「ダブルでネタバレになる、いけないレビュー」コーダ あいのうた Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
ダブルでネタバレになる、いけないレビュー
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印象に残ったのは、家族視点の無音世界のコンサート会場のシーンと、家に連れてきた友人とともに親の営みを目撃するシーン。
ストーリーは、家族に頼りにされる主人公が学校で音楽の才能を認められ、家族の未来と自分の将来との狭間で悩む。リバーフェニックス主演の『旅立ちの時』(1988年制作 原題:Running On Empty)に似ていた。
今作は、①父と母や兄の性描写がある。②ところが主人公はキスまでしか描かれていない。解釈は、①愛情を身体で表現する家族。②主人公は今まで特定の相手がいなかった。家族のために自分のことを二の次にして妥協したり我慢して生きてきたのだろう。
歌も素晴らしく、感情移入がしやすくて感動の場面が多い。
見始め、歌のレッスンと漁業の異なる二つの世界がどう繋がるか見当もつかず、主人公以外のセックスシーンが伏線なのかストーリーにどう関係するのか、描写の必要があるのかと懸念した。
今作は希望に満ちた終わり方であり、そのラストの展開までもが、大好きな作品『旅立ちの時』と似ていて驚いた。これはダブルでネタバレになる、いけないレビューだ。
結局、無駄のない脚本と必要な描写で大満足した。
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りかさんのコメント
2024年2月18日
こんばんは♪共感していただきましてありがとうございました😊
『旅立ちの時』が来ましたか。
あの両親犯罪者ですが。
リバー•フェニックスの役は共通しますね。ラスト親が折れるのも。
あの両親は、長男がいなくても困ること無い、と思いますが。
いかがでしょう🦁