「ウルトラノーマル 映画的か?退屈か?」ベルファスト 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
ウルトラノーマル 映画的か?退屈か?
話に盛り上がりはなく、淡々と進み淡々と終わりますので、多くの人が退屈でしょうが、落ち着いてカッチリした構図と彩度限界超えのカラー画面の挿入など極めて映像的な映画です。
1時間40分でまとめているところもよいです。
アイルランド問題や宗教対立は日本人には感覚的に理解できませんが、押しつけがましいテーマや主張も希薄で、ひたすら少年の立場からみた英国の地方都市の在りし日の思い出、といった趣は好感が持てます。
表現しようのないふわっとした雰囲気が好きか嫌いかが評価の分岐点でしょう。
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