「映画に蜷川実花というジャンルがあっても良い」ホリック xxxHOLiC 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
映画に蜷川実花というジャンルがあっても良い
2022年映画館鑑賞19作品目
5月16日(月)イオンシネマ石巻
ハッピーマンデー1000円
原作未読
アニメ未鑑賞
杏版連ドラ未鑑賞
監督は『さくらん』『ヘルタースケルター』『ダイナー』『人間失格 太宰治と3人の女たち』の蜷川実花
脚本は『ヒロイン失格』『センセイ君主』『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』の吉田恵里香
CLAMPと実写は非常に相性が悪いが今回は過去の作品に比べたらかなり上出来な部類のようだ
魔女のような女が願いを叶えてくれるという
その代わりに対価を払わなければいけない
喪黒福造かよと思ったがそういう話ではない
映画の枠に色々と詰め込みすぎた感あり
ストーリーなんてあってないようなものだ
よくわからない
蜷川実花のシュールな幻想的世界
気のせいか全体的に薄暗い気がした
暗闇に赤が映える
4月1日の繰り返しはくどかった
所謂ループもの
流石に心苦しく後半は多少の編集の工夫はしていたが
悪役吉岡里帆の熱演は二重丸
ただオッパイが強調されすぎて饅頭怖いの類じゃないが気持ち悪かった
子供向け特撮ヒーローものも昔からそうだが悪役の女はなぜか露出が激しい
なぜだろう
玉城ティナのツインテールは年齢のわりに似合っていた稀有な例
初代二代目は幸せになるが三代目からは不幸になる件のお芝居わりと好き
ボスキャラの目玉は蜷川実花なりのバックベアードか
最後はお別れ
メーテルかよ
君尋が後を引き継ぐという
陰湿な世界なので海辺は解放感があった
出演者の平均年齢が若い
ベテランの名脇役がいないので淋しい
四月一日君尋に神木隆之介
壱原侑子に柴咲コウ
百目鬼静に松村北斗
九軒ひまわりに玉城ティナ
マルダシにDAOKO
モロダシにモトーラ世理奈
猫娘に西野七瀬
美咲に趣里
女性客Aに大原櫻子
女性客Bにてんちむ
座敷童に橋本愛
アカグモに磯村勇斗
女郎蜘蛛に吉岡里帆