グレイマンのレビュー・感想・評価
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006
フツーの日曜日に鑑賞しました笑
殺し屋である主人公がCIAと敵対してしまい、同僚と一緒に世界各地で逃亡するシンプルな内容ですが、カーチェイス・銃撃戦・格闘シーンの迫力が凄かったです!
世界各地に移動して忙しい展開でしたがアクションシーンも多く楽しめました
俳優陣もとても豪華で、登場人物のキャラクターが引き立っていました╰(*´︶`*)╯
主人公が最終的に脱獄してフィッツの姪っ子を助けるという目的を達成するのも有終の美を飾っていて良かったです!
続編があれば映画館で鑑賞したいです!
【ブレードランナー2049コンビがCIAの闇が刻まれたチップを追う。街中で飛び交うRPG、激烈過ぎる銃撃戦のド迫力。脳内フル回転で観る”N”が、潤沢な製作金額を注ぎこんだアクションムービー。】
ー 尺は2時間少しであるが、次々に場面が世界各国に転換していくストーリー展開の速さ故に、脳内フル回転で、対応する。ついでに、多少の脚本の粗さも脳内補完して鑑賞。-
■父親の虐待故に、父殺しで獄中にいたコート(ライアン・ゴズリング)は、CIAのフィッツロイ(ビリー・ボブ・ソーントン)から勧められ、CIAエージェント”グレイマン””シエラ・シックス”となる。
ある任務を遂行中に知った、出世しか頭にない、CIAのカーライルによる、CIAの闇を記録したチップを、カーライルの悪事を知り記録した”シエラ・フォー”から預けられる。
それ故に、カーライルや彼が雇った、冷酷な殺し請負屋ロイド(クリス・エヴァンス)から執拗に付け狙われる中、CIA工作員ミランダ(アナ・デ・アルマス)の助けの元、激烈なチップ争奪戦が続いて行く。
◆感想
・ストーリーはシンプルながら、激烈過ぎる市街戦が見応えがあり過ぎる。何処までVFXなのかは、分からないが、ド迫力シーンが続く。多分、1時間半ほどは、戦闘シーンである。
ー 只、シンプルとは言え、CIA同士の戦いでもあり、脳内フル回転で観る必要はある。-
・冷酷な殺し請負屋ロイドの少しお茶目感あるクリス・ハンセン演じるキャラも、良い。
ー 悪役のキャラ立ちは大切ですね。-
・哀しき過去を持つ、コートの資質を見出し、彼に新しき生き方”グレイマン・シックス”を与えたフィッツロイに対する彼の想いは、淡々とした表情の中からは伺いにくいが、フィッツロイと姪クレアがロイドに囚われた際の、奪還作戦は苛烈である。
・ロイドの仕事は、冷酷極まりなく、彼に雇われた殺し屋サンも、一時はチップを手に入れるも、”下劣過ぎる”と言って、チップを”グレイマン・シックス”に渡す程である。
・ロイドと、”グレイマン””シエラ・シックス”の最期の噴水の中での銃を使わない対決シーンも、見応えがある。そしてそこに現れた、ロイドに仕事を依頼したCIAの闇行為を行って来たカーライルの右腕女性エージェントは、ロイドに総ての罪を着せるために・・。
<全編、大迫力の銃撃戦や肉弾戦のオンパレード作品である。
但し、随所で観られるライアン・ゴズリング演じるハイパー暗殺者”グレイマン””シエラ・シックス”の、フィッツロイと姪クレアへの想いは、ヒューマニティを感じる作品でもある。>
これは新時代のコマンドー
なんだか既視感のある話だなと思ったら、シュワちゃんの「コマンドー」だよね。
話の展開がよく似ている。
それにしても、下っ端はたくさん死ぬなあ。訓練受けていない上に防弾もしていないのか?さらに頭も悪いのか?と思うほど。
飛行機からの脱出、街中の路面電車での攻防は007並の素晴らしいアクションシーンだ。
ライアン・ゴズリングはカナダ出身の俳優だが、勝手にラテン系かと思ってました。
だから、敵役の白人クソ野郎のクソ加減が引き立つ。役作りも何となくフレディに似てるし。
アナ・デ・アルマスは印象的な訳だけど、どこかで見たと思ったら「ノータイムトウダイ」の007に憧れるパロマだった。すごく印象的な演技だったしアクションだったから、この作品にオファーきたのかな?すばらしい!
劇中笑顔を封印してひたすら体を張って、ひたすらカッコイイ。
原作のマークグルー二ーはトム・クランシーと組んで、ジャック・ライアンシリーズを手がけていたそうで、このグレイマンシリーズもヒットしているみたいです。この映画でも、1作で終わりではなさそうです。
何故か、CIAの上司の非合法な事件を告発するチップの争奪戦がテーマなのに実現しなかったこと。御大とか守護神とか言われる黒幕は最後まで姿を表さなかったし、原作は何作も重ねた人気シリーズということも考えると、ボーンシリーズくらいを見込んでいるのかな。ネトフリのことだから続きは○○でとなるか。
なにしろ、最上級のレシピですから。
【追記】
ハヤカワ文庫の原作(既にシリーズは10作以上あり❗️)第1作目を読みました。
なんと、映画以上に怒涛のアクションが続きます。
007とジェイソン・ボーンを足して2で割った後に、5をかけた、と言いたくなるような面白さ。
2時間ではとても描けないほどの読み応えなので、このシリーズだけで、今年後半の読書生活は満たされると思います。
もちろん、映画には映画ならではの改編と魅力がありますが、ライアン・ゴズリングのグレイマンは、原作以上にグレイマンな感じで、個人的には大満足。アンソニー・ホプキンスが原作よりもレクター博士に見えたように、ハマり役だと思います。
それから、アナ・デ・アルマスも原作設定にはない特別ボーナスです‼️
ルッソ兄弟、ありがとう‼️
(以上、7月29日追記)
・CIAの(今となっては)黒歴史の抹殺
・ある権力者による非合法な別働部隊
・当初の思惑から逸脱し暴走
・組織のアウトローだった者が結果的には組織を守るために命懸けで闘う
・現役の真っ当な構成員がアウトローに共感、共闘
どうです?
ありきたりな設定でしょ?
それなのに、なんとまあ鮮烈で恰好いいこと‼️
・ライアン・ゴズリングの天下無双に鍛え上げられた筋肉と俊敏なアクション。
・前作の007でみんながまた見たいと思ってたアナ・デ・アルマスのエージェント。
・正義の代表クリス・エバンスの下衆っぷり。
・CIAあるあるの官僚系エリートの出世欲。
典型的な役どころをそれぞれ、今が旬の魅力的な役者が演じる。
しかも製作陣の実力はすでに実績が証明済み。
最上級の娯楽作品を作るレシピはこれしかない。
多少の好みの違いはあっても、誰が見ても、それなり以上にワクワクと楽しめる映画です。
シエラ6→next007
チョビ髭は悪役も良いな〜、イイ男は冷酷感が最高。
アナさん、最新007でのアクションも凄かった〜、でもボコされて顔あざの美人もコレが又!
はぐれ諜報員モノ数々あれど、何でこんなに地味な劇場公開なのか疑問に思えた映画だったな〜。
ダニエル クレイグ007の次はライアン レイノルズで良いのでは!
間違えた、ゴズリングの方。
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