「【演技経験の無いアイドルを主演にするのは、高校生恋愛映画で十分。あと、”ミッドナイトスワン”の脚本の切れは何処へ行った?内田英治さん・・。】」ツーアウトフルベース NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【演技経験の無いアイドルを主演にするのは、高校生恋愛映画で十分。あと、”ミッドナイトスワン”の脚本の切れは何処へ行った?内田英治さん・・。】
ー 私が今作を鑑賞した理由は二つ。
一つは、今や絶滅危惧種となった前後編の邦画「ソロモンの偽証」で印象的な子役だった板垣瑞生さんを観る事。
もう一つは、脚本を手掛けたのが”ミッドナイトスワン”の脚本を手掛けた内田英治さんだったからである。-
◆感想 余り映画と関係ありません・・。
・高校生恋愛映画で、売り出し中のアイドルを主演にする事には異論はない。何故ならば、この分野は今や邦画の収益を支える大市場であるし、「君の膵臓をたべたい」など、ここ10年で良作も多数上映されているからである。
・今作は、元高校球児二人が夢破れ、怠惰な日々を送っている所から始まる。
町のヤクザや不良グループとのシーンの描き方がコメディ要素を絡ませているが、テンポは悪いし、オカシクないし・・。
・W主演の男性は、全く知らなかったが演技は良かったと思う。
・一応、ヒロインになるのかな・・、元高校野球部のマネージャーだったという女性を演じた女優さんがファンの方には申し訳ないが、全く華がない。(過去、数作観ているが、どの役だったか記憶なし・・。)
<”ミッドナイトスワン”は偶然の産物だったのか・・。草彅さんの渾身の演技が、凄すぎたんだよなあ・・。
コツコツと映画製作をしても、上映に至らない作品が多々ある中、前時代的な安易な上映方法はそろそろ見直さないと、邦画は再び氷河期に突入するのではないか・・、と危惧を抱いた作品。>
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