ONE PIECE FILM REDのレビュー・感想・評価
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異色作。評価が分かれる作品。
非常に評価が分かれる作品だと思いました。
私は、物凄くワンピースが好きというわけではなくて、毎週アニメを見ている程度。
今までの劇場版も、テレビ&時々映画館で見てきました。
物凄く強い思い入れがあるわけではありません。
好きなキャラクターがシャンクスであり、今回ウタの歌唱を担当しているAdoさんが元々とても好きなため、個人的に凄く楽しめたので⭐︎4.5評価にしています。
正直PVを見た段階では、ウタが何かしら事件に巻き込まれる系かな?と思っていたんですが、蓋を開けてみればウタが今回のいわゆる「敵」となるポジションで、「マジか…」と。
彼女とシャンクスの繋がりや過去の話しは、劇場版ならでは…という感じはありますが(笑)、あのラストは非常に切なかった。
でも彼女の歌は残り続けて、人々の癒しになっている。
あのエンドロールは、個人的に最高でしたし、これから原作が最終章へ向かうということなので、それに向けてのメッセージ的なものも含まれていたのかなと思います。
あの島で、外との繋がりを見つけてしまわなければ、彼女はどうなっていたかな…と、それも考えました。
今で言うSNS的な媒体をあそこで発見しなければ、もしかしたら彼女はあの結末にはなっていないかもしれない。
でも、外と繋がる事で歌を残せたし、喜びを見出せた。
ウタにとってあれが幸せであったなら、それで良かったのかなと思います。
とても現代的な劇場版になったのでは、というのが個人的な感想。
今までのワンピース劇場版と比べると、やはり異色作だろうなと思うので、レビュー評価は分かれそうな作品だと思います。
序盤のウタのライブシーンが、Adoさん好きな私でも「ちょっと長い」と感じたので、そこは−0.5で(笑)
でも、ウタ役の名塚さんのお芝居も凄く良かったし、Adoさんの歌唱は素晴らしかった!
あとは、やっぱりシャンクスがカッコ良すぎて!
ラストあたりの活躍までそんなに出てくるわけではないですが、あの存在感と強さはたまりません。
シャンクスの腕に抱かれたいし、彼の覇気なら浴びたい!!(笑)
今回試写会で拝見したので、もう1回、映画館の大画面と良い音響で見に行こうと思ってます( ´ ▽ ` )!
着眼点が面白い!
今作を見て感じたことは、問題とするテーマの着眼点が素晴らしい。普通の暮らしをする人たちからの海賊への目線です。ここまでの原作のワンピースでは、アーロンパークやドレスローザのように、海賊に虐げられている市民たちは描かれてきたが、あくまでも一部。ルフィたちの様ないい海賊もいれば、悪い海賊がいるのも事実であり、大半が後者である中、今までの市民たちは基本的に、海賊であるルフィ達にそこまでの嫌悪感を抱いて来なかった。それは、ルフィ達の人柄の良さもあるでしょうが、彼らを全く知らない遠い人たちからすれば、人まとまりに「海賊は悪である」が偏見を持っていてもおかしくない。そんな、シーンをしっかりと描けていたのはすごく新鮮な感じました。
作品自体の評価としては、「面白かったけど、、、」くらいの感じです。それは、キャラ数が多すぎて、まとまってない感があったから。ファンからすると、たくさんのキャラが出てくれると嬉しいが、映画としてはキャラ一人一人にかけられる時間が減り、厚みが出ていない様に感じました。
まあでも、最後の赤髪海賊団と麦わらの一味での共闘は熱く盛り上がらざるをへなかったです。アニメよりも先に、お披露目もありましたね。そこまでワンピースガチ勢じゃない自分からすると、たくさん仕込まれた小ネタに気付くことはできなかったので、少し損した感はありますが、夏のファミリー映画としては見やすく、素晴らしい出来だと思います!
巨大化もうええて
ウタの歌唱中、観客を飽きさせないという努力は伝わったが、やはり退屈だった。音楽はいいけど音楽のせいで物語や戦闘中の雰囲気がぶち壊されている気がした。
近年のワンピース映画は巨大化した敵が登場する事がテンプレ化している。一個人としてはfilm Z のような拳vs拳みたいな戦いが見たかった。あと公開前から思っていたけど、色んなキャラ出し過ぎ。大将2人とか出てくると小物感が否めない。個人的にルフィとコビーをあんなにアッサリ会わせて良いのかと疑問に思う。
「これは、adoを巡る物語」
ado物語
◆総評(5点満点)
・ワンピース映画として3
・映画として2.8
・家で見たら2.6
・低学年向けのエンタメなら5点
・原作初期から好きなら2.3
・アニメ押しなら3.3
・配布本欲しい勢5、製本よし
・ado好き4
最前席は足が伸ばせるし、周りの動きが気にならなくてわりと良かった。
以下各観点から
◆CG
背景やモブ、ダンス場面、ボスキャラで利用。効率化用途としてはいい感じかもしれませんが、モーキャプがヌルヌルしすぎてやはり違和感を感じざるを得ない。背景、エフェクトは自然で綺麗でした。デザイナーさんお疲れ様でした。
◆ストーリーについて
オマツリ男爵と秘密の島の大衆向けバージョン。可愛くて、わかりやすい展開、マイルドになっているので見やすくはなっているが、退屈に感じる中高生は多そう。個人的にはオマツリ男爵と秘密の島のほうが好き。サマーウォーズ式の世界線設定なのでわかりにくい部分もあるかもしれない。
ウソップとヤソップのシンクロ、ここで!!と思ったが、個人的にはウソップとヤソップ好きだったので嬉しかった。やっぱり一番人間味のあるウソップが好き。ラッキー・ルウも久しぶりって感じだが、能力は依然謎。
◆キャラ多すぎ
このキャラ多すぎお祭り状態で喜んでる原作好きは少なそうだが、ワンピースファンと子供は好きかもしれない。エンタメ全振りなのでそうした目的なら成功しているといえる。ただ、ワンピースはアラバスタ編まで面白かった厨からするとまたこれかという感じは否めない。登場人物多すぎ、無駄なギャグ、ルフィ海賊団のいつものノリ、ルフィあとは任せた!のいつもの流れ。
そこには感情移入できる人物たちはいないのである。
すべて上辺を通り過ぎるセリフたち。いつものセリフ。クソお世話になった場面も、大剣豪になるからと涙を流す場面も、嘘を本当に変えて見せるという心揺さぶられた記憶が遠く感じられる。もっと余白がワンピースには必要に感じる。余白すらモブで埋め尽くされている。
ただ、本作のメインはウタなのであえて、感情移入先をあえてフォーカスさせているとは思うが、ワノ国編と合わせてここも、ルフィ海賊団はただのモブでしかないのかという気持ちにはなった。
◆ウタについて
キャラデザの完成度は高い。ただ、ado!という感じは否めない。それはもう歌を聞きすぎてしまっているからである。多くの方がYou Tubeで音楽を聞けば否が応でも流れてくる。Spotifyでもラジオでも。耳にタコ過ぎて、ああ、聞いたことがこの場面で使われるのかという感じ。
これは予想できたので、自身としては途中で新曲をYou Tubeで聞かないようにした。そして見たらその場面の歌は楽しめた気がする。バトルミュージックは割と好きだった。
個人としては、adoにボイチェンする必要があったのかが微妙である。名塚氏が歌ったほうが統一感があったように感じる。話題性としてのadoだったのかも知れないが、SNSや口コミ等を見てしまうと、少し可愛そうな起用のようにも感じた。
◆ウタの設定について
正直微妙だった。シャンクスの娘(仮)も予想できた。実は赤髪海賊団、最強に悪いヤツ説あるのか!!これ!という場面のときは鳥肌がたったが、そうもならなかったのですごく安定的で無難で残念だった。もし最悪の極悪海賊団だったとしたら、尾田っち、まじおもろいやんってなってたと思う。
これシャンクス出す必要あったのか。個人的にはシャンクス、ルフィに会いに来すぎ。東映としては人気キャラは出したいのかもしれないが、設定がもう崩壊してるので微妙に感じた。
◆悪役としてのキャラ
個人的にはZやテゾーロなどの過去ほどには共感が乏しかった。ヒーローになりたかったZ、最愛の人をお金があれば救えたテゾーロ。どちらもウタほど過去は作中に出てこなかった。しかし時間にして5分で多くの人の心をつかんだと思う。
本作のウタはどう考えても、インパクトが薄い。それはウタの真実が結局わからないままだったからだろう。捨てられた理由、本当の親、そこまで映す必要があっただろう。
◆ミュージック映画について
最近の映画は何を思ったか歌に力を入れ始めている。ビジネス的には広がりを生みやすいのだろうと思うし、観客も今までの「少年」が見るものからすべての人が見るものと変化しているので、そうした万人向けの映画が興行収益にとっては大事なのかもしれない。
ただ個人的にはそれはすこし違うかなとも思っている。
ことの発端は新海誠やSINGからかもしれないが、ワンピースにはすこしあってないかもしれない。映画を見て、俺が見たいのは歌じゃない、バトルなんだ!猛烈なバトルを見せてくれ、絶望的な敵と戦ってくれ、それだけだった。ワンピースの設定上パワーがもうインフレを起こしてしまっているのですべてが無難に見えてしまった気もする。
もっとすごい敵という方向ではなくて、もっと斜め上のハンターハンターやブリーチのようなパワーコントロールができればよかったのかもしれない。ただ、ワンピースは一発でわかりやすい能力者バトルなので難しいといえば難しいのもわかる。
またこの「歌」を求めているんじゃないという層も多いだろう。ウィーアーやBelieveという背景歌を聞きながら、最強のバトル演出を見たいのだと思う。しかし、そんな懐古厨の声すら上層部にとっては物足りなく、虚しく感じてしまうのだろうか。
◆尾田氏監修、ワンピース映画について
これまでワンピース映画だけはすべてみてきて、義務ワンピースと化してる面は否めない。
正直、東映アニメーションと尾田氏監修に期待をしなくなっている自分がいる。というのも大人になりすぎてしまったからであるとは思う。東映も尾田氏も子供が楽しめる作品を作り続けていると思うし、熱狂的なワンピース愛凄まじいファンを満足させているとも思う。ストロングワールドくらい尾田氏が新キャラデザイナ監修してくればストーリーは置いといてもワクワクしたかもしれない。というか映画としてリッチに感じた。
ただ、もう自分はワンピースのターゲットから自分は、外れてしまってきているのかもとも思う。
思い出補正が許されれば、チョッパー王国、オマツリ男爵と秘密の島、デッドライン、ねじ巻き島、七星剣のほうが映画として面白かった。原作とはほぼ絡みはないが、映画として楽しめたように思うのである。七星剣は思い出補正強めだが、ゾロの感情が見えたりして好きだった。今のワンピース映画はアニメ版を長くして、原作のヒントを小出しにして釣り上げてるように感じてしまう。そこに感情や、熱さはないのである。
ビジネスとしての側面としては面白さよりも、まず見てもらうこと、来てもらうことが第一番。話題になりもしない、ミニシアターからじわじわなんてものは制作の仕組み上無理なのだろう。今後もこういった感じで作成していくのだろうと思った。
また原作との絡みについてもここにきて、ルフィが「新時代」とか言い始めるのもなんかなーって印象。今思うとホントルフィって共感ポイントが少ないように思う。一番ウソップがかっこいい場面多い。心が一番弱いから強いと思う。
何よりもCGや塗りがたんぱくで、マッパなどの新興アニメと比較すると無難さが目立つようにもなっているように感じる。ただ、そこまでアニメには詳しくはないので、そんな印象を持っているというだけではある。
◆ワンピースについて
正直最近のワンピースは心も動かされず、まだそうは言ってもこのつまらなさすら伏線なのかと期待しているが、コアなファンでなくとも、漫画としてつまらなくなっていると感じる。漫画全巻買っていても、なにかルフィ海賊団ではなくて、ルフィ海賊団というシンボル、形式的な概念を見ているようなそんな感じである。
自身は熱狂的なファンではなく、ただ面白いものが読みたいというただの消費者に過ぎない。それでもワンピースを見てきたのは、まだなにかあるんじゃないのかと期待してる側面が大きいのである。
時々SNSで尾田氏が「面白いものを書きたい、かわいいキャラとか嫌いだ」というのを見るたびに、これも大衆漫画家の宿命なのかもなと思う。頭が三角形の時代のチョッパーが良かったと思うし、半獣のチョッパーが不恰好で、でくのぼうで、悲しくて好きだった。これはスパイファミリーとも通じるが、万人向けになるということは、自分の信じた面白さというものが変わっていくこと、変わらざるを得ないことでもあるのかも知らない。
ただ、多くの人がファーストコンタクトを大切にしてしまう傾向があるので、初期勢、懐古厨となりやすいのもわかる。最初から最後までずっと楽しませるのは難しいと感じた。そう考えると、鬼滅やブリーチ、ナルトはちょうどよい期間だったのだと思う。
しかしこれを書きつつも、わたしの周りでは多くの子どもたちが、こういった口コミサイトとは無縁な彼らが配布の漫画を熱心に読んで、「おもしろかったーー」って笑っている姿を見ると、まあ子供が楽しめてるなら成功だよなと思った。
途中から眠かったので残念。。
主人公の名前と、主人公がゴムみたいに伸びる体なのと、仲間に三刀流のゾロって人がいるくらいしか前知識が無く、今までちゃんと見たこと無かったんですが
同じく前知識、予備知識無くていきなり見ても呪術廻戦はめちゃめちゃ面白かったし、そこからアニメ見て漫画も読んで、宿儺様や五条先生のステッカーとか乙骨君のアクリルスタンド買うくらいハマったんですが。。
映画を見るまで原作を知らなくても楽しめた呪術廻戦、るろうに剣心、キングダムみたいに楽しめるかな?と期待していたワンピースは、私にはちょっと響いて来なかったので残念でした。
ウタとシャンクスの(擬似だけどどうやら絆はあるらしい)親子喧嘩なら脚本としてはちょっと訴えるメッセージが少なすぎる。にもかかわらず巻き込まれる人が配信とかテレビで歌声聴いた人も含まれるというなら、精神世界(仮想空間?)に閉じ込められる人の数、ウタの悪影響を受ける人の数が多すぎてバランスがおかしい。だからあまり感情移入出来ませんでした。
置いてかれた娘の反抗??なら嫌いになる対象は海賊全部でなくシャンクスとその仲間だけでいいのでは?
いくら世界中に海賊の犠牲になった人達がいると知っても。。なんというか、歌声そのもので野蛮な行動やその犠牲になって奪われたものや人を取り返せるわけでもないのに。
歌手として、癒やしの空間、日々の中の娯楽のひとつを皆に提供するという普通のスタンスなら理解出来るんですけど。
まぁ、予備知識無しで見たんだから楽しめなかったのは私の状態のせいかな?とも思いますが。。
最後に有名な言葉「海賊王に俺はなる!」を
なんだか唐突に言われても、少なくともこのウタちゃんとのくだりから何故改めてそう思うのか、ルフィの発言の理由がよく分からなかったです。
お約束の言葉?だから取ってつけたような感じが否めなくて残念でした。
とりあえず、たまに出てきたゾロがカッコ良かったのでそこだけ救われました。
うっせぇわ
まずはAdoさんの歌声がうるさすぎました。
映画館の音響の問題とも思いますが、特に高音部の音割れがひどく正直不快でした。
(耳栓したいほどでした)
配信でも聴き直してみましたが、やはり音響の問題のようです。
映画館側で音量とか調整できないんですかね?
(IMAXとかで観れば大丈夫なのかな・・・?)
正直台無しという感じでした。(Adoさんは悪くないですよ~)
内容も・・・あれだけのメンバーが出てきたのにバトルはしょぼいし、最後があれだとなんだか救われませんね。
シャンクスの謎も少しわかるかと思いましたが、あまり変わりませんでしたね。
本編がいよいよ最終幕に向かうところでちょっと宣伝だけが先行した作品に思えました。
期待しただけに残念です。
まぁ、色々と
声優とadoさんの話やらありますが、アニメでは良くあるし今作品ではシーンによる歌の雰囲気は充分にあっているので個人的には全然アリでしたし、そんなことを言ったらもっと声がおかしい作品などいくらでもありますので気にしない事ですね。
個人的に今回良かったのは
シャンクスとウタの関係性
ウタを見つけた時、シャンクスもかつてロジャーやレイリーに拾われた本編でも語ってなかった?話があったのがよかった、コレによりシャンクスがウタと自分を重ね船の仲間と家族として育て、ウタの暴走による国が壊滅したのに自分達の所為にしウタを守り今回も駆けつけたに繋がるのは好きだった。
今だに謎の多い赤髪海賊団の活躍
かつてルフィが憧れたシャンクス達の他のクルーが今回は活躍したのはとてもよく、新世代のルフィ達とウソップとヤソップの指示の元に連携が取れるのは熱かったと思います。
何より最後の死にかけのウタを狙う海軍にシャンクスの覇王色の覇気による一般兵、しかも中将クラスすら戦闘不能にする凄さはとても良かった。
気になる点
少し、キャラクターが多すぎたように思えてしまいゴチャゴチャするなと感じた
見聞色の覇気が少し便利になりすぎじゃね?と思えてしまう
極めていくと未来が見えてくるみたいな、カタクリ、ルフィ、今回シャンクスも??みたいなのはいいだけどウソップとヤソップはちょっと便利すぎな気はすると思えました。
エンドロールのあんなことはあったけどウタの音楽はみんなを幸せにするという締めはとても個人的に好きでしたが!!
ミスターボンクレーが出てきたのが気になって仕方なかった、いや、生きてるのか?あいつ
挑戦的だか傑作
ONE PIECE映画の中でも歌に特化した半ミュージカル映画といった感じで長年のONE PIECEファンからはよけいな事と言われそうだが、歌の歌詞が映画の内容と一致していてスムーズに本編に入り込めた。
みんなと頑張って最後の強敵に立ち向かうという王道は変わらないが敵を救う為という点は新鮮だった。この映画をAdoのMVだと思う人はそれでも構わないが彼女の歌唱力がなければ凡作だったと思う。
ONE PIECE好きとしてはシャンクスとウタの関係がロジャーとエースの関係に少し似ているところに気付いて見てほしい。
あと映画と関係無いがメタサウンドシステムという音響設備も良かった。
赤髪海賊団かっちょいい!
今回の物語の根幹なので当たり前なんですが、序盤はウタのLIVEで少々お腹いっぱいな感じでした。。。
(ウタの歌はホントに上手でしたよ!)
が、終盤に向けて赤髪海賊団がめちゃめちゃいい!ヤソップとウソップの見聞色での出会い、シャンクスとルフィの共闘…あれラストのルフィってギア5になってましたよね⁉
悪い意味で「何も考えずに楽しむ」ための映画
「歌」に過大な力を持たせるのは映画では無理だと思うのですが、みなさん、どうでしょうか?
ワンピースの映画を劇場へ観に行くのは、おそらく「ねじまき島」以来です。原作は単行本を最低でも各巻5回くらいは読んでいますし、ここ最近はワンピースのためだけにジャンプ本誌を電子で購入しています。
映画も「ストロングワールド」以降すべて一度は鑑賞しています。
「RED」ということでシャンクスや赤髪海賊団周りが描かれるのかな、という期待のもと公開初日の一番早い8時20分の回、映画館へやってきました。
結論として、決して誉められるような作品ではありませんでした。
かといって、悪様に罵るような駄作でもありません。
加点方式だとあまり加点するような場所が見つけられないけれど、減点するような場所もまたそれほどはない、そんな映画です。
良い点としては、赤髪海賊団の活躍や彼らと麦わらの一味が共闘する展開など、「わあ!!」となるような部分がないわけではありませんでした。特にヤソップやラッキー・ルウの戦闘は原作でも描かれていない部分で「ラッキー・ルウ、お前、そんな肉弾戦車みたいな技つかうのかよ」と驚いたもんです。
ヒロイン「ウタ」のキャラデザも、また冒頭の彼女のライブシーンも非常に見応えがあるように感じました。
一方の悪い点。
一番感じたのは「歌」に過大な力を期待しすぎです。作中、世界の「7割」が歌の世界に引き込まれた、という説明セリフがあります。これが漫画なら飲み込めますが、実際に我々の耳に聞こえてしまう映画の性質上、そんな明らかにフィクションな設定、納得しにくいです。マイケルジャクソンやビートルズでさえ無理なのに、明らかに無謀な設定だと感じます。この手の設定は『二十世紀少年』や「竜とそばかす姫」でも感じましたが、映画でこのような「世界を変える」みたいな「歌の力」を描写するのは無理だと思います。Adoさんがわるいわけではなく、「実際に歌が耳に入ってしまう」以上、これは避けようのないことです。
これが許されるのは「リメンバーミー」みたいな規模感の話か、「ボヘミアンラプソディ」や「ジュディ」のように歌い手その人自体に共感させ感情移入させた場合だけではないでしょうか。
ヒロイン「ウタ」にあまり魅力を感じないのもこの問題を大きくさせています。確かにキャラクターデザインは非常に可愛らしいのですが、彼女が作中で能動的に変化していくことはありません。ルフィやシャンクスにおんぶに抱っこです。冒頭から登場する「歌が上手くみんなに愛される歌姫」というだけの存在です。
「歌」がテーマなのにウタ以外歌を歌わないのも、個人的にはマイナスポイントになると思います。これでは「歌」あるいは「ウタ」がすごいのでは「ウタウタの実」がすごいだけのように感じてしまいます。
上から一方的に歌を届けるだけの存在。ウタの成長を描くために私は最後、赤髪海賊団のみんなと一緒に「ビンクスの酒」を合唱するような展開の方がグッときたのではないかと、素人意見ながら。
他にも歌唱とキャラクターボイスが一緒なせいで、歌唱中の演技に難がある、とか
麦わらの一味のルフィ以外の面々が物語上必要ない、とか
さまざまあげられるが、一番気になったのはやはり物語における「歌」の扱い方だろう。
ただ決してクソ映画というほどの映画ではない。
「人はいつ死ぬと思う? 人に忘れられた時さ」という言葉があるが、良くも悪くもないこの映画、すぐに内容を忘れてしまいそうな予感はしている。
追記
コピーやヘルメッポがウタのライブに潜入するくらい危険視されていたのに、海軍や五老星はどうしてウタが計画を実行する前に暗殺しなかったんでしょう? 作中に説明ありましたかね? やっぱり五老星は無能。
さらに民間人の犠牲も厭わなかったはずなのに、最後、赤髪海賊団と戦わずに撤退した黄猿や藤虎もちょっと謎
Adoの歌やあのシーン心が震える
まず冒頭のAdoが歌う新時代はとても映像も相まって、最初から引き込まれ、その後の度々あるAdoの歌もどれも素晴らしい演出です。
そして終盤のシャンクスの漫画では出てない新情報や、ルフィがアニメではまだ出ていないあの形態になり攻撃するシーンにはとても心が震えました。
歴代最悪
いっそのこともっと音楽メインにしてくれたらまだよかったのに、 中途半端に酷い脚本でつなげてて、途中帰りたくなった。
歌のシーンは楽しくて良かった。
笑顔で殴られるシャンクスが面白かったです。
人生で最高の映画でした
3回泣きました。ウタがONE PIECEで一番好きなキャラになりました。
シャンクスの覇王色がやばすぎました。
曲のクオリティ及び出すタイミングや演出も音楽系のアニメの中で最高峰だったと思います。
私にとって人生で一番好きな映画です。
Adoの歌さえなんとかなれば…
作品自体はご都合感や無理がある点は多々あったが、連載中の漫画の、しかもジャンプアニメ映画という点から見れば、まぁかなり良かった。
特にウィーアーアレンジをかけながらの総力戦は作画の見事さもあり圧巻。反面、通常作画はあちこち崩壊してるのはいつものワンピース感。
UTAの設定や結末もまぁ妥当な線で普通に良い映画だった。
ただ問題は売りにしているAdoの歌だが、これが壊滅的に浮いてしまっている上に、音響のいい映画館で聞くと歌の粗さがとにかく目立つ。
得意なジャンルや曲調があっている部分はいいのだが、バラード系になるととにかく歌い方の粗さや声の出しきれなさが目立ってしまう。
加えて全般的に音が歌声を優先してしまうため、映像やSE、台詞が小さすぎて映像と噛み合わなすぎる歌シーンが多々ありすぎる。
UTAが歌わなくなってからが本番と思わされるくらいには映像はいいのに…感が酷い。
もちろん当たりの歌や演出は多数あるし、EDの歌も素晴らしかった。
けれど1番の見せ場であるべき最後の歌が演技過剰な上に歌いきれていなくてとにかく酷い。
せっかく良いシーンなのに…。
ただ、そこら辺を差し引いても話自体は悪くないし、作画もいい。曲と映像が噛み合えばかなり映える映画なので、人が居なくなったらもう一度見に行きたいくらいには良かった。
ただ「世界一の歌い手」はパワーワード過ぎて吹き出すのでご勘弁願いたい(笑)
音楽家や歌手という言葉を多用してるのに目指すのが歌い手なのは笑えてしまう(笑)
(追記)
2回目見ましたが、2回目見るとかなり印象が変わる映画でしたね。UTAという人物像は1回目はシャンクスの娘であり、映画ゲストということでどうしても英雄的視点でみてしまいますが、2回目を見て事情をしるとその仕草の一つ一つの繊細さに驚かされます。
とにかく広報と制作側、作者が見事にキャラの印象を作り上げ、ユーザーの視点を見事に操作したなという印象でした。
最初のライブシーン。これはただUTAが自分の世界にみんなを連れて行こうという考えなのではなく、明らかに「心中」を決意していることを匂わせます。
感想の多くにUTA自身のメンヘラ感やヒステリー感を感じてる方が多く、自身もそんな印象が強かったUTA像ですが。よくよく見ると映画では彼女がとにかく無理に気を張り続けているのがわかる描写が多々あります。
負け惜しみ〜と言う時の腕の角度や手の位置、沈黙などかなり細かく心情に合わせた表現がされており、その辺りも見どころです。
UTAという女の子は決して英雄的な人間性ではなく、あくまでまだ成長しきってない少女であり、そんな彼女がネットワークで世界の人から救世主扱いされ助けを求められる重圧。またその期待から英雄的な振る舞いを求められること、無責任に神様的な救いを求められること。
そして彼らは簡単に掌を返し、身勝手な意見を騒ぎ立てながらも解決はUTA自身に依存してくること。
これはSNSなどで有名になった人達には誰しもある悩みであり、まさに現代の若い人たちが抱えている大きな苦しみであると思います。
ただの一般人が突然注目を浴び、芸能人のような振る舞いを求められるわけですから、必ず歪みが出ます。
UTAにとっては決して自分自身は英雄でもなければ神様でもないわけですし、むしろ自分が父親に捨てられたり、海賊に利用されただけなのではないかという価値のない人間なのではないかと言う不安しかなかったわけです。
自分自身が出来る限りの思いつく限りのことをしようと死を前提とした決意しても、父親は来てくれない、育ての親も認めてくれない、昔の友達にも否定され、そして何より自分に助けを求め称賛してくれていた人達は簡単に自分の考えや存在を否定してしまう。
まだ大人になりきれないUTAにとってその不安が現実化したような世界の否定がどれだけ絶望的だったかは容易に想像がつくでしょう。
それでも彼女は人には多面性があることを知っており、シャンクスがその善の面を持つことを信じたいが故に、善の面があり、分かり合えるかもしれないという希望が故に全ての相手を嫌えず、分り合いたいと願ってしまう。
作中では「寝ずきのこ」の効果で攻撃的になりと語られどこかミスリードを誘いますが、実際には負荷に負荷がかかり過ぎて自身の残り少ない時間やどうにもならない状況への困惑が「トットムジカ」という大き過ぎる存在に縋るしかなかった流れなのだと感じました。
作中ではUTAは強大な存在のように描かれますが、しっかり見てみるとその表情や仕草はとにかく迷いや躊躇の連続であり、自分を強く気丈に振る舞わなければならなかった世間や社会に振り回された一人の少女であることがきちんと描かれています。
最後ルフィとの別れのシーンでは、「いつのまにかルフィの方が背が高くなってた」という一言で、自分は子供のままで、ルフィ自身は大人になっていたことをきちんと描いています。
楽曲もきちんとその辺りが指示されているのか、「私は最強」はただ自分自身を讃えて信用しろと言う内容ではなく、弱い自分を奮い立たせる歌詞。
「世界の続き」も誰かを信じていいのか、信じることができるのかという苦悩の歌詞にもなっています。
余談ですが、最後のルフィに麦わら帽子を返すシーンではルフィの表情は見せず、そして涙のような雫が流れるのも憎い演出でしたね。(クレしんを思い出しましたがw)
この作品はワンピースエンターテイメント作品として見ると確かに何かが違うと感じてしまう作品だと思いますが、UTAという少女の物語、そしてこの広大過ぎる現代で無数の他人と関わらなければならない現代の子供達に向けた作品としては素晴らしい出来だと思います。
ただワンピースは大海賊時代の冒険物語ですから、そこでデジモンのような現代社会の話をされたらそりゃ見てる側は困惑するとも思います(笑)
もし機会があれば映画でもBlu-rayでも構いませんので見直した時にUTAの仕草や喋り方に注目して作品を見てみてください。
きっとこの作品で描きたかったUTAという一人のか弱い少女の物語が見えてくると思います。
個人的にはこういうのは昔のワンピース の根底にあったものが、今風に少しカジュアルで小洒落たような描かれ方をしていて懐かしさと新しさを感じたような作品でした。
あっ、でもやっぱりadoの一部歌はかなり浮いてましたね(笑)燐光やトッドムジカは秀逸なのですが、全般的に画面に音の位置や音量合ってないのが(笑)
…シャアはまた人類の母を作り上げるのに失敗しましたな。
エンドロール最高
戦闘シーン、とにかく分かりにくい。
ウタの世界なのか現実なのかも曖昧。
コンピュータが描くものに頼り過ぎ。
設定が難しいとかではなくて、詰め込み過ぎたね。
麦わらの一味のいつものやり取りとか一切なくて、
唐突なストーリーは本当に、ウタのMVです。
しかしながら25周年に相応しいと感じる、過去のキャラクター大盤振る舞いには、ファンとして大きく心打たれました。
あと、ウソップとヤソップの件はウタとシャンクスの話よりも、ずっと痺れたよね。
映画はエンターテインメント。娯楽。
難しいことを並べ立ててアレコレ言わず、そうか、とただ真っ直ぐ受け入れたら楽しい話です。
あと歌良かった。
とにかく、エンドロール最高!!!
あれ観たさにとりあえずもう一回は行くわ。
こういう毛色の映画って、誰の為に作るのが正解なの?って感じ
ネタバレとしつつ、無駄に「言っちゃダメよ!」とか箝口令(笑)が敷かれてるのでソフトに…
そんなもん敷くような大層な内容じゃないくせにね笑
何様なん?って笑
その程度の映画です
まず、この映画は「ONE PIECEの為のado」ではなくて、「adoの為のONE PIECE」という全体像です
オマケ程度にシャンクス要素(笑)
印象論ではなくて、本当にそう
ONE PIECEの映画でやる内容というか、構成ではない
加えてね、こんだけウタ(ado)が多角的なコラボして、ってね…
それで映画自体の内容に深みがあるならいいんだけど、ペラっペラのありきたりな設定
なんなら、尾田先生が大好きな某忍者漫画の最終章のラスボラを彷彿とさせるウタの設定具合で、既視感がすごい
ほんまに、ado推しの商業色が強すぎてONE PIECEファンとしては気色が悪すぎる…
そういうado推しを有耶無耶にするために、わざわざシャンクスと絡めたのかな?というくらい、今回のシナリオはONE PIECEでする必要はまったくないようなもの
ファンを舐めすぎだろと
昨今の鬼滅や呪術など、若年層を取り込んだ作品が売れていて、マーケティング的にはONE PIECEも取り込んでいきたいというのは分かるんだけどね…
鬼滅や呪術はベースの軸があった上で取り込んでいるから、今作とは逆なのよ
作者の尾田先生は、おそらくエンタメ系のトレンドに対するアンテナはすごく広くてなんだけど…その拾い方が絶望的に下手くそ!
映画の番宣では、"こんな面白いことやるぞー!!ウエーーィ!!"みたいなクソガキムーブかまして、そして寒いという…
まあそんなんでも、偉大(笑)な原作者に意見をいえる人間もいないんでしょうね…
ということで、今一度考えていただきたい
若年層を取り込みたい思惑には理解はできるんだけれど、ONE PIECEの読者の主な年齢層や求めている内容を…
というかそもそも、予告編で大々的に謳ってた「シャンクスの娘」「ルフィの幼馴染」ってのがそもそも違うし…ONE PIECEの世界観的には重大情報なのに、それがミスリードでしたって…笑
サスペンス物でもない作品で…笑
全てが薄っぺらで内容がない映画
こんなんで金取れると思ってんじゃねーよ
本当に、尾田さん、見損ないました…という感想しか出ない映画です
ワンピ主要キャラのカッコいい戦闘は見れるので、そこだけ
少なくとも、赤髪が導く終焉とか?意味深なキャッチコピーには期待しない方がいい
ほんとに詐欺、駄作でしかない
"赤"
ありがたいことに試写会に当選し、先行して鑑賞。今年は試写会に多く行かせていただいています。感謝感激。
自分はジャンプは8年前から購読しており、ONE PIECEとは長い付き合いなのですが、ぜブラックの一気読みでまとめて見れるところまで見たので割と新米です。キャラクター一人一人に個性が詰まっており、話も常にワクワクする作り、感動から爆笑まで幅広くバリエーション豊富な話運びをされる尾田先生には頭が上がらないなと思いました。
前作「ONE PIECE STAMPEDE」もアクション多め、オールスター集結のお祭り映画として超楽しかったです。今作は更にお祭り騒ぎが増してそうだなと思い楽しみにしていました。
ただ、悪い方向で予想の上をいった作品でした。まぁ最終章の邪魔はしてはいけないので、最終章の入口的な作品だと思えば悪くは無いんですが、インパクト不足な感じが否めません。
Adoさんが今作の主題歌・挿入歌の歌唱を担当されているのですが、歌唱がいくら何でも多すぎます。1度目にすごいなと思った曲も2回、3回聞かされると申し訳ないのですがうんざりとしてきます。Adoさんファンの方々にとっては大歓喜だと思いますが、あくまでONE PIECEの映画を観に来た自分にとってはどうもノイズに感じてしまいました。ウタの声優は名塚佳織さんが担当されているので、そこからAdoさんの力強い歌声はどうもウタのキャラにはミスマッチだなという印象を持ちました。もちろん歌は素晴らしく、「私は最強」はとても好きです。だからこそ挿入歌のバランスは考えて欲しかった…。アクションだったり、セリフの誤魔化しのように思えてしまい残念でした。
どうしても原作の邪魔をしてはいけないので、今作は道中の話になりますが、フィールドが大きくないので話の盛り上がりにやや欠け、割と平行線のまま最後まで行くという感じでした。
色々と難しい映画なんだろうとは思いましたが、もう少し面白があれば…!と思うばかりです。試写会で観せていただいたのであまり悪くは言いたくないんですが、うーん…ごめんなさい🙏
鑑賞日 7/26(TOHOシネマズ 先行試写会にて)
鑑賞時間 18:30〜20:35
座席 K-7
AdoとONEPIECE好きなら何とか耐えられます
前情報何もなしで鑑賞しました。
いきなりフルコーラスのステージが始まり、
結構な頻度で歌のシーンになっていたので、
「これ、ミュージカル?」
って思いました。
Adoさんの歌を、無理矢理物語の中に埋め込んでいるせいか、
かなり雑で薄っぺらいストーリー展開だったと思います。
最初は辛いですが、
中盤過ぎれば後半は勢いもあって何とか耐えられます。
大海賊時代に動画配信があるとこういう事になるんだな・・・とw
ただ、最後の戦闘シーンは、
「本当に勢いだけやな・・・」
って思うぐらい、訳がわからんかったです。
歌を多用すること自体は否定しませんけど、
もうちょっと観客を物語に引き込んでから流す方が効果的だと思うのですが、難しかったんでしょうね。
CGの質は、シーンによって優劣が激しいです。
モブ系や、主人公が小さく描かれたオブジェクトは、
20年ぐらい前のCGクオリティに見えました。
シャンクスの声優さんは、最後の方は本人の声でしたけど、
登場したての頃は、別人としか思えませんでした。
スタッフロールでは本人のみ表示でしたけど、本当?
あと、コビーの声は、
まるっきり素人声に聞こえたんですが、
長年プロの方なんですよねぇ・・・
大人男性の声を無理に出そうとされたのかな?
ミスキャストじゃないかと何度も思いました。
最後に、
ヒロインは、感情の起伏が激しいんですが、
最もヤベェ状態の時は、
「レイプ目で『履いてない』メンヘラサイコパス」
という印象でした。
小学生のときに見たかった
とにかく好きになれないストーリーでした。
まず、シャンクス率いる赤髪海賊団がウタの為を思って嘘の理由でウタを1人残して去ったとのことでしたが、シャンクスの勝手な美学や価値観がひとり歩きしているだけの様に感じました。最後に感動させる為だけのよくありそうな設定に感じてしまいました。普通にウタが可哀想でした。
ウタもウタで、考えが自己中心的で見ていて正直少し不快でした。またこれは自分の理解力が無いだけかもしれませんが、ウタウタの実に関する設定も結局しっくりきませんでした。
ワンピースなので血の繋がりは重要ではないのかもしれませんが、予告等であれだけ煽っておいて結局シャンクスの実の娘ではなかったことも微妙に感じました。
ウタを葛藤させる為の民衆が言い合うシーンも気持ち悪かったです。全ては作品を面白くする為なのかもしれませんが。
ラスボスに関してですが、今回はウタがメインキャラクターだと思うので仕方ないのかもしれませんが、よく分からない化身のようなキャラクターで、何も魅力を感じられず残念でした。
ウタの最期は結局自分を犠牲にして世界を守るという様な感じで、ワンピースっぽい感動をあおる様な結末でしたが、どうしてもありきたりなものだと感じてしまいました。
色々書きましたが、終盤の戦闘シーンだけで見れば赤髪海賊団との共闘もあったりしてかっこよかったです。
この映画は自分が小学生くらいの時に見たかったと思いました。
1度見ただけなので間違いがあったらすみません。
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