「大切なのは声で何を伝えられるか」コーダ あいのうた 猫柴さんの映画レビュー(感想・評価)
大切なのは声で何を伝えられるか
〜あいのうた〜 という副題と
聾唖者家族の話という設定で
感動の押し付けものじゃないかと敬遠してたんですけど
その心配は杞憂でした。
とにかく明るくてエネルギーに溢れてる家族と
音楽が大好きで、コーラスと家族と仕事、勉強
そして恋に全力で向かう主人公が
ユーモアを交えながらキラキラと輝いてました
音楽の指導者のV先生がまた素敵
ボブディランの声をデビットボウイは
砂と糊みたいだと言ったけれど、大切なのは
何を伝えられるかだ
とルビーに教えます。
『音楽』 がわからない家族を招いたコンサートで
ルビーは確かに何かを家族に伝えた。
それは空気感や熱のような形のないものだったけれど
家族の心を動かした
そこからラストにむけては
涙なしではみれません。
きっとこれからも繰り返しみるだろう一本
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