コーダ あいのうたのレビュー・感想・評価
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アカデミー賞作品賞受賞おめでとうございます!
公開時からずっと気になりつつも…他の作品を優先してたら、公開から随分経過しての鑑賞となりましたが…
これから公開劇場数も一気に増えるみたいなので、是非ともオススメしたいです。
個人的には今年度最高の作品だと思います♪
これほどに身近なテーマでありながらもいろいろな社会問題を内包しながら、家族愛に泣かされます。
なによりも、爽やかです!!
そして…泣かそうとしてないのに泣けます!
あと…
これ、映画館で観れてホントに良かったと思ったので、まだ観てない方は、是非ともダマサレタと思って映画館で観てほしいです。
とはいえ…
私は新宿のTOHOシネマズで鑑賞したのですが、最近…TOHOシネマズが、なんとなく嫌いになりつつあります。
今回はエスカレーターで上の階の9番スクリーンなのですが…
下の階の4DXのせいで、シートの下が『地震か?!』ってくらいに何度も揺れます…
4DXでもない普通の9番スクリーンで、連携取れてない無駄な振動が無関係に揺れます。
そのおかげで、高架下の居酒屋で飲食してるような気分で、この最高の作品を鑑賞させられます。
内容的には、正直言って…
4DXのように揺れられると邪魔で仕方ないんですよね。
夫婦50割も無くなって、鑑賞料金も地味に値上がりして、auユーザーだけ優遇なサービス展開。
そして…無駄に振動がくる9番スクリーン…
近くに
今、巨大エンタメビルが建造中なので、このTOHOシネマズとオサラバする日も近いかもですが…
この映画は、観る価値アリですよ!
耳が聞こえないと言うこと
途中で"耳が聞こえない"とはどう言うことか感じることができるシーンがある。その時に、彼女の親が「音楽を楽しむことは反抗期である」といったセリフに共感した。
歌詞のように両側から世界を見てみると、家族の気持ちと彼女の気持ちどちらも理解でき、何度も涙を流しました。
元気出る! 最高のデートムービー
観終わって元気になる素晴らしい映画。ハートウォーミングな最高のデートムービーだ。人生って素晴らしいねって思えるよ!やっぱアメリカ映画ってすごいね!
ヒロインの歌の力、家族の絆の暖かさ、ラブロマンス要素、V先生の情熱とか見どころたくさん。あざといくらいにストレートだけど嫌味がないし爽やかに感動してしまう。
家業が漁師というのもすごくいい味だしてるよね。
出会いに感謝
「エール!」を見逃していたし、リメイクだからそこまで観るつもりはなかったのだけれど、色々なタイミングが噛み合い観賞して、この映画を見逃さなくて本当に良かったと天啓に感謝したい。
笑いあり、涙あり、夢と愛と感動に満ち溢れた素晴らしい作品。
聾唖の家族の中、1人だけ健聴者であることがどういうことであるか、またその逆も然り、健聴者の集団で耳が聴こえないというのはどういう事なのか
普段想像もしてなかったことが分かった。
劇中ではV先生に才能を見出されるルビーだけれど、エミリア・ジョーンズという素晴らしい才能の持ち主にも出会えて良かった。
「明日に向って撃て!」
2人が岩場からダイブした時に、ブッチとサンダンスがよみがえってきた!もう自分の頭の中には、バート·バカラックの「雨にぬれても」が流れはじめた。😭作品賞受賞おめでとうございます。😆
アカデミー作品賞ってウソやろ?
悪い作品じゃないけど、アカデミー作品賞はないわ。
そもそも映画としては小品だしアカデミーにも数合わせにノミネートされてるような作品やん。
パラサイト、ノマドランド、コーダあいのうた
ここ数年の作品賞ってなんかおかしくない?
アカデミー賞自体、既にオワコンなのかも。
大泣きするって、なんて気持ちいい‼︎
約2年にわたる世界的なコロナ禍の影響からか、"家族“にフォーカスした優秀な映画が最近多いような気がする。
CODAとは"Child of Deaf Adults"の略語で、聾唖者の親を持つ健聴者の子供という意味。
それともう一つ、楽曲の終わりを表す音楽記号のことでもあり、この作品の重要なファクターである"歌"によって、ずっと一心同体のように生きてきた家族の人生が大きな転機を迎える意味にも捉えられる。
主人公の高校生ルビーは両親と兄の4人家族でひとりだけ耳が聞こえるため、家族の通訳係として学校が始まる早朝から漁師である父と兄と共に海に出て彼らの仕事を手伝っているが、密かに恋心を抱く同級生のマイルズを追って合唱クラブに入部し、そこで類まれな歌の才能を見出される。
顧問の先生の薦めで音大へ進む夢を持ち始めた彼女だが、歌声を聞くことができない家族はその才能を理解することができず、通訳する彼女がいないと家業が成り立たないと猛反対。
夢か、家族か。
葛藤の中で彼女、そして家族が辿り着いた答えとはー。
実は元々弱っちい涙腺なんですが…途中から何度も何度も熱く込み上げてくるものがこぼれ落ちないよう、大きめの眼球と長めの睫毛で必死に堰き止めていたものの、もはや最後は年甲斐もなく人に見せたらいけないレベルで止めどもなく涙が溢れ出てガッツリ大号泣。
かといって決して暗く悲しい物語ではなく、笑いと愛情と希望、そして素晴らしい歌に満ちあふれた傑作。
作品中はひたすら手話で会話したり、音も会話も歌声もない聾唖の人々の視点で描かれるシーンなども多く登場する。
どこか空虚で、身体とは切り離されたような言葉がネット上を飛び交い、音でなく文字として発言する場面が多い今の時代に、手話にこそ生命と心の叫び、コミュニケーションの本質が宿ることを思い知らされる気がする。
耳で聞く言葉と、目で見る言葉。
表現の方法は違えど、それは外国語と日本語の違いとさして変わらないし、ボディランゲージで何かを伝えた経験と同じことだ。そこに壁を作ったり差別意識を持ったりせず、心を通わせ言葉を届け合うことは簡単なこと。
ネタバレになるので詳しくは語らないが、ルビーが頑固者の父、どこかいい加減な母、喧嘩ばかりしてる兄とそれぞれ二人きりで向き合うシーン。
そんな家族に自分の歌を届けようとするシーン。
そして喋ることのできない父が振り絞る"言葉"と、彼女からの手話のメッセージ。
数え切れないほどある印象深いシーンのどれもが堪らなく愛おしく、思い出してもまだ泣けてくる…(涙腺のネジがバカになったかも)
ルビーを演じたエミリア・ジョーンズの美しく心に迫る歌声も必見必聴。
その家族を演じた3人の役者陣は、実際にも聾唖者である。
この作品の余りある魅力を語り尽くせるほどの言葉を私は持たないので、ぜひ実際観てもらって"目で"感じてほしい。
ずばりアカデミー賞これで決まりでしょう!
頼むよー。この年で暗闇でしゃくり上げるわけにいかんのよー。我慢するのが大変すぎるのよー。
序盤から主人公の澄み切った歌声で涙腺が刺激され出すのだが、クライマックスの手話付き「青春の光と影」で大決壊。
自然に出そうになる嗚咽を我慢するのに本当に苦労した。「心が震える』ってこういうことなのだな。
障害の為とはいえ子供依存が過ぎる幾分毒親ぎみの両親が終盤娘と向き合う時に見せる表情の変化。父は逞しく、母は慈愛に満ちて序盤とは別人かと思うほど美しい。
また娘の晴れ舞台、その才能を体感するべきシーンで他の聴衆と同じ感動が得られない、この歯痒さ、寂しさ。
でも音で伝えられないからラストのハンドサインが強烈に胸に響く(真似すると指攣りそうだけど)
いやー会員のお好きなダイバーシティも100%カバーしてるし、もう絶対「…and Oskar goes to “Coda!”」で決まりでしょう!(あくまで俺評価)
全体的に明るいストーリー展開
耳が不自由な家族の中で
ただ一人耳が聞こえる娘
家族か自分の夢かの選択に悩むも
家族から背中を押されて
夢に進んでいくストーリー
笑いあり涙ありそして劇中歌ありで
飽きることもなく集中できた
耳が不自由な家族側からの描写で
自分には聞こえない娘の歌声で
涙する人を見つける父親
その時何を感じたのだろうか?
見終わったあと
カーラジオから流れる懐かしい曲に合わせ
歌いながら運転して帰ってしまった
なんか心が洗われた(笑)
アカデミー賞ノミネート作品ということで、候補作品の中で1番面白そうだったので鑑賞
期待通りに面白かったですね
彼女の環境は特殊なものだけど、物語全体に漂う明るい雰囲気の為か
描かれてる葛藤や悩みは普通の家庭にも通じるもののように感じて
ぐっと作品に没入できました
彼女の歌に対する情熱が感じられる演出がもっとあればなおよかったかなーとはちょっと思いましたけど、、
良作です
しかし、漁師が魚を安く買い叩かれてるのはどの国ても共通なんですね日本でも似たような話聞いたことがあるし、、
「腫れ物」にさわらない聴覚障害者の映画
すべてが予定調和で、たぶん、こうなるんだろうなぁと思った通りに物語が進んでいくが、それは決して悪いことではなく、逆に、心地よいし、暖かい。聴覚障害者の家族を、変な配慮や忖度を排して、きれいごとではなく、生々しく、それでいて、前向きに、明るく、賑やかに描いているのが良い。
当初、娘が自分たちを手伝うのは当たり前と思っているかのような両親のエゴには違和感を感じたが、家族というのは、そういうものなのかもしれないとも考えさせられる。なによりも、そうした家族のエゴは、終盤、両親が娘を送り出すにあたっての感動を増幅させる装置としても機能している。
ただ、一点、腑に落ちなかったのは、母親が、娘に、産まれて来る時に聴覚障害があるように願ったと心情を吐露する場面。本当にそんなことがあるのだろうかと疑問に思ったが、実際に聴覚障害がある俳優が演じている以上、ある程度のリアリティーはあるのだろう。健常者には知り得ない、聴覚障害者の特別な世界を垣間見たような気がした。
泣けます、いい映画!
最近いい映画に出会えてない。と、思ったら(コーダあいのうた)は所謂、いい映画。夢を諦めない主人公ルビーと障害を持っている家族の愛溢れる物語。昨年夏、最近の冬パラリンピックで障害を持っている方々の素晴らしいプレイを見た後では、エーッ?今でも聾唖ってだけでこんなに差別するかな?と、思うが魚臭いだけでも学校でイジメに確かに合うよね、しかも、ちょっと変な家族だし。うんうん。大海原に向かって唄うルビーの歌声は素敵。夢を諦めるなって云う兄貴もカッコいいし、ママは少し毒親っぽい。パパも口ばっかり。何処にでもいそうな家族。実は家族離れ出来てないと悟る主人公も日本の家庭でよくあるようなお話。毎日悲惨なニュースばかりで夢が無い昨今だから観て、泣いて欲しい。世界中の人々が普通に夢をみられる世界が来て欲しい。
恐れずに一歩踏み出してみる
聾唖の両親と兄と暮らしている健聴者の高校生ルビーは、自分の生活より家族を優先するのを当たり前として生きてきました。けれど、唯一の愉しみの歌の才能を教師に認められると、だんだんその生活に疑問を感じます。でも自分の夢を実現すると大好きな家族の側にいて助ける事が出来ない・・・
聞こえない父と兄が漁師というのは無理があるのでは?と思っていたら、免許を取り消されたりしていました。アメリカの漁業従事者の問題点を監督が取り上げたかったのでしょうか。
自分と違う者への不寛容や偏見、ヤングケアラーなど様々なテーマがあり、演出に多少のわざとらしさはありましたが、家族の明るさと、初めは大きい声を出すのをためらっていたルビーが次第に自信に満ちてのびやかに歌う姿が爽やかで好感が持てました。
障害者の親や家族が健常者の子を抑圧するというストーリーの難しさ。そ...
障害者の親や家族が健常者の子を抑圧するというストーリーの難しさ。それを扱った素晴らしさ。娘の葛藤も描かれていた。親からすれば子どもがむしろ聾唖者であってほしいと願うようなエゴ。母親はエゴ丸出し。コンサートでの両親の無関心さ。
素晴らしきは役者としても合唱部の先生。
うまく喋れなかったからこそ、歌が彼女にとっては重要で、感動的なのは試験で手話付きで歌う場面。それまでは、恥ずかしくて親の感情表現をちゃんと訳さなかった彼女が、歌に自分をぶつけるようになってから、交渉場面でその感情を伝える。
彼女の歌う喉に手を当てて父親が聞くシーンも感動する。
健常者と障害者のはざまにいる少女の苦悩をこんなに素晴らしく表現したものがあっただろうか。
歌超えも素晴らしかった。
障害者たからこその家族の結束の大きさも感じる。そこを離れて生きてこなかったとする彼女の言葉は重い。
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