「ものすご〜くスイートな佳品」コーダ あいのうた つくねと皮以外は塩さんの映画レビュー(感想・評価)
ものすご〜くスイートな佳品
感動的な映画であることは認めるけど、万人受けするように迎合した(妥協した)部分の甘さがひどく気になった。「いいお話」と「いい映画」であることは全く別の話であって、これがアカデミーの作品賞って...、いくら何でも甘っちょろ過ぎるでしょう。エピソードの組み立て方があまりにも類型的。感動させようという制作者側の寄って立つところが、練った脚本でも斬新な映像でも演出力でもなく、「家族愛」と「音楽の素晴らしさ」に沿った「お話し」であることに鼻白む。洋楽好きとしては楽しめる選曲だったから★半分オマケ。
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