「鑑賞動機:脚色賞8割、たまには劇中で誰も死ななそうな映画観ようかな2割。」コーダ あいのうた なおさんの映画レビュー(感想・評価)
鑑賞動機:脚色賞8割、たまには劇中で誰も死ななそうな映画観ようかな2割。
『エール!』未鑑賞。スタン・ハンセンは🤘のように思います。
サンダンスで評価されたとはいえ「御涙頂戴感動消費用製品なんじゃないの?」と思ってスルーのつもりだったのですが。至らないところもあるけれど、誠実に丁寧に作ろうと努めたんだろうな、と思えました。また一つ新しい一歩が踏み出されたってことでしょう。
エミリア・ジョーンズがすっかり大人になって(『ゴーストランドの惨劇』比)、そしてこんなに歌がうまいとは思いませんでした。
ガッツリ下ネタがちょいちょい投入されてて、笑っちゃいました。だからPG12なのですね。年頃の娘的には勘弁してほしいでしょうが、コッツアー/マトリンのラブラブ両親のイチャイチャぶりにほっこり和みます。そして汚い言葉の手話🫣や兄貴との罵り合いのふりしたじゃれあいも、ほわほわします。キツイ事言う母ちゃんだって、決して搾取しようとしてるわけではないでしょう。結局のところ、この特別な家族の話ではなく、どこにでもいる家族の普遍的な話であり、それをよくある話と捉えるか共感できる話と捉えるかでしょうか。
いい意味でよくできた作品だと思えました。
一緒に観に行ったお友達は泣いちゃって大変でした。かわいいです。
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