「ある一家が引越しを決意して住み慣れた故郷を離れる物語です。」ベルファスト お抹茶さんの映画レビュー(感想・評価)
ある一家が引越しを決意して住み慣れた故郷を離れる物語です。
題のとおり、ある一家が故郷を離れる物語です。
故郷を捨てると書かないのは、主役の少年が思い焦がれる少女と将来の再会を約束しているから。
映画の中で、主人公の少年の無分別の行動が、燃え盛るカトリック・プロテスタント両過激派勢力間の抗争に油を注ぐのではないかとヒヤヒヤしました。
北アイルランドの長い紛争の歴史について高校世界史の知識以上のものを持たない自分にとって、映画の話は漠然と理解できても、物語の本質は理解できていないのだろうと思います。
原作は、監督の体験を基にしたものとのことですが、再会の約束が実現したかどうか気になるところです。
コメントする