コーダ あいのうたのレビュー・感想・評価
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これは観てください🙌
レビューが高かったので観ましたが、これはいい🙌
生涯の中でも、かなり上位にランクされる作品ですね😉👍️🎶
家族のみんなが本音で話すところが、自分には心に刺さりました🙌
どんな困難でも、家族の愛があれば、乗り越えられるんですね❗️
是非是非観てください🙌
ステキな家族に万歳
Child of Deaf Adults
家族の話を中心に置きながら、17歳らしい恋愛や進路に悩み励む姿はリアルで感情を温められ、強く優しく揺さぶられた
・総評と繰り返しになるが、聾者の家族の話が中心であるが、学校での生活や恋愛に関しても愛らしくて、惹き込まれた。また、生活音は騒がしく、対話は静かという"普通"とのギャップは興味深く、聾唖者の過ごす環境についても、非常に勉強になった。
・マイルズを演じたフェルディア・ウォルシュ=ピーロを観たのは『Sing Street』以来だけど、6年経っても高校生役をやっているのは意外。
・この映画に関することでひとつ気になったのは、日本用のGAGAの予告映像だけ。どれがオリジナルの予告映像かは分からないけど、先に公開してるApple TVの予告に無いシーンが2ヶ所GAGAの予告にはあり、それが本編を見せ過ぎであり、勿体ないと感じた。
・映画全体を通じて、聾者視点と健聴者視点のコントラストが効果的で興味深く、ユーモラスであり、映画の特性を生かしている作品だった。
オリジナルから進化しててよかった。
お父さん役の人、クリミナルマインドのシーズン8のエピソード1に出てた人。サイレンサー。被害者の口を縫う人。
見るつもりなかったけど、codaが音楽記号のコーダのことではなく、「Child of Deaf Adults」「聾の親を持つ子ども」の意味だと知って、真面目な雰囲気を感じて見に行った。
オリジナルの「エール」も見てたんだけど、悪くないけどちょっと大味ねとか思ってて、「コーダ あいのうた」という邦題がだせーと思ってたのでスルーするつもりだった。
本作はオリジナルのコメディ色を薄めて、家族間の葛藤や対話に注力していて、すごく良い作品になってた。
「エール」でも思ってたけど、あの程度の(付け焼き刃な)受験準備で、ポップスを辿々しく歌ってただけで、音大受かるか?とは思った。
ジョニミッチェルのボースサイドナウは好きだけど。ラブ・アクチュアリーでエマトンプソンがなく時かかってる曲ね。
オスカーのダークホースであれ!
歌う、笑う、不貞腐れ怒る、焦る…ロビーの全ての表情が脳裏からも心からも離れません☀️
フランス版「エール」の心地良い後味が大好き!そのリメイク版!期待値も上がりましたわ!
見事に期待以上の感動を得られたのもドキュメンタリー?と思わせる様な周到な創りに
細かな手話メインのリアル演技…
ロビー役エミリア・ジョーンズの春風の様な歌声🌸
健常な普通の家族以上の深い絆のこの一家を見続けているうちに紛争やコロナ禍でどうにもならない現状を忘れさせてくれた気がしました
沢山の高評価と熱きレビュー数が物語るよう
本当に人々が求めてる想いを多いに感じました
「愛の歌・家族愛溢れたエール」を世界中の人に届けるこんな作品こそがオスカーに輝くのが理想です!!
…個人的にV先生…タイプです😁
映画館での鑑賞をおすすめ!
家族で唯一耳が聞こえる少女が抱く家族との葛藤や愛情、才能ある音楽へ挑戦する不安などを描いた作品です。以前に映画館で予告編を見て気になっていました。たまたま時間が空いた時に検索したら近くの映画館で上映していたので運よく鑑賞することが出来ました。
他の方もコメントされていますが、鑑賞後は非常にすがすがしいです。いわゆるハッピーエンドです。でも、障害者を取り巻くハッピーエンディングストーリーを期待して鑑賞すると、下ネタ攻撃に参ってしまうかもしれません。初めてできた彼女と初デートで見に行ったりすると、鑑賞後に感想を話しているときに沈黙が流れたりするかも。でも、コンドームをヘルメットに例えて力説していたお父さんのシーンは非常に面白かったです。
実は、こうした下ネタに対する反応というものもお互いの価値観を理解する上では貴重なものです。全く受け付けないのか、何も考えずに大笑いするのか。2択ではないと思いますが、こうした価値観は近しい方が恋愛や結婚はうまく行く気がします。
手話で話しているシーンでは映画館が静寂に包まれることがあるのですが、そうした経験が出来る映画もなかなかないと思います。ぜひ映画館で鑑賞して欲しい作品です。
二つの世界にいる主人公=BothSideNow
「Both Side Now(青春の光と影)」この映画を一言で語るとしたら、本作に登場するこの曲のタイトルがふさわしいでしょう!
聾唖者の家族で生まれ育った健聴者の主人公が、「歌うこと」を夢みて奮闘する物語。アカデミー賞のノミネート作であり、日本でも話題の青春音楽映画。
自分としては珍しく、観賞前に予告を観てない映画なのですが、評判を聞き付けた親に誘われて一緒に観賞しました。
結果、「グッバイ、ドン・グリーズ!」に続いてまたしても大きな感動を呼ぶ映画でした!!
正直に言うと、子供や高校生が主人公の音楽映画はストーリー展開が似てる作品が多いので、そこまで高い期待値で挑みませんでした。実際、ストーリー構成における主人公の家族や学校との関係の変化は最近の「カセットテープ・ダイアリーズ」やイギリスの名作映画「リトル・ダンサー」等と対して変わらないです。
なので、ストーリー展開における驚き等はさほどありません。
では何故それでも感動したか?
それは、演出の上手さにあります!
これほどまでに心揺さぶられる演出が出来た理由は恐らく、監督のシアン・ヘダーが徹底的に聾唖者の視点に立ちながら製作したからだと思います。
その演出は終盤で特に上手く表現されていて、聾唖者と健聴者との隔たりやそれによって生まれる絆等、切なくも感動する場面が非常に多かったです。
監督のインタビューによると、脚本の段階から手話の専門家の協力を行い、自らも手話を学んだそうです。
また、主人公の家族に実際の聾唖者の俳優を起用したことで他の作品と比べてより現実的に描かれていました。
(なので、両親二人とも平気で下ネタを言いますw)
なので、主人公の家族を演じた父親役の俳優はオスカーにノミネートされただけあって非常に良かったですし、母も兄も非常に良かったです。
主人公を演じたエミリア・ジョーンズも歌と演技の両方上手かったです。
ちなみに、主人公の想い人を演じた男の子がまさかの「シング・ストリート」の主人公を演じた子だったのは結構ビックリしました!(笑)
また、主人公と音楽の先生との絆も非常に良いです。
どこか浮いていて非常に厳しくてたまに怖い先生ですが、主人公の実力をちゃんと評価して、だんだんと主人公の良き理解者になっていく様は非常にハートフルでした!
この映画では、常に健聴者と聾唖者の両方の視点で描かれています。特に、主人公は健聴者でありながら家族は全員聾唖者なので手話が出来るという、ある意味どちらの世界にも立っている存在です。
そこで生まれる葛藤や成長が描かれており非常に胸熱になれます。
だからこそ、この映画は「Both Side Now」の曲が主人公をこれでもかというくらいマッチしていて、それが終盤で非常に上手く表されていました!
この曲がこの映画の全てを表しており、良い内容を更に感動を生んでいます!
音楽映画は傑作が多い!
それを証明づける一つであり、またしても素晴らしい映画が生まれました!
愛ってすごい。家族ってすごい。
歌詞を字幕にすること
振り絞る言葉
父母兄の3人が聾唖者の中、唯一健聴者の娘。好きな歌で音大を目指したい気持ちと、通訳として家族の生業を支えなければならない使命との狭間で揺れ動く気持ちと、家族の愛を描いた作品。
漁師として働く父と兄。魚を卸すにはルビーの通訳が欠かせない。家族仲は良く、うまくやっている4人だが、ある時ルビーは歌の才能を見出され、遠く離れた音大進学への夢を持ち始める。しかしそれは、彼女の通訳を頼りとする家族にとっては死活問題になることを意味する。。
さらにそんな状況下、漁業制限新設の為漁には監視員が付くことになり、漁師たちは猛反発。そしてこの一家には、更なる問題が発生し…。
聾唖と健聴者の家族構成を軸に、様々な角度から心に突き刺さる作品。
家族が聾唖なことによる、同級生たちから見られる好奇の目。好きになった少年とのいざこざ。家族を守りたい気持ちと夢を追いたい気持ち…う~ん。
大変なハンディキャップを背負いながらも、ルビーの力を借りているとはいえ他の漁師と同じように働く家族の姿。力強い。
こんな言い方してはいけないのかもしれないが、両親は気づかないうちにルビーの存在を当たり前のように思ってしまい、中々羽ばたかせてあげられない。それでも娘を想う気持ちはやはり強く、良いご両親ですよね。
…まぁでも、寧ろ問題はちょっと陽気すぎるその性格にあるのかも(笑)
マイルズが来たときのやりとり…そりゃあルビーも怒るわw
そしてお兄さん。兄のプライドっていうのも勿論あると思うが、実は一番冷静な目でルビーを見守っていてくれていたんじゃないかな。海辺でのルビーとのやり取りは胸がアツくなること間違いなし‼最後の一言はちょっとアレだったけど…。
耳が聞こえないことにより、ルビーの才能に懐疑的だった家族。そんな両親に、彼女の才能を気づかせたモノとは…。そして、ルビーが歌に乗せて伝える想いに涙。先生の粋な計らいもグッド。
大きな壁がありつつも、互いを想い合う愛と絆、そして懸命に生きる家族の姿にグッと来させられた作品だった。
まっすぐな気持ちと歌声に心が震える
思春期の岐路に立つルビーの葛藤と聾唖の家族の正直なおもいが交差する様子に切なくなり、障害がうむ現実や手話についてあまりに無知なことを自省した。
そしてユーモアと愛ある家族関係やルビーの才能を見つけ熱血指導にあたる先生のくすっと笑える個性と思いやり、現実的で素朴な漁師たちとのからみ、ほのかな恋心のめばえや変化などがいきいきとした空気感を孕みながらたたみかけてくるうちに、いつのまにか田舎の港町の住人の一員となり、ルビーと一家をハラハラ涙しながらもあたたかく見守る自分がいた。
人間くさく綴られていくコーダ(聾唖者の家の子ども)ルビーの日々の物語は、表情豊かで素直な彼女の歌声が軸となり溢れんばかりのフレッシュさでなんども胸を打ってくる。
生身の人間が生きている今という時間の貴重さ、さらには障害に関係なくどう生きようとしているかにある価値の意味を思いださせるにじゅうぶんだ。
また、発表会のシーンの見せかたは斬新だった…
当事者の気持ちに不意にうつりかわり静けさのなかに不安感と想像力を膨らませた。
やがて研ぎ澄まされていきパズルの1ピースがさいごにぴたりとはまったときのように、会場中にきこえなかった音が淀みなく響いた瞬間に立ち会った感覚だった。
原作エールの鑑賞後よりもいちだんと苦くすっぱく、いちだんとさわやかでやさしい風が吹き抜けていった。
ひとつの壁を自分の意思とまわりの愛でのり越えた成長を音楽用語codaと重ね、こころで拍手。
旅立ったその後のルビーに映画館を出てからも何度も思いを馳せている。
笑って泣けるとはこのことや
泣けました
歌が刺さりまくる感動作
メチャいい話みたいだったので観ないほうが身のためだと思ってたけど、アカデミー賞作品賞にノミネートということで上映最終日に滑り込んだ。
耳の聞こえない両親と兄、そして健聴者の妹の4人家族の物語。間違いなく苦手ないい話なのに何の抵抗もなく感動した。てか激しく感動した。
音楽がツボだった。
合唱部がヤバかった。
マーヴィン・ゲイの“Let’s Get It On”を合唱部で歌うなんて悔しいなぁ。自分も高校の合唱部時代に戻りたかった。戻ってソウルを歌いたかった。
マーヴィン・ゲイ&タミー・テレルの”You're All I Need To Get By”、アイズレー・ブラザーズの"It’s Your Thing”と続くアドレナリン出まくりのソウル3連発。白人の高校生たちなんだけどねぇ。
クライマックスは世界共通語的なジョニ・ミッチェルの”Both Sides Now”。ここでの演出は破壊力があった。耳の聞こえない家族が歌を聴いた。家族がひとつになった。嗚咽をもらした。
聴こえなくても心には届いている
家族の中で自分だけが健常者の主人公が家族のサポートもしながら、歌手になる夢を叶える為に奮闘していく。というストーリーなので基本家族愛やサクセスストーリーなどの感動する話がメインなのだが、その中に家族との掛け合いがユーモラスに描かれていたり、いきなりド下ネタを投下してくるあたり(当然だがこれがダメな人もいるだろうな…)のコメディ要素も結構濃くて、笑って感動できる良作。個人的に映画「セッション」に「音楽って本来もっと楽しいものだろ…」というモヤモヤを抱いていたが、やっぱり音楽を練習するのに体罰や過酷な練習は必要ないんだよ。と確信した。車で大ボリュームで音楽をかけて「ケツにくる振動がいい」(つまり重低音を体で感じている)と言っていた父親が喉に触れて娘の歌を体で感じていたシーンがめちゃくちゃ心に残った
お父さん名演技!
ろう者のお父さんがとてもいい味出してる!下ネタばっか言ってるお父さんが、娘を思う気持ちが伝わってくるクライマックスは感動でした。
無音になってはじめて観客もろう者の世界を体験する。聞こえる人と聞こえない人の世界が綺麗事ではつながらないことを思い知る。
そしてヤングケアラーとして生きることを決める娘と、それを求めてしまう親。その事実に苛立つ兄。
父は娘への思いが変化していく様子が描かれるが、母と兄はその過程がわからないのが残念。
漁業組合を立ち上げることでろう者が「社会」に主体的に関わっていく様子は良いが、もう少しろう者から世界を変えていく(人々の心の壁がなくなっていく)様子が描かれてもいいのでは。
明るい家族と「普通」の一人娘
通訳の苦悩が報われて良かった
幼い頃から家族の通訳が当たり前だったであろう彼女の苦悩が少し分かりました。病院で父親の症状を説明させられるとか大変過ぎる。
症状をメモし、事前に医師とは筆談を希望するとか出来なかったのか?そこまで何もかも耳の聴こえる娘任せ?
漁船も、幼稚園くらいの娘なら危ないし、その頃は父と兄だけならやはり巡視艇のサイレンとか無線聞こえないはずだし、どうやってたのか??と疑問。たまたまこれまでは事故は無く、でもそういうことも含めて違反船が無いかどうか監視員を乗船させることになったのだろうか。
コンサートでの無音演出と、オーディションでの彼女の歌い方、とても良かったです。自分だけ障害が無いこともつらいのだと、少し理解出来て良かったです。
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