劇場公開日 2022年8月6日

ONE PIECE FILM REDのレビュー・感想・評価

全596件中、421~440件目を表示

4.0新時代はもうすぐ

2022年8月10日
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作者が伝説のジジイは描き飽きた!女子描きたい!で始まった企画らしいですが、ガチファンとAdoファンで賛否真っ二つに分かれる珍しい映画。 いきなり新キャラのライブから始まり、ワンピースを見に来たのかAdoのPVメドレーを見に来たのかわからなくなりますw 内容的には原作もアニメも完結した後で作るようなオマケのストーリーなので、ストーリーよりもライブを楽しむ映画? 前作が総集編的内容で盛り上がったのでそれを超える映画はなかなか難しいか、、、 オリジナルのウタはカワイイし魅力的だと思うけど、ルフィの幼なじみとかシャンクスの娘とか色々設定盛られて、否定的な意見も多いけど、 本当に悪いのは魔王だけなんです、、、(おまけの1ページより)

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ぐっち

2.0ワンピースという作品にはなっていなかった。

2022年8月10日
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今までのワンピースフィルム作品と比べると満足は出来なかった作品ではありますね。 良かったところはUTAという少女のただ1つの願いの為に頑張ろうとする姿。そしてUTAと赤髪海賊団の絆には感動させられました。 しかし、悪い所でいうとやはりワンピースという作品なのにメインというか主人公が麦わらの一味ではなく完全にUTAになってたのだけはファンである私には残念で仕方なかったです。 新しいワンピースの形の作品というので捉えるならそれも良しですが根底は崩してはいけないとは思います。 すごく個人的な意見ですが、今回ジンベエ麦わらの一味としての初の映画参加で麦わらの一味との馴れ初めをめちゃくちゃ期待してたのですがほぼなくてため息は出そうになりました。

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chu chu

2.0残念ながら、、、

2022年8月10日
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僕はイマイチでした。 ワンピースが好きすぎて批判的な事は書きたくなかったのですが、僕にはハマらずです。 ウタが歌って踊ってみたいな映像が好きな方にはとても良いかと。 ワンピースファンであれば鑑賞せずでも良いかと。 ネタバレしてラストあたりの話しを書こうと思ったのですが、批判が強くなりそうなので、身近な人とあれやこれやと話す事にします。 とはいえ、良いところですが、 adoさんはとても歌が上手いですね。 あっという間に歌姫になっていくのかなぁと。 次は鬼滅の刃の主題歌とかも歌いそうな、そんな迫力ある歌い手さんでした。 ワンピースは本編もいよいよ最終章にはいったので、次回作に期待です! ワンピースは変わらず好きです。

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Francice

1.0正直ちょーつまんなかった

2022年8月10日
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個人的の感想ですが泣けるところはありましたがそれ以外はファンをガッカリさせる出来でした。もう少し頑張って欲しかった

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⛈️⚡エネルギーゲン⚡⛈️

0.5この内容ならピッコロの娘って設定でも、オールマイトの娘って設定でも作れる。

2022年8月10日
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ONE PIECEである必要性が一切無い作品でした。 はっきり言って本編に絡むシャンクスの物語はひとつも出てこないのでネタバレもクソもないです。 なのでONE PIECEの映画として評価するなら最低の駄作です。 adoのLIVEとして観るなら価値あり。

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MZ

3.5言われる程の酷さでもなく

2022年8月10日
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鑑賞方法:映画館

Adoもよく知らないし、単行本は持ってるけど読破テンションは低空飛行。そんな自分には丁度良いカンフル剤の様な映画でした。UTAについても最終的には何となく腑に落ちたしね。言及されてる後半の展開等は似たような事は思ったのだけれども、機嫌を損ねる程ではありませんでした。 でも歌声とキャラクターの違和感は拭えなかったかな。歌声もキャラクターも良かったとは思うんですけどね。声優&歌手は中森明菜好きだった自分には問題ありませんでした。あの人も普段のトーンとのギャップがすさまじかったですからね(それも魅力でした)。 フィルムシリーズ3作(スタンピードは違う)は其々好きですし、これも意欲的ではありますが踏襲されてる気がしたので、気が向いたらもう一回位確認してみてもいっかな?って感じです。

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lynx09b

3.0どうだろ。

2022年8月10日
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映画は面白かったです。 上映中に何度か鳥肌もたちましたし。 ただ、個人的にAdoがあまり好きではないので、オーディションなどで歌い手を先入観がない無名の歌手にすればよかったなと思います。

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はせやん

3.5ちゃんとは

2022年8月10日
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鑑賞方法:映画館

アニメを見たことが無いのですが、UTAの歌唱が気になって見ました。adoさんの迫力のある歌唱が良かったです。

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ごっとん

5.0私は好きです!!

2022年8月10日
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賛否両論ありますが私は凄く楽しめました! 元々ミュージカルな映画はあまり好きではないですが 今回は何故かあまり嫌悪感を感じませんでした。 ADOに対して好きも嫌いもなく知ってる曲も1個ぐらい しかなかったのですが映画を通して本当に歌姫って感じがして私は好きでした。 正直なぜそこまで評価が悪いのかが分かりません。 レビューを見るとADOを元々好きじゃない人がADOに対して酷く悪く言ってるので映画関係ないのではと思ってしまいます。 ワンピースファンとしては悲しいです。 ちなみに私はワンピース、ゴリゴリのファンです。 絶対もう1度見に行きます!! 悲しい意見ばかりですが気にせずにこれからも ワンピースと尾田先生を推していきます!!

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いちご飴

2.0うーん……

2022年8月10日
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鑑賞方法:映画館

ウタが好きになれるかどうかで評価が別れると思う。自分は好きになれなかった。 シャンクス目当てで観に行ったのに、いまいち出番が少なくて消化不良。戦闘シーンはかっこよかったです。 あと、ウタの異物感がどうしても拭えなくて観てて違和感がありました。どうしてもぽっと出感が否めない……。たぶん原作読んでない人は気にせず楽しめると思います。 Adoさんの歌は良かったので星2です。

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ああ

2.0魔法少女ONE PIECEフロンティア

2022年8月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

映像、ライブシーン凄く綺麗、敵との共闘、ウソップのアレ最高!! はい、良いところ終わりです(笑) 尾田さん監修してからのONE PIECE映画は世界情勢が垣間見えたり、青雉の足が!とかサプライズがありましたが今回それらは一切無し!!ウタに感情の動きを出すために急にアイツが登場したり…コロコロと色々起きます。さすがにアイツが会場にいたらやばいでしょうよ、歩くだけで目立つんだし…もっと早く会場が凄いことになってるはず ミュージカル映画と聞いてましたが、ライブシーンはマクロス、ボス戦はマドカマギカって感じでした。 取り敢えずキツい…ウタとAdoさんの映画です。

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DPZ

0.5期待外れ。シリーズ最低

2022年8月9日
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これから最終章にむけて盛り上がって行く中でADOのMV映画になるとは思ってもなかった。 漫画はこれからも見るがこの映画は見ない。

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晴

5.0最高だった

2022年8月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

生まれてからこのかたずっとワンピース読んできたけど 本当に最高の映画でした

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柿の種

0.5くっそつまんねぇ

2022年8月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

寝られる

映画見に来たはずなのにくっそ退屈なボカロライブ1時間近く見させられた。なんだこれ? 映画の内容は本編に一切絡むものではないから見ないことを勧めます。 シャンクスの名前使って客寄せすんなよ。 過去1最悪な出来栄えでびっくり。ここまで露骨なadoゴリ押しの映画(MV)を企画したやつはONE PIECEを侮辱したせいでファンから袋叩きされればいい。 とにかく企画者が憎くて憎くて仕方ない映画(MVにおまけで映画がついてきます)でした

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ぶっこみ太郎

2.0全編通して…

2022年8月9日
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鑑賞方法:映画館

単純

シャンクスの娘として登場するウタのキャラや能力、ライブというシーンから全編通してミュージックビデオを無理矢理脚本でつないだ感じの構成で映画である必要はなかったかな?が率直な感想。

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神雷

4.0お祭り映画

2022年8月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

 ネタバレ無しで語る。  お祭り映画だった。  パラレルだと割り切れる人には凄く面白い作品だと思うが、原作の設定から脱却した目線で捉えられないとこの作品を面白いとは言えないかもしれない。  個人的には前回の映画でお祭りはやったので、違う路線でいってほしかったとは思う。しかしそれは完全なる私の我儘。作品を不評にする理由にはならない。  歌が魅力。シャンクスが活躍する。そこは前提なのであえて書かない。そうなると単純なストーリーで評価することになるわけだが、映画の尺で収めるには色々と突飛なように感じた。しかし面白い。作品として訴える何かは必ずある。  キャラの絡みなど、ファンサービスもしっかりしていた。ストーリーから歌への導入やダンスの動画、期待がかけられる戦闘描写など制作側の苦労が分かる作品であった。特に戦闘を期待しすぎている人は空回りするかもしれない。しかし一見の余地はある。  総評として良い映画だった。新鮮だった。しかし結果的にはお祭りなだけに別のものを観たかった自分もいる。次があれば期待。

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ししまる

4.0新しいワンピース★音と映像を楽しむ作品★

2022年8月9日
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とにかくすごい映像美とAdoの音楽♫ 作品の3分の1はライブ会場に来たかのようで、所々に名声優たちを惜しげもなく使う贅沢さ! 良くも悪くも新しいワンピース シャンクスとは…をすごく想像させる、これまでのワンピ映画とは全く異なる作品! 原作好きなら必ず見てから論じてほしい1本!

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熱チル

5.0間違いなく、過去最高のワンピース映画。

2022年8月9日
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鑑賞方法:映画館

今までの「伝説の男」と戦うワンピース映画とは全く違う。 マンネリ化していたシリーズの常識を見事に覆した。 この映画は全く展開が読めない。 だからこそ、すべての瞬間に張りつめた緊張感と新鮮な驚きがある。 それほどに、この作品は非常に挑戦的な作りをしている。 ゆえに、今までのワンピース映画を知る者からはもちろん戸惑いの声も出る。 確かにこれは私たちが作り上げてきたワンピース映画のイメージとは全く合わない。 しかし、それでも、ワンピースフィルム・レッドは不思議なことに今までのどの映画よりもワンピースの核心に触れる、最も原作との密着度が高い映画なのである。 加えて様々な登場人物の行動や舞台設定が異常なほどにリアルなのである。 ウタ・ルフィの理想は深堀りされていき、彼らは説得力を伴ってアニメの中でより鮮明に動き出す。 作戦中の海軍の情報通信の描写は現代の軍隊のそれにも近いもので、今までにない緊迫感を持って描かれている。 明るい画風のワンピース世界で、あえて一般人から見た戦争、略奪を焦点に当てるという、現実のドキュメンタリーのような要素さえ組み込んでいる。 もちろん家族や仲間との絆も存分に描かれている。 そして、最後のとあるシーンではおなじみの麦わら帽子が非常にドラマチックな舞台装置として作用する。 そういう意味ではこの映画は『大人向け』かもしれない。 裏に隠された様々な感情を、細かな仕草から読み取る。そうすることで何倍も深みを増すように、この映画は作られている。 そして様々な新しい要素と、元来のワンピースの要素をごちゃまぜにした上で、とっちらかることなく、綺麗にまとめ上げている点は、流石としか言いようがない。 さらに考察好きや、原作ファンからすれば、興奮で思わず声が出てしまうようなサービスシーンも各所に撒かれている。 約2時間、画面に釘付けであった。 新しく、繊細で、写実的。その一方でワンピースの本筋からは決して離れないどころか、よりその核心へと迫っていく。 今までにないワンピース映画を是非、皆さんにも見てもらいたい。

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wet

5.0世界観に浸りきって遊べ!

2022年8月9日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

ワンピースファン歴12年。比較的、新参ファンの自分であるが、イイ歳した大人が連載開始から13年間無視していた作品のファンとなるからには、それだけ作品の凄さ、素晴らしさを分析し、深く感じ入ったからであって、この12年はそれなりにワンピースとかなり深い付き合いをしてきたつもりだ。 さて、ワンピースファンならば巻百三を手にしているであろう。 そして「漫画とアニメは別物」という事もSBSやUGKで心得ているはずだ。 「ONE PIECE FILM」はオダッチの作品ではない。彼はあくまで「総合プロデューサー」 本作は谷口監督と黒岩脚本の映画なのだ。USJや東京タワーの芝居と同じ感覚で楽しめば良いのだ。 今回の低評価レビューは「ワンピース映画ではない。Adoのコンサートだ」とする評が主流と感じるが、その考え方は勿体ない。 AdoではなくUTAのコンサートなのだ。 25周年記念作品という事で、ルフィとシャンクスを活躍させる基軸は決まっていた。となれば、2人を繋ぐには「2人と過去を共有するキャラクター」を登場させるのが一番シンプルでわかりやすい。 そしてアニメED曲「family」の歌詞のように、血の繋がりはなくとも「家族」という関係を大切に思う気持ちはワンピースという作品の根底に流れる最重要要素の一つだ。 ルフィとシャンクスが力を合わせて救う「家族」。それがウタだ。 黒岩脚本であるから、FILM GOLDを思い出して貰えれば話が早い。 黒岩氏がワンピース創作にて重要視するは「ワクワクドキドキ」「感動」「笑い」だ。 GOLDでも観客は冒頭から麦わらの一味と共にエンターテイメントショーへ足を運んだ。今回はそれがミュージックライブだったわけだ。歌声に説得力のある人としてテゾーロにはミュージカルも演っている山路さんが選ばれた。 今回は「漫画には絶対に出来ない事」「映画ならではの表現」として「歌&音楽」が選択され、天才的歌姫のウタが生まれ、「さぁ、ウタの歌を演れる歌い手はいるのか?」と探した時にAdoにオファーしたら引き受けてくれた。そういう流れだったのだと理解したい。 「シャンクスとAdo出せば数字取れるだろ」という考えで動く奴は、ワンピース世界に関わる者にはいないと信じたいのだ。それが心意気ってものだろう。 それに「伝説のジジイ達」が続き過ぎたから、ここらで若い女の子くらい出さなきゃサンジきゅんが保たないしなw 103巻巻末を熟読しよう。 今回は、歌の一曲一曲が演出であり物語。フラッと立ち寄ったライブで名も知らん歌手の曲を聴くよりも、アルバムを聴き込んだ自分の好きなアーティストのコンサートに行く方がアガるもの。 だから、映画に行く前には映像でんでん虫によるUTAの動画配信とミュージックビデオを観てから行くべきだ。ルフィ達と同じ世界に浸りきるのだ。 (我々の現実世界ではYOU TUBEで観られる) 私もとりあえず「新時代」「私は最強」「逆光」「ウタカタララバイ」はサビを口ずさめる程度には聴いておいた。「世界のつづき」はウタが冒頭しか聴かせてくれないし「風のゆくえ」はタイトルしか教えてくれなかったので、この2曲はライブ当日を心待ちにするのに役立った。 そして謎の「Tot Musica」 この曲についてはウタからは一言も語られない。音楽七武海の担当は天才的BGMに定評のある澤野弘之。一体どんなシーンでどんな曲が流れるのか、もうワクワクじゃないですか。 6回限定の「ウタ日記」を見れば、ウタが海賊に対してどのような感情を抱いており、それを表現した曲が「逆光」だとわかる。映画本編ではもっと聴きたかったくらいだ。(「愛ある罰」のフレーズはガープの「愛ある拳は防ぐ術なし」も想起した) 映画の始まる前、幕間には「巻四十億」で一味の「ライブ服」と「バトル服」だけチェックしておくと、本編鑑賞時に新たな観点の楽しみが加わるだろう。 これだけ準備しておけば、「映画に行く事」がイコール「UTAのライブに行く事」になる。 これまで動画配信のみで、誰も会ったことがない「本物のウタ」にライブ会場で会えるのだ。 私達は、エレジアで麦わらの一味と待ち合わせて、彼らと一緒にミュージックライブを楽しむのだ。 そして、生じる出来事に一喜一憂し、久しぶりに会う懐かしい面々と久闊を叙せばいい。(ライブ映像配信シーンや映画エンディングは、原作扉絵に描かれるような描写が重なる) 麦わらの一味と赤髪海賊団の共闘は「カッコエエー‼︎」の一言! シャンクス&ルフィはもちろんだが、ベン・ベックマン&ゾロもいいね。 ウソップに関しちゃ上映前から言わずもがな。 赤髪海賊団では、今回ホンゴウさんが割と良い味出してた気がします。今後に期待。 カタクリお兄ちゃんは言うまでもないが、オーブンお兄ちゃんも頑張ったね。 なんだかんだ言いつつ、もはや麦わらの一味にすっかり馴染んでいるロー(笑) バルトロメオ も活躍多し。 そして「将来海軍大将になる男」が、その片鱗を見せて連合チームに見事な采配をしておりました。 いやぁ、面白かった! この映画はねぇ、オダッチ達の仕掛けに乗っかって遊んだ者勝ちよ?マジで。 ※8月13日・一部追記 賛否両論両極端に二極化する傾向がハッキリしてきて非常に面白く思う。 新しい試みには常に受け入れられない保守派が存在するのは世の常。 ただ、否定派の中には印象操作・数値操作の為に新規サブ垢を作って低評価を繰り返している同一人物と見受けられるものもあり、総合評価の星を鵜呑みにしない注意は必要だ。 賛成派の特徴は ・些細な描写からも物語の行間を読む事が出来る人。複雑な心の機微を汲み取れる人。 ・優れた映画に多い「ギリギリの削ぎ落とし編集」から本作の深いストーリーや心理描写を把握出来る人。普段から多種多様な映画作品に触れている人。 ・ガイモンさんの彼女、サーファンクルちゃんを知っているくらいコアな原作ファン。(コアかな?ファンを自認するなら扉絵くらい覚えている気もするんだがw) などが挙げられると思った。そこまでではなくとも、何故コビーが仕切るのか、その理由程度は理解出来る原作ファンならば充分に楽しめるであろう。 議論の争点について幾つか。 ・「シャンクスの出番が少ない?」 いやぁ、充分過ぎるほど多いだろう。原作のシャンクス登場シーンを考えてみれば、破格の大盤振る舞いかと。 ・「歌が多い?」 ウタウタの実で闘う以上は必然かと。 「始めにAdoありき」で作ってはいないよ、絶対に。 あくまでも「始めにウタありき」からのスタートだという事が、8月15日を過ぎて解禁された各種情報からも判明してる。 本作はミュージカルではないけれど、ミュージカルを見慣れた鑑賞者ならば、別に歌が多いとも思わないし、適切なシーンで適切な楽曲が、適量使われていると感じることと思う。「Adoの」という色眼鏡を外して、作品そのものを味わって欲しい。 ・「共闘」 共闘に見えるのは映画観客だけ。彼らの視点では共闘なんかしていないよ? リア側はヤソップ、夢側はウソップの指示に従い言われた箇所を攻撃しただけ。 見聞色に優れた数名は、何かは感じ取っていて正確な共闘状況も把握は出来ているだろうけど、それは私達が「眼で見る感覚」とまったく同じわけではないだろう。 紫外線や赤外線を視る事の出来る昆虫が視ている世界は人間と同じではない。コウモリやイルカの超音波探知は人間の理解を超えているだろう。 「夢の中でひととき遭えた」という程度は「現実で再開する」のとはまるで違う。原作ファンが嘆く必要はない。 ・「シャンクスが育児放棄?毒親?」 いやいやいや。平凡な一般的家庭感覚で考えるのはよそう。 シャンクスは世界的大犯罪者。 しかも、このあと「エレジア大虐殺」の極悪人となるのだ。 「極悪非道大犯罪者の子」「国王の養い子」という2つのレッテルを選ぶとしたら、愛する子にどちらを与えるか? しかも、ウタは「自らの鋼の信念で、望んで海賊の道を選んだ」わけではない。ただ「子供が養い親と一緒にいたいだけ」という理由でしかない。 しかも、世界に通用する超一流の音楽的才能がある事がエレジアで判明した。(それまでは赤髪海賊団の面々も歌が上手いな、程度にしか思っていなかっただろう。) 「光の当たる表世界での大成功」 「一生、世間から後ろ指さされ、憎まれる裏街道」 まともな親ならば、どちらを与えたいと思うのか。 「ウタが望むなら海賊として一緒にいる」というのは視野狭窄で子供を溺愛するばかりに可能性の芽を潰す残念な親であろう。 千尋の谷に我が子を突き落とす愛の形もあるのだ。 ・「ウタを見殺し?」 1年前、トーンダイアルによって真実を知ってしまった時から少しずつウタは壊れ始めた。知らずにシャンクスを恨んでいた自分。一気に蘇る押し込めていた思慕の念。自分のしでかした大量虐殺。 どうすれば許されるのか。自分に生きる資格はあるのか? 新時代計画が不適切なものだったと悟った今、彼女の繊細な魂は自分の罪の大きさに耐える事は出来なかったのだ。 ホンゴウの薬はラストチャンス。それを拒んだ時点で「もう手遅れ」になったと理解したい。 (元気なままで生きていると原作がややこしくなる立場である以上、消える事を運命付けられて誕生したキャラではあると思う。ただし生存の可能性を0にはしていない。) ・「海軍に引き渡し、罪を償わせるのが正しい親?」 待て、待て!「あの海軍」がまともな裁判をすると思うか? そもそも「犯罪か?」という観点ならば、「9歳の少女が何も知らずに、渡された楽譜を歌っただけ」で犯罪にはならんでしょ。過失致死罪に問われるのは「子供の手の届くところに危険な楽譜を置いた大人」でしょ。 海軍の手に落ちたら「ウタウタの実研究」の実験材料にされるだけ。一生、人間らしい扱いはされず、死んだ方がマシって苦しみ続ける監禁生活だよ? ・「あのキャラやこのキャラいらない」 そりゃ余計なお世話。誰が出てきたっていいだろうが。差別はいかんよ(笑) 不要なキャラなんか誰一人いなかったよ? ・「ラストのルフィの台詞の軽重」 これは重いでしょう。ウタの「目的」はルフィと同じ。「手段」は間違えてしまったけれど。麦わら帽子と共に、ウタの夢も受け取った。「海賊王になること」は、ウタの夢を叶える事にもなるのだ。 「大量虐殺」の是非はルフィにだって問えない。生きていろというルフィー・一流の我儘も今回ばかりは口に出せない。 言葉に出来ない複雑な様々な思いを詰め込んで、前向きに放つ珠玉の名台詞だ。 ONE PIECEという作品は、人類が過去、そして現在も抱えている様々な社会問題について描かれている。 オダッチの凄いところはそれを微塵も説教臭くする事なしに子供達へさりげなく情報と問題意識を付与しているところだ。本作も、現代の重要な社会問題への問いかけが込められている。 映画からだけでは読み取れなかった人も、40億巻のchapter4からオダッチが創造した世界を汲み取って欲しい。 「原作」とは別物である事を大前提とした上だが、UTAもFILM REDも間違いなく「ONE PIECE」であり、ONE PIECE世界を構成する一部なのだ。 ※IMAX鑑賞時の注意点 ・音響は大変素晴らしいのだが、座席位置によっては画面が大き過ぎて、肝心のルフィのギア◯に気付けない危険がある。(鑑賞者の視点が他の箇所を見ていた場合。特に座席位置が前方だと危うい。) 初回鑑賞時にIMAXを選ぶなら、ベストポジションを取れなかった時には前方よりは後方位置のシートにする事をお勧めしたい。

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pipi

1.5「ワンピースの映画」とは

2022年8月9日
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鑑賞方法:映画館

まず自分はワンピースは本誌、アニメの両方で追っています。オタクとまでは言えませんが1番好きな漫画です。 今回の映画は過去の作品と比べても最低の映画だと思いました。 まず歌を歌う時間が長すぎます。それに付随して本編が短い、途中途中に歌が多すぎてストーリーが途切れ途切れになっている、内容が歌メインでストーリーの中身がスカスカ。 もちろん歌がメインテーマなんだからと言う意見も理解できますが「ワンピースの映画」という前提があります。 自分は「ワンピースの映画」を観に来ているのにまるでライブを観させられている感情でした。 べつに自分はadoさんが嫌いでも無いし好きでもないので映画館の音響で聴く曲はとても良かったです。ただそれは「ワンピースの映画」に期待しているものでは無いと少なくとも自分は思っています。 ド派手な戦闘シーン、強敵を苦戦しながら倒す、仲間との友情、限定キャラの魅力、本誌との繋がり方など自分はそういうところを期待してしまいます。 赤髪のシャンクスというキャラ人気、adoさんの人気の2つをとりあえず使っただけの映画だと思います。 ワンピースが本気で好きな方ならこの映画がワンピースの面白い映画だとは感じ難いと思います。 3年ぶりの映画がこれではネットで書かれている低評価は仕方がないと思います。 自分の考え方が古いのかもしれませんがこれが新しい映画の形なのかもと思うようにしようと思います。 最後にこれから観る方は「ワンピースの映画」という前提を捨てて観に行ったほうが楽しめると思います。

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おむすび