コーダ あいのうたのレビュー・感想・評価
全544件中、421~440件目を表示
使命の無い人はいない
よかったよかったよかったですね。主人公娘さん、歌唱力バツグン。歌指導者センセ演技もバツグン。確か両親役のお母さん、この映画のインタビューをテレビで放送してましたね。本当に聾唖者の方でした。手話でインタビューに答えてはりました。家族愛、他人との恋愛、兄妹愛、友情。愛に包まれた障がいを乗り越えて平和を築くヒューマンドラマでした。あー、よかった。
いい作品を観た。
ルビー役のエミリア・ジョーンズの演技と歌声が
とても良くて、手話が本当に自然で、子供の頃から
なにも疑問なく使ってきたであろう感じが
よく出ているし、小さい時からどれだけ家族のことを
支えてきたのかとてもよくわかるストーリー展開に
なっているし、歌声も伸びやかで、とても温かく感じる。
他のキャストも同様で、父、母、兄がそれぞれ個性的で
特に父フランクと兄レオが良かった。
娘想いの優しい父と、妹が家族の犠牲になっていることに
イラつく兄。それぞれとてもいいシーンがありました。
高校生らしいシーンもあって好感が持てました。
学生時代って特にどんな人に出会うかで大きく影響されることも
あると思うので、V先生に出会えたルビーは本当に良かったと思う。
はからずとも号泣。
基本的に映画を観に行くときは出来るだけ前情報を入れないようにしている。もちろん、予告なんかは仕方ないけど。で、この映画も前情報ほとんどナシ、聾唖の家族に一人だけ健常者の娘がいるってことくらい。
結果、号泣しました。
良作品です。音楽映画はのべつ幕なし観てますが、上位に入ります。背景以外のストーリーは特段珍しくないですが、演技が良い。本当に良いです。公式サイトで調べてみたら、聾唖役のお父さん、お母さん、お兄さん、みなさん本当の聴覚障害者ということなんですね。観ている側が引き込まれるわけがわかりました。
僕の亡くなった祖母も聴覚に障害がありましたので、感情を揺さぶられました。若い人たちに特に観て欲しいなあ。
ルビーは「SOHO」に行かないでね😜
予告編で心掴まれました。
これは観なければならない‼️
健気なルビー。
家族唯一の健聴者として家業を手伝い、
学校で魚臭いと虐められても、
歌が好き♫
そして彼が好き♥️
V先生との出逢い。
彼女の才能が溢れ出す。
今度犬のマネしてから歌ってみよ👍
そして彼とのデュエット。
家での練習シーンvery good‼️
ギター弾きたくなりました❗️
そして仲直りからの・・・サイコー‼️👍
難聴の家族と、自分の将来。
彼女の背中を押したのは・・・ココですわ‼️😭
ここで泣けない人は人でない‼️
終始ルビーが可愛くて、
しかも歌上手くて大好き❤
他で好きになったのは、
やっぱり兄レオかな👍
正直、まあ想定内でした😅
でも涙は止まりませんでした😭
直近で観たのが、
「Lastnight in SOHO」なので、
色々境遇がダブりましたが、
こっちはアメリカ❓カナダ❓の話でしたね😅
三位一体
聴覚障害によるハンディキャップを、ここまで重みを感じさせずにみせる事ができることにまず感服。
聴覚障害と歌、そして家族の絆
最期、すべてが混じり合う過程に涙。
個人の、2022トップ3に入る有力候補w
温かい映画
一言で表すなら、良い映画です。
聾唖の家族の話なんですけど、割りとシンプルな家族のお話ですよね。
なので、主人公はルビーだけど、家族の誰の視点でも観られる作品になっていると思うんです。
子供がいる人だと、親の立場で観る人が多いんじゃないかな。
ルビーの両親、駄目な所も結構有るんです。それでも、子供を思う気持ちや家族の絆はしっかり見せてくれるの。
百点満点の親になれなくても、良いんじゃないかと思わせてくれるんです。
温かい気持ちにさせてくれる映画だと思います。
佐久間P絶賛の作品。 いい映画。 ドキュメンタリーを見ているようだ...
佐久間P絶賛の作品。
いい映画。
ドキュメンタリーを見ているようだった。
主人公の子がめちゃくちゃ良いよね。
パッと見で芯が強そうなのが伝わったし、ネガティブなところも無いし。
題材は難しいけどとても元気をもらった。
あいのうたを聞いたと思う。
笑って、考えて、泣く…最高の映画
家族の中で唯一の健聴者である女子高校生の物語。予告編を観ただけで泣いてしまう映画だってことがわかる。聴覚障害者が抱える問題、家族愛、進学、恋、そして音楽。期待感しかなかった。
4人家族で自分だけが健聴者という状況は思った以上に過酷だし、しかも仕事が漁師。彼女が進学することの難しさを際立たせている。
でも、聴覚障害のある両親と兄の明るさ、そして何よりルビーの自然な感じがあるから全然説教くさくない。映画なんだから、あんな下世話な感じの障害者の描き方もいい。そして、ルビーを演じたエミリア・ジョーンズの歌声。これがこの映画を素晴らしいものにしている。しかも選曲もいい。あんな合唱でスターマンを歌うとは思わなかった。
聴覚障害のある家族がルビーの歌をどのように感じるのか、密かに気にしていた点なのだが、あんな演出があったか!と驚き、不思議と涙がこぼれてしまった。そして車の荷台で父親とルビーのシーンでも。あー、あれはダメだ、我慢できなかった。最高の映画だ。
ちなみにタイトルのCODAは最後に書かれる楽譜のこと(今までの家族のあり方の終わりを描くという意味)だと思っていたが、Children of Deaf Adultsのことだったんだな(ダブルミーニングだと思うけど)。知らなかった。そして、フランス映画のリメイクだということも。
なにげに母親を演じているのは「愛は静けさの中に」のマーリー・マトリンだったことにも驚いた。あの家族3人は実際に聴覚障害のある俳優らしいが、とてもいい演技だった。
これからいろんな人に勧めていかなければ!
エミリア·ジョーンズの切れのある演技
エミリア·ジョーンズの切れのある演技(特に手話のパフォーマンス)歌唱力の凄さ、可愛らしい面も見せてくれて心が安定していきました。
久しぶりに訪問した故郷の西新井の場所でこの映画を観たことが心の安定を倍加してくれました。
エミリア・ジョーンズの歌声が心に染み渡る
ジョニ・ミッチェルの名曲“青春の光と影”を荒削りながらも伸びやかな声で唄うシーンは凄く良い。
本家のジュディ・コリンズの繊細な歌声とはまた違った魅力がある。
宮本亜門風のV先生のアツい指導もウザさは無く、むしろ心から応援している姿が好印象。
聾唖の両親と兄も貧しいながらも卑屈になることなく、日々を明るく楽しく過ごしているのも素敵な感じ。
下品な表現も多いのだが、明るい家族の笑顔がいやらしさを吹き飛ばしてくれている。
娘にとっては一番の理解者であってほしい母が家族の中で最も娘の進学に否定的だというもどかしさもあったりするが、最終的には応援してくれるのも何かホッとする。
そして、何よりも印象的だったのは、クライマックスの発表会での1分間もの無音のシーン。
観客にも難聴者と同じ光景を伝えようとするこのシーンがこの作品を心に残る物にしてくれている。
星空の下、父が娘の歌声を感じ取ろうと喉元に手を添えながら、目の前で歌ってもらう場面。
歌い終えた娘・ルビーが父に「どうだった?」とばかりに目で問いかけるところもジーンときた。
鑑賞前は宣伝文句の『アカデミー賞最有力』というのは大袈裟だと思っていたが、作品賞はともかく、何がしかの賞は取るんじゃないかと思う秀作。
やはり、さすがGAGA。今回も良い作品を持ってきてくれた。副題の『あいのうた』も敢えて平仮名にしたところにこの作品へのこだわりを感じる。
手話って世界共通にすれば良いのにね。ふざけているのではありません
エールとカメラワークまでそっくりな映画だと思った。だから、元の映画を超えていないと思わざるをえない。しかし、エールは見て時間が経っているので、もう一度見てみる。
兎も角、職業を酪農家から漁業に変えただけで、良くなったと感じた。どうしても、母親の存在感が酪農家では、違和感があった。偏見かもしれないが。
しかし、綺麗な合唱が聞けた事は満足だが、ボリュームが足らない。エンドロールに流れる曲も違うと思う。やっぱり、彼とのデュエットを改めて聞きたかった。欲張りかなぁ?
ただ、一つだけ気になるセリフがあった。母親のセリフだが、本当にそう思っているのか?大変に気になった。観客に母親の感情を預けて良いのだろうか?日本人の僕としては、かなりきついセリフだった。これから見る方も、そう思いに違いない。
エールをもう一度見たが、全く同じ映像に見える。だから、残念ながら、オリジナルを超えていないがしかし、職業を変えたのは良かった。歌もどちらも同じ位上手い。もったいない。
希望あるヤングケアラー
明るい希望を持たせたヤングケアラーの家族の話だと思った。
自分以外は聾唖者の家族たちの通訳者となって生活している高校生ルビー。家族は結束力が強くとても仲良し。その中にあって、ルビーは家族にとって とても良い子。いい子ってのは、誰かにとって都合の良いいい子にもなる。
そう、家族にとって自分達の言葉を担う者としてルビーは、必要な良い子なのだ。ルビー自身家族という狭い世界に生きているため、自分の役割、自分の位置は家族の為にあるとして生活していた。そんな彼女の目を外に向けさせてくれたのは、音楽の先生だった。
ルビーには運良く『声』『歌』という特性が有りその事が認められる、けれどもその『声』を仲良しの家族は聞くことが出来ない悲しみ。でもそれを 彼女の第二の特性でもある手話を使って歌う姿を家族に見せるシーンや父親が骨伝導でルビーの歌を感じとる所は、この映画の最高感動シーンだった。
その後 家族達はようやく、ルビーを聾唖者の自分達の元から羽ばたかせる決心をする。ルビーと家族たち自身の自立をも描いていた。
本来なら、住んでいる地域コミュニティでこの家族のサポートをする人があっても不思議ではないが、その姿はなく、ただ遠巻きに軽んぜられている状況があるのはどうなんだろうと思った。
感動的に作ってあるからこそ、ルビーに『声』『歌』という特性が無かったらこの映画は成立しないのだ。私から見れば、いわゆる障害者に寄り添う下地があるアメリカでさえ本来は、そういうものなの?とちょっと考えさせられた。
歌唱シーンの演出に大号泣
ルビーの心に響かせる"音"や"言葉"、それを越えた体感型の豊かな歌声、台詞以上に体全身で表現をするキャストの演技力に強く胸を打たれました。
中盤コンサートの歌唱シーンの演出で私の涙腺は崩壊しました。
一件理解し合えない聾唖者の家族とその通訳係で健聴者の少女、けれど彼女の成長と共に変化する生活や関係性をユーモアも交えながら苦しい現実を乗り越え、そして家族の愛に満ちた逸品もの。
個人的には歌唱部顧問の先生が大胆かつ魅力的で、彼無しではルビーの明るい未来は無かったかもしれない、劇中を何度も盛り上げてもくれた。
そしてお兄ちゃんの役どころもまた素敵だった。
時折下品な場面や台詞があるのは両親の個性の一つ、多くの方に知って鑑賞して頂きたいお薦めの一作です。
『サウンド・オブ・メタル』と併せて観たい一作。
絆の深い家族だからこそ、胸に刺さるような一言を発することもある、それを痛切に理解させてくれる一作。
才能ある若者が、優れた指導者に見出されて未来を切り拓く。そんな物語はこれまで多く作られてきたけど、本作の主人公ルビーの持つ歌唱力という長所を、耳の聞こえない彼女の家族は直接体験することができません。そのもどかしさを抱きつつ、それぞれがどのように人生の決断をしていくのかが丁寧に描かれます。
漁業を営むルビーの家族は、時にかなりの憎まれ口を(手話で)叩くものの、深い愛情と絆で結ばれていることが、仕草の端々に伝わってきます。その一方で、漁船には必ず聴者が一人乗り込まなければならないという規則、そして仕事上の交渉の際に手話通訳が必要、といった現実上の要請もあり、学業と仕事の両方をルビーに背負わせざるを得ない状況にあります。さらに子どもを手放したくないという愛情、そして彼女の才能を理解してやれないという苛立ちがないまぜになって、ルビーが音楽の道に進みたい、という願いにも簡単には同意しません。諍いの時に交わされる言葉は、それが偽りのない心情に裏打ちされていることが分かるだけに、一層鮮烈です。
ルビーの家族を演じた3人の俳優はもちろん、本作のために手話を猛練習したというエミリア・ジョーンズの演技は素晴らしく、本当に家族のようです。彼女の才能を見出す音楽教師を演じるエウヘニオ・デルベスは、出身の設定からして彼そのもので、エキセントリックな指導場面を非常に生き生きと演じていました。一生懸命覚えたと思われる手話で対話する下りは、短いけど爆笑。
最初は軽薄に見えていたルビーの兄が、父と共に逆境を跳ね返していく姿は頼もしく、ルビーを産んだ時を回想する母の言葉の重さは深く胸に突き刺さります。そして終盤の、音にかかわるある演出に、『サウンド・オブ・メタル』を思い起こし、スクリーンを通してだけど、彼らの中に”入り込んだ”ような気がしました。
全544件中、421~440件目を表示