「実写より原作完成して」ホリック xxxHOLiC とうきさんの映画レビュー(感想・評価)
実写より原作完成して
レイトショーとはいえ、まだ上演1週間未満そして繁華街の新宿で連休の真っ最中なのに、映画館には10人もない。かなり驚いたが、観終わったら、なるほど、凄く納得。
何を伝いたいかよく分からない。原作ファンの自分でも混乱しかないから、原作読んだことない人大丈夫?全部は必然だから因果関係を強調する作品なのに、映画には四月一日の自己犠牲や女郎蜘蛛の執着とか、前振りもなく理由もなくただただ急に展開が始まり結果論になって好き勝手に物語が進んでるだけ。
登場人物の解釈に絶望しかない。冒頭にて自殺願望の四月一日からもう期待できないって分かった。一番ひどいのはマルとモロ、いい大人2人はロリファッションに子供の振りをするのキモかった。普通に子役使えばいいのに。そして女郎蜘蛛、何でこんなあばずれのキャラになっちゃった?全体的に意味不明の存在。
本当に楽しみにしてた。つまらなくて残念以上です。改めて実写には期待しても無駄だと再確認した。
去年舞台版もあってキャスト全員男性ということで賛否両論の意見もあったが、これを観て少なくとも映画版よりは全然いいと思った。
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