魔神英雄伝ワタル　七魂の龍神丸　再会のレビュー・感想・評価

勝つか負けるかどうなるか、そんなの分かりきってる。ワタル切ってると言っても良いくらい。
見どころは、細かいシチュエーション。色の違いとか、ワタルのコスチュームの違いとか、そゆこと。

勝って終わるという予想通りの展開を繰り返したあげく、ちょっと"転!"があってから"結!"って感じ。

★★★ネ★★★

★★★タ★★★

★★★バ★★★

★★★レ★★★

６つのエピソードの（新しい世界にワープして、戦うことになって勝利を繰り返したその）あと、７つ目で龍神丸がまさかの闇落ち。
でも、ワタルが仲間とチカラを合わせて立ち直らせる。
そして、最強モードになって大量の敵をドッカーン!!
いえ～い　スッキリ!!
エンディングテーマも昭和感。
最後に画面に出てきた「広井王子」という名前も（『桃鉄』、『桃伝』、『天外魔境』とか好きだった）私には懐かしい。

懐かしいと言えば、ワタルは玩具的にはBB戦士（というSDガンダムのプラモ）よりもメジャー感があった（TVアニメやってたからグッズ展開されてたもんね）。
そんな『魔神英雄伝ワタル』シリーズの最新作『魔神創造伝ワタル』が、2015年1月から放映開始だー。

Excuse me！

初鑑賞
テレビアニメ＆OVA全鑑賞
小説版を読みました
若気の至りで『魔神英雄伝ワタル』『魔神英雄伝ワタル2』のLD-BOX購入しました

BD化はしているようだが入手できず
U-NEXTとかで動画配信もしておらずTSUTAYAでもゲオでもレンタルしておらず
なんかちょっと閉鎖的な感じが否めない
広く一般で楽しませてくれよ
と思ったけどYouTubeで約15分ずつ9話動画配信の再編集版なのね
これは盲点だったわ
なぜワタルをおすすめしないんだ！
なんJ系とかオタクくさい動画ばかりすすめやがってやめろ
とりあえず再編集版の方を鑑賞

懐かしい
新作だけど
日テレ系で放送されたテレビアニメ2シーズンはどストライクだけに自然と顔が綻ぶ

今回の旅はワタルとヒミコと虎王の3人で
敵はドバズダー
龍神丸を復活させるため七つの石を探す

龍神丸無しで戦うのかよ
しかし毎回毎回様々な龍神丸別バージョンが登場し同じようにワタルが龍の角を操縦桿のように使う

結論からするとまず約15分ずつの1話から9話までしっかり観たあとにこれを観るべきだろう
かなり大胆にカットされている
シバラクや海火子との再会はともかくオバケや犬になるとダイジェスト
昔のTBSで朝のスポーツニュースとなると西武戦以外のパ・リーグの試合結果はとても短くガラガラの関西の球場に飛び込む南海門田のホームランを思い出す
そこまでは酷くないがそれを思い出した

やっぱり林原めぐみといえばヒミコ
この負担は綾波レイや灰原哀に比べたら相当なものだろうが

虎王の声って伊倉一恵だったね
たしかに牧村香の声だ
映像の力ってかなり影響を受けるなあ
「put your hands together」が東急ハンズ次は聞こえてしまうんだからなあ
それとは違うか

悪の龍神丸の声はなぜかスッパマンぽくなった気がした

クラマは終盤にやっと再登場
男前は最後に登場するという
ヤキモキさせやがってコノヤロウ

やっぱり田中真弓はうまいなあ
田中真弓といえば戦部ワタル
感情表現のバリエーションが素晴らしい
観る側の感情に訴える芝居
彼女くらいうまい声優はいないな
若い声優は田中真弓を見習ってほしいな

現代的なものがちゃんと出てくるけれど、ワタルの世界観は変わってなかったし、もう一度ワタルを見ることが出来てよかった。

配信9話を2時間枠に収めてという感じですが、元々1話あたり15分でしたので、映画としてまとめること前提での作品だったのだと思います。
配信版ではカットせざるを得なかったシーンが多数追加され、丁寧に描くところと飛ばすところにメリハリつけていて形になっていたと思います。
オッサン、オバサン世代には良いのではないかと。YouTubeで配信されていたので後で見ればいいやって感じでいたら配信終了。
Blu-ray販売あるからと安心していたら会場販売限定。
会場限定と後から気づくも、そもそも既に売り切れのところもあり。
Blu-rayは窓口で声掛けないと買えないようなので注意です。

謎の敵ドバズダーの出現によって神部界に危機が訪れ、ワタルは創界山に駆け付けた。しかし、ドバズダーとの戦いで、魔神・龍神丸がバラバラにされてしまった。しかし、ワタルの夢の中で龍神丸がまだ命をつないでいることを知った。その夢の中で逆さまの創界山を見たワタルは、虎王やヒミコと共に再び戦いの旅に出るという話。
前知識無く初めて観たので、ドラゴンボールとマジンガーZの合体したような作品なんだと知った。
戦いはなかなか迫力あった。

2022年劇場鑑賞8本目。
本編前の新春特別対談で田中真弓さんと伊倉一恵さんが話していた事なのですが、当時10歳（ワタルと同じ年齢）で見ていた人は今40歳になって劇場に来ているという事。確かにそう。多分今の10歳はワタルに一律鑑賞料金の1900円は払わないし、1850円のバンフは絶対買わないと思います。じゃターゲットはかつての視聴者ということになりますが、40オーバーが見るには正直かなりキツいストーリー。ロボットアクションはワールド事に違うデザインの魔神（マシン）が上段に振りかぶってそのマシンの名前にちなんだ斬りをするだけなので見応えも何もあったもんじゃないです。テレビ版リアルタイムで見ていましたがはっきり言って設定全部忘れてて虎王って誰だっけ？クラマって鳥なの人間なの片目なの両目あるの？みたいな感じで、ヒミコも子供の時存在理由が分からなかったのが大人になってもまだ分からないという。特別鑑賞料金だけに相当消化不良でした。

子供の頃に観ていた、
ワタルそのままだな。
懐かしさと新しさが、
まとめて楽しめる。