「映画の愛に詰まった作品」ベルファスト morickさんの映画レビュー(感想・評価)
映画の愛に詰まった作品
この作品は自分の故郷でありながら敵対する人たちにより、外に出ていく物語。悲しいながらも映画のいろんなシーンが散りばめられていて、ニューシネマパラダイスのよう。
ただ単なるおとぎ話ではなく、同じ宗教なのに憎しみ合う人間たちの中から月という未来に向かって出ていく姿は、自分のこれからにも跳ね返る。
大事なのは逃げるのではなく出るという能動的な選択肢こそが未来を切り開くということなのだ。
最後のおばあちゃんの一言が大きい。
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