「虐待に感じてしまい私には無理!」コーダ あいのうた たっつん P子さんの映画レビュー(感想・評価)
虐待に感じてしまい私には無理!
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後半になって父親がルビーを1人の大人として見ようとするまで、辛くて見てられないんだが!
だって、子供がお金の心配して家族以外の大人と対峙しなきゃいけない事、時に社会の緩衝材として言葉を変えたり親以上に大人にならなきゃいけない状況。通訳として親の世話をしなきゃならず、時に親のSEX事情聞かされたりする。親たちがルビーの言葉に耳を貸さずに家族内での聾者多数で淘汰する環境、何より親たちが耳の聴こえるルビーの前で聾者以外を嫌悪してる事も、親が親であろうとしない状況を虐待に感じてしまう。
聾者やヤングケアラーと言う設定だけで飲み込めないって感じるほど、ルビーが当たり前と思ってる環境がただの子供って置き換えたら嫌だなって思えちゃう。通訳が必要とか言う前に筆談すれば?漁なんか他の船の船員と1人交換するくらい誰かに頼めないの?
オリジナルの映画「エール」では親たちはポーラの事頼りにしてたけど、ここまで無闇にって感じがしなかった。畜産農家で社会との距離をいい感じで取れてたけど、ルビーの家族の仕事は聾者対聴覚者って社会に対してまで壁を作らず子供のためにもっと適合する努力をするべきじゃない?って思っちゃうんだよね。
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