは子役を使えなかったんだろうかという不満はありますが、キャスト・役者さんにもおおむね満足です。
やはり脚本や構成に問題があるように思います。まず根本的に「何がどうなる話なのかわからない」です。流れとして「運命を諦めて生きてきた四月一日が、大切なものを取り戻し、運命を切り開く話」に持っていきたかったのはわかるのですが、侑子さん・百目鬼・ひまわりちゃんとの関係の描写が薄く、この三人の関係を通して大切なものを取り戻すという構成になっていませんでした。なぜ女郎蜘蛛が四月一日を狙うのか、百目鬼家にある封印された魔物は何なのか、最後侑子さんはなぜ自ら封印されたのか、すべてよくわからなかったです。「雰囲気映画」になってしまったなという印象です。
さらに、人とのかかわりを避けて生きてきた四月一日が、なぜ急に百目鬼ひまわりとだけ仲良くなったのか等のこまかい変化についても説得力がなく、よくわからないままでした。
「自ら選ぶ」というのはHolicにおいて重要なテーマですが、そのテーマに至るエピソードがほとんどないため、クライマックスでいくら叫ばれても、重みがまったくありませんでした。オチの四月一日が後を継ぐラストに至っては、原作を見てない人間には意味不明な展開だったのではと思います。一週間ミセで働いただけで、どうやって後を継げるのか。
侑子さんとの信頼関係を築くエピソードすらほとんどないのに、あそこで感動は難しいです。
原作を読んでる身からすると、原作にちらばってるテーマやエピソードをざっとさらってはみたものの、広く浅くになりすぎて意味不明なダイジェストになってしまったと思います。
これなら「 真夏ノ夜ノ夢」みたいに、独立した話として完成させた方が良かったのではないでしょうか。
惜しい作品
原作はもちろん読んでいたし予告で世界観もあってたから鑑賞。
感想は惜しい。勿体無い。世界観やキャストもよかったけどあの長い原作のストーリーを詰め込みすぎて個々のキャラの意味や立ち位置が薄くて感情移入する前に話が進んでたので原作読んでない人は意味不明だと思う。
せっかくいい役者と世界観だったし、中途半端でも途中までで四月一日がお店の亭主になる全然前で目を失って人との関わり合いで考え方が変わった所まででいいんじゃないかって思った。座敷童や九尾の話やおでんやの話とか入れてほしかったなーって個人的に感じた作品でした。
混乱
原作が大好きで、キャストが神木隆之介、柴咲コウ、そりゃ見るに決まってる!百目鬼くん役の松村北斗もぴったり、わくわく…
わくわく返せー!といいたくなる残念さ。
全てにおいて中途半端。
特にラストの侑子さんとの別れは謎。四月一日が侑子さんに絶大な信頼、絆を感じるには弱すぎる。店主を務める意味も浅い。そもそも、四月一日がそこまで周りの人々への執着心、愛情が持てるような深まりがない。いきなり、ひまわりちゃんや百目鬼がお祭りで…とか、4月1日を繰り返すためとはいえ、無理がありすぎ。去っていったひまわりちゃん、いつまでその制服着てるの?猫娘、座敷童は必要か?(原作ファンへのおまけか?)女郎蜘蛛の吉岡里帆ちゃんも、手下の磯村くんも良かったが、四月一日のお母さんのエピソードなど
大丈夫?
マル、モロ可愛くないし、最初の趣里もやっぱり原作通りであってほしかった。
映像、セットはきれいだけど、それだけで時間いっぱい満足させることはできない。
もう一度いう。ほとんどのキャストはよかった。脚本家、監督の罪は重い。
テン上げ!
原作の超ファンです!!
キャスがよき!今考えられる最高のキャスト陣に映像美!
原作とストーリーはかなり変更してますが、大事なところ(一番大事な言いたいこと)はしっかりあって、余計なもの(?)は極力削ってあり(コントのような絡みも話が進まないのでしょうか?削ってあります)
正直、2時間だしドラマよりマシな程度かな…と鷹を括って見たのですが
2時間で見たいところ感じたいところがほぼ回収されて原作愛を感じました。よくここまで実写でできたな!が正直興奮しました!!!
あと、自分は腐女子なので百目鬼くんと四月一日の絡みが/////ご馳走様でした。大満足でした。あとはもうちょい…
強いて言えば、ひまわりちゃんがもう少し明るければ…
言い出したらきりがありませんがw
二次創作嫌いや原作に忠実さをもとめているかたは回れ右したほうがいいかもしれません。あと、原作見てない人もちょいとストーリーが唐突すぎるかもしれません。地雷を踏むかもしれません。
私的には最高!!!でした。リピです!
評価困難でした
わああ、こんなの吉岡里帆じゃない〜!
NHKドラマ『しずかちゃんとパパ』にハマッた身としては一回回って半分540度の変貌ぶりにガッカリ。
でも概ね高評価のようなので彼女の演技力の為せるワザと拍手を送ろう。
そのせいかどうか分からないけど、見終わった後、何も心に残らなかった。
色彩に工夫を凝らしているのは分かるんだけど・・・
漫画原作?
原作は読んでおらず、世界観の再現性とかは評価できないが、総じて、退屈な話だった気がする。
蜷川実花監督は、画的に綺麗なものを撮る傾向があるけど、演出はどうなんだろう?
好き嫌いがある?
僕は後者かな…。例えば、日めくりカレンダーをめくるのも、最初は当然、一枚ずつだけど、主人公の心情を考えると、最後の方は、何枚かまとめてめくると思うのだけど…。そういう部分の演出がちょっと稚拙かな…とも思う。この映画に限らず。
エンドロールに、「セクシー所作」という役割を見つけて、少し笑いました(笑)。
「女郎蜘蛛」の演技を指導したのかしらん?
まあ、あの部分は、動きが良かったから…。納得しました。
何回か観ると、面白さが変わる?
でも、もう観ないかな…。
吉岡里帆がよかった
原作は未読。
蜷川実花監督の映画を全部観ているわけではないが、原色を使った鮮やかな色彩がキレイではあっても話としてあまり面白いものにはならない印象がある。本作も藤の花が咲き乱れるエントランスやミセの中の装飾品、ユウコの衣装はとても鮮やかでキレイだった。
でも、話がなんとなくボヤけている感じがしてしまう。原作を読んでいないけど、前半で出てくる女優たちは全て駆け足で紹介していたが、たぶんそれぞれのエピソードがあるのだろう。それも必要かもしれないが、もっとワタヌキのエピソードを丁寧に描いたほうがよかったんじゃないかと思う。
それでも吉岡里帆と磯村勇斗はよかった。単純に好きなだけだから贔屓目になっているかもしれない。でも、吉岡里帆はこんな役の方が合うはず。セクシーポーズの指導する人がエンドロールに出ててちょっとおかしかった。素でできたわけではなかったんだな。
終わってみればいつも通りの蜷川ワールドだったってことだ。
いい訳
72本目。
10時25のドクター・ストレンジの前に何観よかなと思い選択。
まあこの時点で、ドクター・ストレンジは席なさそうだから断念。
観る前から自分にいい訳してる、前作がってのもありで。
入り方が前作に似てるかとは思ったけど、歌舞伎町だからボッタクられると思ったら、高校生なのか。
まあ、それは別に構わないけど、前作よりかは見れたなぁとは思うけど、ちょっと謀宗教団体が作った作品っぽい。
夢落ち、いや黄泉落ちかとは思ったけど、話自体が特に印象に残らない。
少し期待し過ぎたかな・・・・
確かに映像は良かった
が、あの黒い雲はあまりにも安直
中途半端なCGが品位を下げてしまったと思う
柴咲さんは相変わらず美しい・・・・
一本調子の演出のためか眠気が襲ってきてしまった
高画質が仇に
蜷川実花監督の極彩色で豪華絢爛な美術、大袈裟で独白の多い「舞台の映画化」みたいな脚本・演出・カメラワークは健在。
セリフにさまざまな意味を乗せて、目まぐるしいカット割りで飽きさせない手腕はさすが。
CLAMPのキャラとの相性は想像以上にハマっていて、神木隆之介くんが「エロいな」「完全に総受け」と思いつつ。
しかしながら、2.5次元舞台的なコスプレショーとの境目が曖昧ななりきり具合「ヅラ感」に加え、俳優の年齢がみな嵩みすぎて、肌の感じに中年の香りがして、高画質が仇となりキツかった。
そして、前述の舞台の映画化テイストの強い作風や、『Diner』『人間失格』で顕著になった蜷川監督の美学が生理的に受け付けない人は多そう。
かくいう私もかなり苦手。
「好き嫌い」の感情があるうちは、興味がある証拠なのでまだ観られるんですよね。
(「どうでもいい」「観る時間がもったいない」となったら、観に行かないのはもちろん話題にもしなくなりますが、そうはなっていない)
蜷川監督の創る「画」には、嫌悪感を抱きつつ、怒りながらも、どこか引かれて可能性も感じています。
映像美を期待したが
特典のカードと見比べると、美術デザインは原作の雰囲気を再現しているなと思います。でも、自分の目が悪いのか、ミセの夜のシーンがあまり美しくなかったです。藤の花なんか、もっと綺麗に見せられるんじゃないでしょうか。ただ、「ダイナー」の時と違って、食べ物はちゃんと美味しそうで良かったです。
吉岡里帆さんがエロい!毒の中に可愛さがあるから、禍々しいと言うより、愚かで哀れなキャラという感じでした。神木隆之介さんは時々色気がありました。
”対価を払う”という言葉が何回も出てきますが、”ハラウモノ”は"祓う者”の方なんでしょうね。発音が同じだから紛らわしいです。ストーリーとしては、監督が持っている断片的なイメージが、メッセージとしてこちらに届いてこないので、うーん、よく分かりません。
好き。
原作ファンです。
正直、蜷川さんのことはそこまで好きではなくて、多くのレビューにある通りきっとPVみたいな映画なんだろうと覚悟していました。
が!
期待値が低かったせいもあるとは思いますが、めちゃくちゃ心の底から楽しめました…。
役者さんたちが眼福過ぎて目が潰れそうになりました。
蜷川さん、期待してなかったなんて言って本当にすみません…もう大変、素晴らしかったです。
こんな素晴らしい映像化をありがとうございました。
この美しさは映画館で観ないとダメです、もったいない。
まあ、原作未読の方は訳わからないところがたくさんあると思いますが、ぜひ原作を読んでリトライしていただきたいものです…。
HOLICが完結したら、同じメンバーで続編やって欲しい…!
映像は美しかった
予備知識無しでの鑑賞でした。
終始、映像美に魅了される作品で
一つの芸術作品としての存在感は
感じます。
ただ…正直、内容の点で言えば
退屈さを感じる作品とも言えます。
観る観客を引き込む劇的展開や
もう少し細かな登場人物の心理描写が
もう少し欲しかったかな…というのが
率直な感想です。
内容より、映像美を楽しむ作品と
いった感じでしょうか。
全244件中、121~140件目を表示