断捨離パラダイスのレビュー・感想・評価
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嫌なことは捨てて、再スタート!!
元ピアニストの律稀はある日原因不明の手の震えにより、しょうがなくピアノ世界を離れました。長く付き合った彼女とも別れ、一新して具前に清掃会社断捨離パラダイスに入社をした。最初は母にも応援されず、仕事もうまくいきませんでしたが、自分の工夫と社長のアドバイスで会社の中心人物になっていきます。
清掃を依頼する人は仕事も年齢もみんなバラバラ、持ち物一つ一つに物語があります。片付けることによって新しいスタートをすることができます。ゴミ屋敷に対する印象が大きく変わった作品でした。
清掃会社の物語でここまで笑えて、感動するとは思いませんでした。多くの人が経験したことがある大掃除や探していた物が見つかったり、残したいけど捨てなければいけないもの。一つ一つの所持品の物語が思い出します。
主人公もこの仕事を通してピアニストとしてのプレッシャーからリセットして再スタートをすることができました。原因不明の手の震えもなにかのサインだったかもしれません。最終的ピアノの先生も断捨離パラダイスも活躍できて良かったです。母にも応援される仕事になりました。
仕事×ゴミ屋敷は美術が難しいですが、リアリティがありながら、ゴミ屋敷に対する抵抗感は全く無かったです。またこの制作チームでもし機会があれば次の作品も楽しみです。
人のこと笑えないけど…
ゴミと戦う人たちに祝福を。
抑えて正解 泉谷君
わたしは整理整頓が苦手。
人と人との付き合いも、物の整理やゴミ出しも共通するところがあるんですね。
ちょっと寂しいですけど。
おたから探しはこの仕事では超もりあがるまるでイベント。
お茶もってきて~でしたっけ?
業界用語なんですかね。
お年寄りが亡くなったあとのかたづけに絡むエピソードはないので、暗い気持ちにならなくてすみました。
ゴミアパートに住んでる小学校の先生と元単体女優のシングルマザーが仲良くなって、ピアニストを目指していた彼が小学校の先生の新しい彼氏になって、シングルマザーは断パラの彼を昔絡んだ男優と勘違いするエンディングいいですな。ほんわかしました。
生徒のテスト添削を家でするシーン。なくなりそうです。用紙が汚れそうだし。
でも、こんなきれいな先生なら、許しちゃいます。
特典サービスのくじ引き役に立ちましたね。
泉谷しげる氏はだいぶ抑え気味でした。バランスよかったです。
無言での顔芸。間がとてもいい感じで、瀧川鯉昇師に似てきた。
いや、もともと似てるのかも。
断捨離ブームを起こし時代の寵児となった若い女性は【断捨離】を商標登録したらしい。
しっかりしてますね。
ちょっとお茶ちょ〜だ〜い
練られたキャラたち
ごみ屋敷のエピソードがロンド形式で綴られる。幹としては最初の断捨離パラダイスに入社した挫折したピアニストの働く人目線で。そして次々に様々な依頼者のエピソードが語られる。
特筆すべきは、キャラの作り込み。社員も、お客も、関わる人も、それぞれに事情があるが、それを小さなエピソードで、映す画面で、語る巧みさ。(エンドロールの映像も、さすが片付け会社名!)それらをまとめるすっとんきょうな口調のアッケラカン社長が秀逸。
あるエピソードでチラッと見切れてたエピソードが、後で別の人の物語として関わってくる脚本の練られ方は見事。
見たあと、何かを失っても前向きに生きることはできるよと、応援してもらったように気持ちが明るくなりました。
各エピのごみ屋敷の原因は、ありがちな感じで、そこはちょっと物足りないのですが、複雑にするとぶれちゃうかな?いや1つくらい一般性に欠けるものでも良かったかも?
「カメ止め」みたいなヒットになるかもしれない。でも、テーマがゴミだし子供には分かりづらいから難しいかな?
君は大丈夫だ
ピアニストの夢を諦めて断捨離パラダイスというゴミ屋敷の清掃業者で働き始めた青年と、断捨離パラダイスを利用する人達の話。
超金持ちという程ではないけれど、それなりに世間知らずなお坊ちゃん育ちの青年が、ピアノの夢を諦めて、11年付き合ったクソな彼女に別れ話しを切り出され、断捨離パラダイスで働き始めて巻き起こっていく。
人に説明し難い仕事をしていた過去を持つシングルマザー、フィリピン出身の介護士の青年、TVで取り上げられる程のゴミ屋敷、彼氏を絶対に家に入れない女性等々、そこに至った心境なんかも交えつつみせていく。
コミカルで軽い空気感の中で、しっかり人情や成長とヤンヤンつけボーをみせてくれて、なかなか面白いし、登場人物達の繋がりの持たせ方もウマイ。
気になる人がアンタと昔仕事で絡んだとか言われたら…ねぇw
臭うぞ、良作の香りが。
生業
せっかくファーストデーだし、安く観れるから何か観ようかなと思い時間帯の合う作品を探したら今作がヒットしました。あまりチェックはしていませんでしたが、コメディっぽい雰囲気があったので楽しめるだろうなと思い鑑賞。無事に下半期開幕です。
ゴミ屋敷に悩む人々を描く作品だと思っていましたが、ゴミ捨てを手伝う人たちとゴミ屋敷の人たちの交流、そしてちょっとした成長を描くコメディものに仕上がっていました。
ピアニストの夢を断たれた主人公、そこからふとしたきっかけでゴミ捨て業者で働き始め、シングルマザー、外国人労働者、ゴミ屋敷の主、教師たちのゴミ屋敷を片付けていきます。
ゴミ屋敷のセットがとにかく凄くて、これを片付けるの大変すぎないか?と思わせられるレベルの汚さと積み重ねっぷりには驚かされました。テレビ番組とかで観るやつをよくもまぁここまでリアルに作れたなと感心するばかりでした。
ゴミ屋敷を片付けた人物たちが点と点で繋がって線になっていく伏線回収も中々良かったです。なんとなく流れていた映像が先生だったり、シングルマザーだったりと丁寧に貼った伏線にまんまと乗せられました。
この映画を観終わった後、掃除しなきゃなとふと思わせてくれました。そこまで散らかってはいませんが、ある程度綺麗にしといたほうが心に余裕はできるよなと思いました。そもそも虫が苦手なので劇中ほど汚くはできませんが笑
鑑賞日 7/1
鑑賞時間 11:30〜13:20
座席
心も断捨離されました(^_^;)
ぬるーい上司、意外にいいかも
社会派の重い映画かと思いきや、クスッと笑えるコメディ映画だった
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