「地元贔屓。」凪の島 キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
地元贔屓。
クリックして本文を読む
たぶん、地元が舞台でなかったら見なかったかもしれない。
時間がちょっと空き、その時間に上映されてて、その中でも見たいもの、という消去法的なかんじで鑑賞。
下松の島が舞台。祖母も母も離婚し、孫(凪)の女3人で暮らす。
同級は凪いれても3人という小学校で、笑わない用務員、ピチピチ20代の女性教師、吃音の漁師、みんな親戚付き合いのような関係で暮らしている。
夫婦喧嘩を間近で聞き、パニック障害を持っている凪。母親が心の病気で何年も入院している雷太は凪とともに母親に会いに下松→柳井まで行くのはちょっとした冒険でほっこり。
撮影した地元の映画館で見てて「MOVIX周南でドラえもん見てくる」というフレーズはかなりピクっとなった。これをそのMOVIX周南で見ているということが重なり、だんだん入り込んでいく。
アル依存症の父親のやり直したいということに応じる母と子。
20代同士の教師と漁師の結婚。
結論が見えても温かい気持ちで席を立つことができた。
コメントする