劇場公開日 2022年8月26日

グリーンバレットのレビュー・感想・評価

全48件中、1~20件目を表示

4.0「国岡」ファンには大満足の1本、画郭に関する演出についてのメモ

2022年9月26日
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鑑賞方法:映画館
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五所光太郎(アニメハック編集部)

4.0低予算アイドル映画と低予算アクション映画の美しき合併。

2022年8月31日
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『ベイビーわるきゅーれ』の阪元裕吾監督が、2021年のミスマガジン6人主演で殺し屋アクションを撮る。それでいて、『最強殺し屋伝説国岡』の続編でもあるという。フタを開けてみると、白石晃士監督の影響を受けたフェイクドキュメンタリースタイルと、劇映画ならではの盛り上がりを巧みに融合させてた、阪元監督ならではのアイドル映画に仕上がっていた。

とにかく映画の序盤では、演技もアクションも経験不足であろうミスマガジンの少女たちが、最後までやりきれるのだろうかと不安にもなるのだが、そのおぼつかなさをうまく利用として、気がつけば彼女たちの成長を応援してまっている自分がいた。ああ、これこそまさにアイドル映画の醍醐味ではないか。雑味も隙間もツッコミどころも多いが、それが作品の瑕になることなく、キャラの魅力を引き出して突破していく。これもまたB級映画らしい醍醐味であり、ジャンル映画の担い手として阪元監督への期待がまた高まった。

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村山章

3.5カオスな殺し屋養成合宿!

2025年10月19日
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楽しい

単純

■ 作品情報
監督・脚本: 阪元裕吾。主要キャスト: 和泉芳怜、山岡雅弥、天野きき、辻優衣、大島璃乃、内藤花恋、伊能昌幸。

■ ストーリー
プロの殺し屋を目指す6人の女子たちが、京都最強の殺し屋・国岡の指導のもと、訓練合宿に参加する物語。山田ふみか、今井美香、神里はるか、東雲唯、鹿目梨紗、沖田響といった個性豊かな面々は、それぞれスマホ好きで流されて殺し屋になった者、国岡の熱狂的なファン、殺し屋の娘など、一癖も二癖もある生徒たち。協調性に欠ける彼女たちに国岡は手を焼くが、そんな合宿中に凶暴な殺し屋集団「フォックスハンター」を呼び寄せてしまう事態に。国岡は、未熟な新人女子たちと共にこの危機に立ち向かうことになる。

■ 感想
シリーズ第3弾『フレイムユニオン』鑑賞前の予習として、前夜の第1弾に続いて連日の鑑賞。前作がそこまでおもしろかったわけではないですが、乗りかかった舟ということで本作も観てみました。キャストの影響か「ベビわる」度が増し、前作でこのシリーズの楽しみ方もなんとなくわかってきたこともあり、ちょっとおもしろく感じました。おかげで、萎えかけていた第3弾の鑑賞意欲も持ち直してきました。

本作では、モキュメンタリーの構図はそのままに、「殺し屋養成合宿」に密着するという設定がおもしろいです。前作の主人公・国岡ももちろん登場しますが、中心となるのは殺し屋とは縁遠い6人の女の子たち。しかも、なかなかのくせ者ぞろいで、素質があるのかないのか、やる気があるのかないのか、その言動を見ているだけでもけっこう楽しいです。

そして、そこに絡む国岡の相も変わらぬナチュラルな対応が、ドキュメンタリー風味をそこはかとなく醸し出しています。そんな国岡のまわりには、殺し屋仲間のポンコツ真中、密着カメラマンのウザ絡み大坂など、こちらもなかなかの顔ぶれ。こんなめんどくさいやつらが繰り広げる、茶番のような合宿風景が、ゆるく描き出されます。

終盤は、フォックスハンターなる殺し屋集団との乱戦となり、緩さから一転して本気バトルの見せ場が国岡に用意されています。前作にもまして激しいバトルがクライマックスを盛り上げ、問題児ばかりの研修生たちもそれなりに成長したあとがうかがえるラストも悪くないです。

中心となる女の子たちの演技やアクションには、確かにまだ粗削りな部分も感じられ、物足りなさは否めません。しかし、その未熟さが、常に落ち着き払った国岡との絶妙なコントラストを生み出しており、この組み合わせが本作に独特のおもしろみを与えていると思います。

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おじゃる

2.5【「ベイビーわるきゅーれ」風ではない】

2025年10月15日
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阪元裕吾作品好きとしては、一連の“殺し屋もの”とはまったく違うテイスト。可愛い女の子6人を“殺し屋候補”として育てる設定だが、期待していたバイオレンスは控えめで、正直肩透かしを食らった。

物語の主軸は“ミスマガジン出身のキャストありき”のアイドル映画的なノリ。そう割り切って観たほうがしっくり来るかもしれない。ストーリーには破綻も見えるが、ラストへ向けて一気に熱量を上げていく構成は、まさに阪元印。

邦画でアイドルを起用し、終盤でしっかり盛り上げるのは難易度が高い中、その手腕は感じた。一方で、“殺し屋もの”としての満足度は低く、個人的には物足りなかった。

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abu

3.5ほっこり。じゃあないんだがw 殺し屋映画としてはほっこりで 血はや...

2025年8月5日
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笑える

楽しい

興奮

ほっこり。じゃあないんだがw
殺し屋映画としてはほっこりで
血はや降る的w学生合宿のノリというか合宿w
無理に卒業させて人生も卒業しそうな合格レベルで良いのか?ってのはあるけど
この世界では才能の異常覚醒は良くありますからw
楽しかった。

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とりから

4.0記録

2025年3月11日
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ベビわるシリーズ大好きだったから遅ればせながら見てみた。結構好き。もっと早く見とけばよかった。

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きほう

4.0相変わらずユルい

2025年2月26日
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前作「最強殺し屋伝説国岡」が面白かった理由は、主人公国岡の日常生活や殺し屋稼業のビジネス面と、非情な殺し屋稼業とのギャップだ。
取り引きで揉めたり(国岡の場合は依頼者だが)、オフには飲み会やデートをする。
殺し屋稼業のドライさとその他の部分のユルさのギャップ。
モキュメンタリーなので、作品の監督が同行し、カメラを回し続けているというシュールな状況も面白かった。

そして本作。
やはり、殺し屋を生業にする人々のユルさが見所となるだろう。
映画やドラマに登場する殺し屋のイメージとは全く違うところがいい。一方で、命を奪うことには非常にドライだ。

ミスマガジンの面々をキャストに加えて、演技面は若干心もとないものの、モキュメンタリーという性質上そんなに気にもならない。
アクション方面だけは前作よりもダウンした感はあるが、チーム戦の様相で、しかも彼女たちはまだ素人なので、こちらもそこまで気にならない。

「最強殺し屋伝説国岡」が面白かった人にはこの作品も楽しめると思う。

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つとみ

3.5WACKの合宿を思い出す

2024年6月17日
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鑑賞方法:VOD

なんとなく見始めたら、最後。
面白かったです。こういうスキのある作品が自分は好みなのだということが再確認できました。
出演者と設定も相まって、カメラマン目線がWACK合宿を彷彿とさせてくれる部分もあり。
何よりキャラクターが立ってるのが良かった。

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こいも

3.5そして殺し屋へ

2024年2月23日
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鑑賞方法:VOD

あの殺し屋国岡が新人育成で合宿するお話。
前半は割とタラタラしてたり、国岡はじめ自分の言葉でナチュラルに話す人たちと役者として演じてる感全開の人たちとの温度差で違和感があったりと、不安を抱きながら観てたけれど終盤にかけて殺しまくりで痛快!まるでダメだった女の子たちが覚醒し団結していく姿はまるでアイドルグループのドキュメンタリーを観ているよう。
そう、これは殺し屋アイドルグループのドキュメンタリーなんだ。
歌って踊るのではなく、殴って殺す。それだけの違い。

それぞれが抱えた殺しの初期衝動を100%引き出す為には真に追い込まれた状況が必要で、それは他でも同じかもしれないなぁと妙な納得があった。

あと、ここから「ベイビーわるきゅーれ」のちさと&まひろが誕生したのかと思うと感慨深い。

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ヨーク

3.5やっぱり面白かったです

2024年1月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

採点3.7
「最強殺し屋伝説国岡」のスピンオフ作品。
女子6人がプロの殺し屋を目指す合宿。そこに参加する国岡の姿が描かれています。
今回はモキュメンタリーというより、リアリティ皆無で最初から笑いしかなかったです。
冒頭の殺し屋志望の女の子のインタビュー見てると、ここから「ベビわる」に繋がっていくのがよく分かります。
今回も「ウルフオブ」や「心臓を捧げる」等のネタを散りばめ軽妙。
全体的にノリが「ベビわる」っぽくもありました。
そうしてふと気がつくと、なんとなく青春作品になってました。
やっぱり面白かったです。

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白波

3.0撮る度上手くなるし、予算があるほど面白くなる監督

2024年1月16日
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楽しい

興奮

いつもの阪元監督の殺し屋世界。演技経験のほとんどないアイドル6人を使った低予算アクション映画。様々なマイナス要因を逆手にとって、これだけ面白く仕上げられるのはもはや職人芸。1作撮る度上手くなるし、予算があるほど面白くなる。これからも本当に期待が持てる監督。

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エリセ

2.5タイトルなし(ネタバレ)

2023年10月15日
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マサシ

2.0時既にシリーズの行く末や天井が見えている

2023年6月2日
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2022年劇場鑑賞61本目 凡作 49点

最強殺屋伝説国岡完全版の続編

正直前作よりはちょっとだけ良かったかなって感じで、やっぱり苦手だった

殺し屋のドキュメンタリータッチというか、カメラ片手に取材されながら普段のしのぎを映像に残してる感じの映画ですが、今作は前作より映画的だったけど好みではなかった

日本は拳銃の文化がないから邦画で銃弾戦のアクションものはリアリティが無くて世間の評価として悪い傾向があり、それに対してのある種解答になりうるテーマの前作で斬新なアイデアから邦画好き界隈から注目され、期待の続編でしたが、個人的には前作の物語終盤の格闘シーンが長くて変で冷めた心を余計に凍らせたので、それに近しいシーンが無かっただけ今作の方が評価高いですが、それでも女の子達の掘り下げが浅くて雑というか、国岡が教官の立場な今作ならではの引き出しが狭かった気がします。

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サスペンス西島

4.0国岡さんのお仕事シリーズ第二弾

2023年5月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

殺し屋を目指す6人は、国岡がインストラクターを務める訓練合宿に参加することになり…。
最強殺し屋伝説国岡シリーズ2作目。強く物を言えない国岡さんが問題児だらけの合宿をなんとかこなして行く作品。相変わらず緩いノリと熱い展開が両方あるため前作同様に好きでした。

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いと

3.0そろそろ

2023年3月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

「ベイビーわるきゅーれ」の阪元裕吾監督が「最強殺し屋伝説国岡」の続編として作った作品。
今回は殺し屋養成所のインストラクターとして呼ばれ、若い女性6人を教えることに。
引き続き、ストーリーは脱力系、アクションは華麗にきめてくる。
もうそろそろ、次のステップかな。

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いやよセブン

2.5前作と比べると物足りない

2023年3月25日
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鑑賞方法:VOD

阪本裕吾監督作品を探していたら、この作品がヒットしたので、観てみた。「最強殺し屋伝説 国岡」はシネマロサ池袋で観たとき、殺し屋のドキュメンタルタッチで描いた手法の斬新さもあって、かなりおもしろかった。今回も伊能昌幸主演。6人の個性豊かな女子6人を山間のロッジで合宿を行うという設定。
相変わらずのシュールな感じで、独特の雰囲気。「最強殺し屋伝説 国岡」と比べてしまうと、緊張感がたりないのは物足りないものの、板尾創路が吹っ切った世離れ感出て存在感あった。最後辺りに現れる1対1の格闘も今回もあって、見所です。

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菜野 灯

3.0【阪元裕悟監督が、”ベイビーわるきゅーれ”で世間に認められた意義は、邦画のアクション俳優を表舞台に出した事である。今作も後半は見応えある作品である。】

2023年3月22日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

■プロの殺し屋を目指す山田ふみか、今井美香 、神里はるから6人の新人女子は、京都最強の殺し屋・国岡(伊能昌幸)がインストラクターを務める訓練合宿に参加することに。だが、個性がさく裂する6人は早くも破綻をきたし、国岡でも全くコントロールができなくなり…。

◆感想

・殺し屋を目指す個性有り過ぎる女性6人を合宿で一人前の殺し屋にする設定は面白いが、前半はやや凡庸である。

・国岡のアクションも殆ど観られず・・。

・後半30分の”フォックスハンター”とのアクションシーンは、まあ良かったかな・・。

<今作は、フライヤーが手元に在りつつも、”これはちょっとなあ・・”と鑑賞を見送った作品である。(大体、当たる・・。)
 阪元裕悟監督が、”ベイビーわるきゅーれ”で、世間にアクション俳優の凄さ(勿論、伊澤彩織さんである。)を認めさせ、伊澤さんを主役に据えた事の意義は大きい。
 今作は、その辺りが中途半端であったかなと思った作品であるが、面白くないかと言われれば面白き作品であった。
 今週末に公開される”ベイビーわるきゅーれ2”を楽しみにしている。>

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NOBU

3.0想像通り

2022年12月4日
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鑑賞方法:映画館

見なくてもいいけど見て損はない映画
つまりヤンマガに興味ある子いたら楽しめる

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てっちゃん

3.5期待値の高さをもろともしない面白さ、ちょっと今作はフィクション味が多め

2022年9月27日
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楽しい

興奮

リアルな若者像をアクション映画に落とし込む阪元裕吾監督の最新作。クライアントのいる仕事だけに物足りなさを感じるが、ユニバースとして作品を続編として描き切ったのは見事。

最強の殺し屋、国岡の次なる舞台は新人研修。そういうタイプじゃないのに…と思いつつ、頼まれたなら仕方ない。6人の新米殺し屋と合宿に行くが…。これがまた波乱の始まり。やる気のない代わり、個性が充満。誰もがお手上げとなりそうなキャラクターが顔を揃える。妙なリアリティを宿す辺りが阪元監督イズムを感じさせるし、ミスマガの6人のディティールや印象を誇張しながら落とし込んだであろう、強烈な個性が漂う。

ストーリー的には少し劣るが、アクションや空気、モキュメンタリーを踏襲したユニバースは健在。仕事としての心構え、適性を踏まえた練習、そして何より、青春を取り戻そうとする合宿への意気込みが湧き上がっている。別にこの仕事を選ばなくても良いとは思う。それでも選んだのだから、その事情と奮闘が滲んでくる所に面白さが宿る。そして、それをちょっと手荒に授ける国岡はやっぱりなんか人間味がして可愛げがある。

主演はミスマガジンのファイナリストに選ばれた6人。もう少しキャラ造形が欲しかったとは思ったが、それぞれの個性を存分に引き上げるモノがあってよかった。観た人はたぶん、推しになるような存在が見つかるはず。私は天野ききさんかな。童顔でツインテール、友達と共同体な感じから自我が芽生えてくる感じが成長に写って良かった。

板尾創路さんや沢口愛華さんを登場させても特別目立ったことをさせないのが何とも上手い。幾らでも広がっていく国岡ユニバースは次にどこへ行くのか。楽しみだ。

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たいよーさん。

3.0難題だ

2022年9月18日
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またぞう