「なにしろ、最上級のレシピですから。」グレイマン グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
なにしろ、最上級のレシピですから。
クリックして本文を読む
【追記】
ハヤカワ文庫の原作(既にシリーズは10作以上あり❗️)第1作目を読みました。
なんと、映画以上に怒涛のアクションが続きます。
007とジェイソン・ボーンを足して2で割った後に、5をかけた、と言いたくなるような面白さ。
2時間ではとても描けないほどの読み応えなので、このシリーズだけで、今年後半の読書生活は満たされると思います。
もちろん、映画には映画ならではの改編と魅力がありますが、ライアン・ゴズリングのグレイマンは、原作以上にグレイマンな感じで、個人的には大満足。アンソニー・ホプキンスが原作よりもレクター博士に見えたように、ハマり役だと思います。
それから、アナ・デ・アルマスも原作設定にはない特別ボーナスです‼️
ルッソ兄弟、ありがとう‼️
(以上、7月29日追記)
・CIAの(今となっては)黒歴史の抹殺
・ある権力者による非合法な別働部隊
・当初の思惑から逸脱し暴走
・組織のアウトローだった者が結果的には組織を守るために命懸けで闘う
・現役の真っ当な構成員がアウトローに共感、共闘
どうです?
ありきたりな設定でしょ?
それなのに、なんとまあ鮮烈で恰好いいこと‼️
・ライアン・ゴズリングの天下無双に鍛え上げられた筋肉と俊敏なアクション。
・前作の007でみんながまた見たいと思ってたアナ・デ・アルマスのエージェント。
・正義の代表クリス・エバンスの下衆っぷり。
・CIAあるあるの官僚系エリートの出世欲。
典型的な役どころをそれぞれ、今が旬の魅力的な役者が演じる。
しかも製作陣の実力はすでに実績が証明済み。
最上級の娯楽作品を作るレシピはこれしかない。
多少の好みの違いはあっても、誰が見ても、それなり以上にワクワクと楽しめる映画です。
コメントする