コーダ あいのうたのレビュー・感想・評価
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今年度ベスト作になる予感
この映画だけは観て欲しい。
日頃、映画館に行かない方も騙されたと思って駆けつけて下さい。有給休暇を取って観て下さい。Netflixまで下りてくるまで待とうなどと思わないで下さい。
終盤、映画館でしか味わえない、演出上のマジックが訪れます。見た方は全身に震えが来て、その映像・音楽表現の素晴らしさに陶酔することでしょう。
今年、この作品を超える作品は現れないかも知れません。この映画を見ないと言う選択肢は、生まれてから一度も鮨や鰻や焼き肉を食べずに死んで行くに等しいです。ぜひ、映画館へ。
エミリア・ジョーンズに100点
いかにもフレンチなエスプリと下ネタに彩られ『青春の光と影』がシンクロする青春讃歌
ポスタービジュアルに騙されがちですが元々フランス映画のリメイクですし製作もフランスのパテ・フィルムズなのでほぼ全編いかにもフレンチなエスプリと下ネタに彩られたコメディ。次から次へと繰り出されるオフビートなギャグに笑っていると聴覚障害者から見えている健常者の不寛容と非常識もいやいや君らはこっちだろ?と突きつけられるので凶悪です。家族で唯一の健常者である主人公ルビーに与えられた歌の才能が耳が聴こえない家族には理解が出来ないという絶望に光を与えるのがジョニ・ミッチェルの『青春の光と影』。シャーリーンの『愛はかげろうのように』にも通底する世界観を持つ人生讃歌がルビーの青春ともシンクロして届くはずのない歌が届いた瞬間にしっとりと泣けました。
エミリア・ジョーンズ他演技陣は皆素晴らしいですが、個人的には昔『愛は静けさの中に』で心を奪われたマーリー・マトリンが一番印象的。30年ぶりくらいにスクリーンで見た彼女は当時よりもキラキラしていてキュート。虜になりました。
終盤は涙、涙
オリジナルのフランスの作品はもっとコメディ寄りな印象だったので、こっちの方が障害に真正面から向き合っている感じ。更にそこに親の経済的問題、第一次産業の労働者の置かれた状況も絡めて、オリジナルを超えようと努めている。また、一家の末っ子というのもポイント。
特に発表会で男の子と2人だけの歌の時、聴覚障害の両親と兄だけがこの歌声を聞くことが出来ず、周囲の保護者や同級生達が娘達の歌声に感動しているシーン。疎外感が、周囲のリアクションによって喜びに変わっていく様子がとても良かったし、我々にも耳が聞こえない気持ちの一部を疑似体験させてくれた。
ウーン、今年3週目にして2022年の少なくともベスト10には入るのでは⁉︎
静寂に感動する
自分以外耳の聞こえない家庭で生まれ育った少女が歌手になるという自分の夢と家族との間で葛藤する話。
障害者のある家族を題材にしているけど、自分の夢を理解してくれない親、家族のためを思って自分の夢を諦めるかの葛藤、保守的な親世代と子供世代とのギャップなどなど、めちゃくちゃ普遍的な家族の話。
最後のオーディションで先生に助けられて上手く歌えたルビー、個人的にちょっとずるくない?と思ったけど、この"ちょうど良いアシストの仕方"がハンディキャップのある人への理想的な姿勢なのかなと思った。
この"ちょうど良いアシスト"のバランスが難しくて、フランクが漁業関係者達に向かって演説する時に通訳するルビーはアシスト(演説する行動はフランク発信)で、値段交渉をする時に割り込むルビーはアシストじゃないんだろうな。
漁業監視員の人は立場的にちゃんとフェアに監視しているからあの行動に出たのだとは思うけど、だったら警備船も音だけじゃなくて光でも警告するというアシストは必要だよね。
そして、耳の聞こえない世界を体感させられる瞬間がこの映画の中で1番感動した。歌で泣かすところに逃げてないフェアな映画だと思った。映画館が静寂に包まれる瞬間、映画館で見て良かったなと心の底から思いました。
母親と父親目線
最後の指サイン
家族の絆と依存
親の下事情知るとか17歳には地獄だと思う。
お兄ちゃんがカッコいい
ルビーの歌が上手い。役者の声?アテレコ?どっちだろ
普通の家庭ならコンサートで娘の進学を認めるんだろうけど聞こえないからまだ信じきれないんだよね。
その後家に帰ってそばで歌ってもらって、声の振動とか唇の動きで感じ取るシーンで泣いてしまった。
手話習いたくなる。拍手だけ既視感あると思ったらミッドサマーだった。
心が救われる映画
聾唖の世界
使命の無い人はいない
こんな時代だからこそ一歩踏み出す勇気と感動を与えてくれるこんな作品が必要
海上で波に揺れる船から聞こえてくる歌声、はじまりから良い作品の予感。
テンポ良く、主人公の仕事、家庭、学校での生活を見せてくれる。
主人公をはじめ、お父さん、お母さん(マーリー・マトリン!)、お兄ちゃん、親友、彼氏、そしてV先生。みんないい人、魅力的。
最初の食事のシーンや両親の激しいセックスシーン、聞こえないから音を立てていることに無頓着なことや、生まれてきた子どもが耳が聞こえたら寂しいと思うことなど、はっと気づかされることが多かった。
コンサートでのデュエットシーン、それまで練習風景で何度も聞かされた歌をここでまたか、と思ってたら、、やられた。驚きから感動。なんて粋な演出なんだろう。
技術でなく、魅力と才能でバークリー音楽大学に合格する主人公を演じたエミリア・ジョーンズの魅力と才能に拍手したい。
たくさんの気づきと感動を与えてもらうことができました。
爽やかな湖でのシーンも含めて、いつまでも多くの人に愛される作品になるだろうな。
こんな時代だからこそ多くの人に観て欲しい作品だけど、残念ながら映画館観客ひとりきりの貸し切りでした。
レビューのタイトルに「ラストは○○○」て書く人なんなんだろう。
いい作品を観た。
ルビー役のエミリア・ジョーンズの演技と歌声が
とても良くて、手話が本当に自然で、子供の頃から
なにも疑問なく使ってきたであろう感じが
よく出ているし、小さい時からどれだけ家族のことを
支えてきたのかとてもよくわかるストーリー展開に
なっているし、歌声も伸びやかで、とても温かく感じる。
他のキャストも同様で、父、母、兄がそれぞれ個性的で
特に父フランクと兄レオが良かった。
娘想いの優しい父と、妹が家族の犠牲になっていることに
イラつく兄。それぞれとてもいいシーンがありました。
高校生らしいシーンもあって好感が持てました。
学生時代って特にどんな人に出会うかで大きく影響されることも
あると思うので、V先生に出会えたルビーは本当に良かったと思う。
はからずとも号泣。
基本的に映画を観に行くときは出来るだけ前情報を入れないようにしている。もちろん、予告なんかは仕方ないけど。で、この映画も前情報ほとんどナシ、聾唖の家族に一人だけ健常者の娘がいるってことくらい。
結果、号泣しました。
良作品です。音楽映画はのべつ幕なし観てますが、上位に入ります。背景以外のストーリーは特段珍しくないですが、演技が良い。本当に良いです。公式サイトで調べてみたら、聾唖役のお父さん、お母さん、お兄さん、みなさん本当の聴覚障害者ということなんですね。観ている側が引き込まれるわけがわかりました。
僕の亡くなった祖母も聴覚に障害がありましたので、感情を揺さぶられました。若い人たちに特に観て欲しいなあ。
ルビーは「SOHO」に行かないでね😜
予告編で心掴まれました。
これは観なければならない‼️
健気なルビー。
家族唯一の健聴者として家業を手伝い、
学校で魚臭いと虐められても、
歌が好き♫
そして彼が好き♥️
V先生との出逢い。
彼女の才能が溢れ出す。
今度犬のマネしてから歌ってみよ👍
そして彼とのデュエット。
家での練習シーンvery good‼️
ギター弾きたくなりました❗️
そして仲直りからの・・・サイコー‼️👍
難聴の家族と、自分の将来。
彼女の背中を押したのは・・・ココですわ‼️😭
ここで泣けない人は人でない‼️
終始ルビーが可愛くて、
しかも歌上手くて大好き❤
他で好きになったのは、
やっぱり兄レオかな👍
正直、まあ想定内でした😅
でも涙は止まりませんでした😭
直近で観たのが、
「Lastnight in SOHO」なので、
色々境遇がダブりましたが、
こっちはアメリカ❓カナダ❓の話でしたね😅
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