「映画の詳細は本で」夢みる小学校 みかてぃんさんの映画レビュー(感想・評価)
映画の詳細は本で
私が思っていた「日本の教育」のモヤモヤがスパァ~っと晴れていく感じの映画でした。
成績を人と比べるなんて、本当に無意味だとずっと思っていました。校則も、必要のないものばかり。
子どもの為だと言いながら、遊具が無くなる公園。あなたの為だと言いながら、見栄で進路を誘導する親。ちょっと先生が失敗すると叱責する保護者。保護者がうるさいからと親に苦情を言われないようにクラス運営をする先生。
何故ダメなのか?聞いたところで、みんなと同じじゃないから…。
大人都合ばっかり。
子どもの意見がここにはひとつもない。
人のせいにしてばかり。大人が考えるのをやめてしまっている。
こんな多くの日常が現実。
こんな狭い考えをやめていかなくては!子どもは子どもの世界で成長できるよう、広く見守ることが出来るような世の中にしなくては!
ずっと思っていた私の中にあった想いが、オオタヴィン監督が代わりに映像化して流してくれたかと思うぐらいでした。
子どもに自由にやらせて、大人が責任を負う。
理想であり、私自身もそういう大人でありたい。
何より嬉しかったのは、私より年上の先輩方が同じ思いだったこと、私の考えは間違っていなかったことです。
大切なミライが生きやすい世の中にになるよう、伝えていきたい映画です。
コメントする