アントラーズ

解説

「シェイプ・オブ・ウォーター」のギレルモ・デル・トロが製作、「クレイジー・ハート」のスコット・クーパーが監督を務め、アメリカ先住民族に伝わる怪物「ウェンディゴ」の伝説をモチーフに描いたホラー。オレゴン州の寂れた田舎町。かつて父から虐待されトラウマを抱える教師ジュリアは、内向的な生徒ルーカスの異変に気づく。家庭での虐待を危惧したジュリアはルーカスが父や弟と暮らす自宅を訪ねるが、不気味な音を聞いて恐ろしくなり、その場を立ち去る。そんな中、ジュリアの兄で保安官のポールは、惨殺された遺体や行方不明者についての報告を受ける。遺体は何者かに喰い荒らされており、その歯型は人間のものだった。やがてルーカスの父フランクに容疑がかかるが……。「猿の惑星:新世紀」のケリー・ラッセルがジュリア、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のジェシー・プレモンスが弟ポールを演じた。

2021年製作/99分/アメリカ・メキシコ・カナダ合作
原題または英題:Antlers

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(C)2022 20th Century Studios.

映画レビュー

2.5こわー

2023年9月18日
Androidアプリから投稿

ディズニーなのによくも子供が主役にかかわらずここまで残虐で恐ろしい映画つくれましたね! 怖いけどラストかわ釈然としない結末!😰

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Kayo

2.5空想の悪魔と現実の悪魔

2023年7月29日
Androidアプリから投稿

分かりやすいストーリーである。
幼少期に受けたDVのトラウマを抱える主人公、
それが原因でぎこちない関係の続く同居の弟、
ネグレクトの少年。
少年の「物語」は作品全体を示唆するものとして「やり過ぎ、出し過ぎ」感はある。

でも、こうした「分かりやすさ」は「謎解き(空想の悪魔)」よりも、「現実の悪魔」の存在にフォーカスさせるようにした、作品のスタンスだったのでは。

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みっく

3.5古の悪魔と現代の悪魔

2022年4月15日
Androidアプリから投稿

劇場公開は見送られた本作、ディズニー+でこの度鑑賞。序盤からダークな雰囲気で仄暗いシーンから始まり、個人的にだが掴みはOKだった。
場面が変わり小学校と移るのだが、明らかにネグレクト等に遭っている風貌の少年がいる。本作はその少年が自宅で監禁している「何か」との対峙を描いた作品となる。得体の知れないそれは、「ウェンディゴ」と呼ばれる古くから伝わる森の怪物だった。先住民らの教えで、現代までそれが生き続けているとの事だ。R-15+指定であり、襲撃シーンや、「それ」が生まれるシーン等の描写はキツめである。ディズニー配給だからと言って侮るなかれ。

仮にその生物が生きながらえていたとしたら、そういう残虐な事件が前から発生して騒ぎになっているのではと思うが、そこは気にしてはならないのだろう。 扱うものはギレルモ・デル・トロが好きそうな古の存在。だが幼児虐待とそれを見放す学校や、過去父親から暴力を受けていた主人公。そのせいでアルコール依存症の治療中と思しき描写も存在する。それが古の悪魔と現代社会の悪魔である。その世代を超えた人々を恐怖に陥れる存在の物が、姿形は違えど存在するという大きなメッセージを読み取る事が出来る。だがそれ程説教臭い作品ではない為、ホラー好きならば楽しめるだろう。

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Mina

2.5なんか色々惜しい

2022年3月22日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

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ジュリエッタ