「歌が刺さりまくる感動作」コーダ あいのうた エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
歌が刺さりまくる感動作
メチャいい話みたいだったので観ないほうが身のためだと思ってたけど、アカデミー賞作品賞にノミネートということで上映最終日に滑り込んだ。
耳の聞こえない両親と兄、そして健聴者の妹の4人家族の物語。間違いなく苦手ないい話なのに何の抵抗もなく感動した。てか激しく感動した。
音楽がツボだった。
合唱部がヤバかった。
マーヴィン・ゲイの“Let’s Get It On”を合唱部で歌うなんて悔しいなぁ。自分も高校の合唱部時代に戻りたかった。戻ってソウルを歌いたかった。
マーヴィン・ゲイ&タミー・テレルの”You're All I Need To Get By”、アイズレー・ブラザーズの"It’s Your Thing”と続くアドレナリン出まくりのソウル3連発。白人の高校生たちなんだけどねぇ。
クライマックスは世界共通語的なジョニ・ミッチェルの”Both Sides Now”。ここでの演出は破壊力があった。耳の聞こえない家族が歌を聴いた。家族がひとつになった。嗚咽をもらした。
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